「同人誌ってどんなもんか興味あるけどどこで買ったらいいか分からない」
こんな人って結構多いんじゃないでしょうか?ていうか僕もそうでした。
そこで今回は同人誌の買い方についてまとめてみました。
よく同人誌の買い方について調べると「まずは欲しい本を出しているサークルを調べて~」とか載っていますが、ここはそのような解説ではありません。
右も左も分からない素人が同人誌に触れる第一歩としての解説となります。
「同人誌って興味あるけどまずはどんなのがあるか見てみたいな」という人向けに、どこへ行けば同人誌を見て回れるのかを紹介していきます。
実際に同人誌について右も左も分からなかった僕が調べて実際に買ってみた経験を紹介するので参考になるはずです。
同人誌とは
まずは同人誌とは何かから説明していきます。
同人誌(どうじんし)とは、同人(同好の士)が、資金を出し作成する同人雑誌(どうじんざっし)の略語。
引用元:同人誌ーwikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E4%BA%BA%E8%AA%8C)
ざっくり言うと出版社ではなく個人で作成・販売している本のことです。個人と言っても一人ではなく何人か集まって「サークル」という形で作成しているところもあります。
漫画やアニメの作品を扱うものだけが同人誌というわけでもありません。
同人誌は実に多様です。グルメレポートや鉄道写真集なんかもありますし、科学をテーマにしたものもあります。
「同人誌と言えば18禁」みたいな意見もありますが、それは偏見。
実際はかなり広いジャンルにわたって同人誌は作られています。
きっとあなたの好きなものを題材にした同人誌も見つかることでしょう。
同人誌を買うと言えばコミックマーケット?
同人誌と言えばコミックマーケット。なので同人誌を買うにはコミケに行けばいいと思っていたのですが、コミケについてググっているとなかなかハードルが高そう。
「準備不足だと命にかかわる」みたいなウソか本当か分からないような情報がゴロゴロ出てきます。
暑いのは確かなので対策がしっかり必要なのは分かりますが。
ただ僕は同人誌初心者。同人誌と言っても何があるのかすら分かっていないのです。
コミケでの買い方について調べてみましたが、「事前に買いたいものをしっかりチェックして~」みたいな情報しか出てきません。
もうちょっと気軽に探したい。コミケは買いたいものが決まっててそこに向かって全力注ぐイメージがあり、全体的にゆっくりと見て回りたい人には向いてなさそうな気がしてしまいました。偏見ですけどね。
なので秋葉原で同人誌を探すことにしました。秋葉原ってサブカルチャーはなんでも揃いそうなイメージがあります。
で、調べたところ本屋だと委託販売があるみたいです。要は同人誌って本屋で買える!
というわけで初心者なりに秋葉原を回ってみて感じた同人誌の探し方をまとめてみました。
同人誌購入in秋葉原
とらのあな
店舗自体3つあるので場所を調べたいときとかは注意したいところです。A、B、Cの3店舗があります。
Bには女性向けコーナーがあるので女性向けを探しているときはB、それ以外はAかCという感じです。
何も知らずにB店舗の同人誌フロアに入っていった時のまちがえちゃった感は半端じゃなかったのでフロアを探すときは男性向けか女性向けかくらいは確認しましょう。
C店舗へ行きましたが、フロアがめちゃくちゃでかい。
店がでかいのは良いことで、通路にも余裕があって人が多い時間帯でしたが、スムーズに買い物ができました。列もしっかり整備されてて快適です。
C店舗に置いているジャンルは二次創作の漫画が多い印象でした。
漫画以外はあまり多くないので二次創作を探している人向けですね。
そして最大のA店舗。
ほかのとらのあなと変わらず二次創作がメインですが、ところどころオリジナルも置いています。
グルメ、イラスト画集、ミリタリーあたりがカテゴリ分けされて置かれていたのが印象的でした。
とらのあな秋葉原店の公式サイトはこちら。
メロンブックス
メロンブックスも秋葉原に複数店舗あり、1号店と2号店があります。
1号店の方が秋葉原駅に近いのでまずは1号店へって感じです。
とらのあなに比べるとフロアは狭め。
レジ待ちの列もできやすく、レジ近くのコーナーが見づらくなってしまっています。
こちらもとらのあなと同じく二次創作ものが多いです。
あとはレジ近くのコーナーにTRPGものがあったのが印象に残っています。
レジに行列ができるとじっくり見れなくなるのがとても惜しい。
メロンブックスの公式サイトはこちら。
コミックZIN
秋葉原には1店舗だけでしたが、濃い店でした。
とらのあな、メロンブックスに多かった二次創作ものがほとんどなく、オリジナルのものを中心に置いています。
ジャンルも幅広く、グルメレポート、鉄道写真集、ダム写真集、自転車やカメラもありましたね。科学を扱ったものもありました。
二次創作以外を探しているならここって感じでした。
問題は店内がめちゃくちゃ狭いこと。リュック背負っている人がいたら終わりですね。
とにかく置いているもののジャンルが雑多で結構おもしろかったです。
コミックZINの公式サイトはこちら。
管理人の戦利品
どうでもいいですが僕の戦利品も紹介しておきます。

一番左はよー清水氏のイラスト集。
この人の絵すごい好きなんですよね。惹き込まれる。
迫力のある絵で見てて飽きません。
真ん中は「秋葉に住む」。秋葉原周辺の施設を色々と紹介しています。
雰囲気で秋葉原の観光情報載ってると思って買ったら全然違った。不動産情報とか明らかに住む人向けの情報が載っています。
でも秋葉で生活している人の情報とか面白かったですね。実際の部屋の様子が紹介されていたりして、こんなのなかなか見られないなあと思いました。
一番右は「棚から一掴み」。評論・情報・趣味系の同人誌レビュー本です。
同人誌って言っても何があるのかわからないのでこういった同人誌のレビュー本はおもしろかったです。閉店したラーメン屋だけを特集したレビュー本があるという衝撃の事実を知った。
同人誌の幅広さを知れる一冊です。
まとめ
同人誌の探し方ですが、大きく分けて
- 二次創作 → とらのあな、メロンブックス
- それ以外 → コミックZIN
という感じでした。
二次創作以外を探していた僕がとらのあな、メロンブックスは「なんか違うなあ」と感じ、コミックZINでは「ここ良いな!」ってなったんで大体合っていると思います。
おおざっぱに何があるかを見てみる段階ではこのくらいの理解で大丈夫でしょう。
あとは気に入ったものを深堀りして調べていけばいいのです。
店についてはもう少し詳しく話そうとすると各店のポイント特典とか専売制度とかややこしい話も出てくるのでそれはまた別の機会ということで。
同人誌について興味のある人はまずは同人誌にどんなものがあるか軽く見てみるというところから始めてみるのもいいのではないでしょうか。