おはようございます。しんぺいです。
最近ヴァンガードはダークイレギュラーズばっかり使っています。
僕のダークイレギュラーズデッキは「ノーライフキングデスアンカー」軸なのですが、「五大元素の支配者」をよく使うんですね。
「五大元素の支配者」は間違いなくデスアンカーデッキのフィニッシュ手段を強化してくれた存在なので、今一度考察していこうと思います。
五大元素の支配者の効果
五大元素の支配者
グレード3 パワー12000 ギフトアイコン:プロテクト
ダークイレギュラーズ ヴァンパイア
【自】【(V)】:アタックした時、あなたのソウルが15枚以上なら、【コスト】[手札とソウルをすべてドロップゾーンに置く]ことで、あなたのユニットをすべて【スタンド】する。
効果は単純で、手札とソウルを全部捨てることで、味方のユニットを全てスタンドします。
Vスタンド効果としては最高峰で、
- トリガー引き継げる
- ツインドライブ×2回
- リアガードもスタンドする
と、ホント何言ってんのかなってくらいの効果をしています。
ただ、デメリットも大きく、
- ソウル15枚ためる必要があるので序盤使えない
- 手札とソウルを全部捨てるのでトドメさせられないとほぼ間違いなく負ける
という感じで、コストに見合った効果なのかなって感じです。
デスアンカーデッキにおいては、「ノーライフキング デスアンカー」のスペリオルライド効果から出てくるのがほとんどなので、
- ヴァンガードで合計3回攻撃する
というなかなかインパクトのあるフィニッシャーとなってくれます。
今回はデスアンカーデッキでの「五大元素の支配者」について解説していきます。
内容は
- 「デーモンイーター」との差別化
- 「五大元素の支配者」で攻撃する時の盤面
を中心にしていきましょう。
「デーモンイーター」に続くデスアンカーデッキでのフィニッシュ手段
デスアンカーデッキでのフィニッシャーと言えば「デーモンイーター」です。
ソウル10枚を捨てることによる守護者封じは非常に強力で、「ドリーン・ザ・スラスター」のブーストと合わせることで高いパワーでの守護者封じが行えます。
「ノーライフキング デスアンカー」の効果でライドしたユニットはクリティカル+1となるので結果的に
- めっちゃパワー高い守護者封じ
での攻撃ができますね。
ただそんな「デーモンイーター」も決して万能ではなく、「ノーライフキングデスアンカー」のスペリオルライド効果で登場してから効果を使おうとすれば
- 「ノーライフキングデスアンカー」と合わせてカウンターブラスト2必要
- 「デーモンイーター」をブーストしようと思えば、リアガードを5体出しておかないといけない
という問題点もあります。
基本的にコストが「ノーライフキングデスアンカー」と被っているので、カウンターブラストもリアガードも充分に用意しておかないといけないのがネックでした。
特にリアガードの5体展開は相手が攻め立ててくると用意できないことも多く、結果効果を使えずに負けてしまうということも多々ありました。
そこで登場した「五大元素の支配者」は
- カウンターブラスト使わない
- 手札は全て捨てる代わりに、枚数が決まってない
という感じで、
ソウル条件さえ満たしていればほぼ確実に発動できる
というのが嬉しいところです。
守護者封じこそできませんが、スタンドでの複数回攻撃によって完全ガード1枚では止まりにくい攻撃ができますし、「ノーライフキングデスアンカー」での有力なスペリオルライド先となりました。
ただそれじゃあ「デーモンイーター」は用済みかと言うとそうでもなく、「五大元素の支配者」は完全にフィニッシュ用の効果しか持っていないので、最初にライドしてソウルと手札を整えられる「デーモンイーター」の出番はまだまだ尽きないでしょう。
結果的にデスアンカーデッキにとっては、今までの「デーモンイーター」+「ノーライフキングデスアンカー」のグレード3構築に、「五大元素の支配者」を少量追加するという感じで落ち着いたのではないでしょうか。僕もそんな感じです。
