おはようございます。しんぺいです。
毎日更新をやめると言った次の日に更新するのも複雑ですが、「書きたいことができたら書く」ということなのでまあ良いでしょう。
それはそれとして本題へ移りたいですが、皆さん人付き合いは得意でしょうか?
僕はめちゃくちゃ苦手です。
基本的に知らない人は怖くて、友達は大勢よりも少数が良いと思っていますし、仕事でもなるべく人と関わりたくありません。電話とか出たくないです。
できれば始業から定時まで一言も話さずにひたすら作業してたいくらいです。
去年の春から地元を離れて一人暮らしを始めましたが、傾向は変わらないですね。特に新しい友達を作りたいとも思っていません。
いや、少しだけ嘘ですね。友達作りたいとは思っていますが、片っ端から声を掛けるほどではありません。
何かの縁があって仲良くなれる人ができればそれが良いでしょう。現状そんな縁もありませんが。
とにかく積極的に交流を広げていくタイプではないことはお分かりいただけると思います。
こういうタイプやってると結構人から「何考えてるか分からん」って言われます。
僕も学生時代飽きるくらい言われてきました。主にそんなに仲良くも悪くもない距離間のやつから。
他の人がどうかは知りませんが、僕は周りと話さない分、心の中でめっちゃ考え事をしてます。
内容は様々で、今日の晩飯何だろみたいな何気ないことから、「さっきの会話感じ悪くなかったかな?」っていう脳内反省会まで色々。ていうか人と話した後の脳内反省会の開催率は異常だと思います。
この考え事は一人暮らしを始めてから加速してるような気がします。
ただでさえ少ない交友関係がほぼゼロになってるからですね。
これが何につながるかっていうと、アニメ観たときにめっちゃ入り込みます。
最近アニメ観て考え事することが増えたんですよね。
直近だと「ブギーポップは笑わない」。
あれ冒頭に、涙流しながら歩いてるボロボロの男っていういかにも皆避けそうな人物が歩いていて、周りが避けてるなかブギーポップが助け起こしに入るシーンがあるんです。
そんな中でのブギーポップのセリフがめっちゃ刺さったんですよね。
「君たちは、泣いてる人を見て、何とも思わないのか」
「呆れたものだ。これが文明社会ってわけか」
※『ブギーポップは笑わない』第1話より
果たして僕は、泣いてる人を目の前にして手を差し伸べることができるでしょうか。
知らない人との関わりなんて極力無ければ良いと思っているような状態で。
・・・たぶん、無理でしょう。
でも、無理だからと言って切り捨てて良いとも割り切れないんですよね。
目の前を歩く人が落とし物をする所を見たことがありますか?駅のホーム、階段とか。
僕は見たことがあります。
目の前の人が落としたハンカチ。たぶん、サッと拾ってすぐ追いかければ充分渡せます。
それでも僕はそのハンカチを見ないフリします。知らない人に声を掛けるほどの勇気が無いからです。
「所詮ハンカチ。落としたところでそう困りはしないだろう。」そんな言い訳なんかして。
でもハンカチを見逃してそれで終わりかというとそうでもありません。
「今のは拾って届けられたんじゃないか?」
「もしかしたら無くしてはいけない大切なものだったかもしれない」
「今ならまだ間に合うかも?」
こんなことばかり考えます。
ブギーポップの言葉は、そんな僕に刺さるんですよね。責められているような気さえします。
困ってる人を切り捨てて平然としていられるなら気にする必要はなかったでしょうが、困ったことに僕の脳内反省会の開催率は異常です。
そんな状態で「泣いてる人を見て何とも思わないのか」なんて言われると、自分が正しいと思えることを行動に移せるようにしなくてはならないと思わされますね。
「ブギーポップは笑わない」1~3話でひと段落してますが、僕は1話がピークだと思っています。
それは2,3話がつまらないということではなく、1話目に言いたいことが詰まっているような気がしたのです。
1話の最後にも、興味深いブギーポップの言葉があります。
「夢が見られない。未来を思えない。そんな世界は間違っている。」
「でもそれと戦うのは僕ではない。君たち自身なんだよ。」
「世界は誤りで満ちているんだ。」
※『ブギーポップは笑わない』1話より
これ正確に説明しようとすると第1話を丸々説明しなくてはならないので、終盤のセリフだけで勘弁してほしいのですが、
重要なのは、「戦うのは自分自身」ということ。
誰かに変えてもらうのではなくて、変わりたいなら自分で変わるしかないですね。
ブギーポップがどういう存在かを加味したうえで上のセリフを見返すと感慨深いので、興味のある人は観てみてください。
有料ですがdアニメストアとかU-NEXTとかならリアルタイム見逃してても観れますし、お金払いたくないなら無料体験期間だけ入ってサクッと観てしまえば問題ありません。
たぶん、アニメから学べることも多いはずです。