攻撃回数か爆発力か 「五大元素の支配者」で攻撃する時の盤面
「ノーライフキングデスアンカー」の効果で「五大元素の支配者」にスペリオルライドする前提で話を進めていきます。
「ノーライフキングデスアンカー」のコストでリアガードが3体消えるので、最終的に「五大元素の支配者」の効果発動時に盤面に残るリアガードは最大2体です。
この2体、どこを残しておくかで攻撃方法が大きくことなります。
パターン的には多くなく、特に僕がよく使うのは
- 前列のリアガードを2体残した状態
- ヴァンガードのブーストと前列のリアガードを残した状態
この2つです。
以下ざっくりと使い分ける状況を説明していきます。
アクセル顔負け! 怒涛の7回攻撃
「ノーライフキングデスアンカー」のコストで3体リアガードをソウルに置きますが、この時前列のリアガードを2体残しておくと、合計7回の攻撃ができるようになります。
RRVVVRRで7回攻撃ですね。
アクセルかな?ってレベルの攻撃回数です。
攻撃回数が多くなるのが最大の魅力で、相手がダメージ5だとか、プロテクトが相手でどう考えても完全ガード多く持たれてる時とかに使います。
ただ問題点もあって、「ノーライフキングデスアンカー」の効果使う時にリアガードが5体展開されてることが大前提です。
前列のリアガードを残す場合、「五大元素の支配者」にブーストが付かないのでパワーが低め。なので攻撃回数が大事になってきます。
劣勢の時とか普通にリアガード足りなくて万全の状態で使えないこともあるので、まあこういう展開方法もあるんだなくらいに思っておく方が無難です。
ただ決まると最高に楽しいです。
高パワーでガードをブチ抜け! 「五大元素の支配者」をブースト
個人的に一番よく使うのが「五大元素の支配者」にブーストを残すやり方。たぶんフォースとかアクセルの相手をするのが多いからだと思います。
ベストなのが「五大元素の支配者」のブーストに「ドリーン・ザ・スラスター」を使うこと。
「ドリーン・ザ・スラスター」はソウルが増えるたびにパワー+5000されるので、「ノーライフキングデスアンカー」の効果を使った時点で最低でもパワー26000あります。
この時点で「五大元素の支配者」はパワー38000での2回攻撃が追加でできるようになるのが非常に強力。
大体はもっとソウルチャージとかしてるので、38000どころじゃないことがほとんどです。「ヴリコラカス」や「ディメンジョン・クリーパー」を使えば50000とか普通にいきます。
ともかくブーストを残す場合、「五大元素の支配者」のパワーを最大限上げることが目的です。
完全ガードをあまり数持っていないフォースやアクセル相手だと強烈に刺さります。
「ノーライフキングデスアンカー」の効果によってクリティカル2でスタンドできるので、パワーを上げるのは非常にプレッシャーを掛けられますね。
「ドリーン・ザ・スラスター」を駆使すれば、完全ガードじゃなければ防げないような攻撃も平気でできるのが素敵です。
あとこの場合はリアガードを4体でも充分に使えるのがポイント。
さっきの前列残ししかり、「デーモンイーター」しかり、守護者対策を考慮した攻め方はだいたいリアガードが5体必要になってきます。
そんな中「五大元素の支配者」のブーストを用意することだけに集中すれば、最悪リアガードが埋まっていなくとも攻撃を仕掛けられます。
当然「五大元素の支配者」のブーストに加えて前列のリアガードも1体用意できている方が強いのは言うまでもないですが、リアガード埋まってなくても攻められるということは覚えておきたいですね。
こっちも決まると最高に楽しいです。
まとめ
デスアンカーデッキでの「五大元素の支配者」について解説しました。
「デーモンイーター」とは違った形で守護者対策できているのが強いですね。方向性が違うので両方入れることで対応力が上がった感じがします。
中々に豪快な効果ですし、ぜひとも使ってみてください。