実家にいる時は考えもしなかったんですが、どうやら僕は一人暮らしが好きなようです。
一番良いと思えるのは、身の回りのものを自分で決められるというところ。
コップの1つから自分の好きなものを選べる自由さが最高に気に入っています。
なんか身近なものって実家にいると元々家にあるやつを使うからあんまり自由度無いんですよね。わざわざ変えようとも思わないですし。
例えば爪切りなんですが、実家の爪切りって切れ味もあんまり良くなくて、切れば爪が痛くなるようなやつでした。
で、一人暮らしを始めて爪切りを買う際、「どうせなら良いものを買おう」と思って2000円くらいする割と高めの爪切りを買ったらこれがめっちゃ快適なんですよ。
ちなみに匠の技ってやつです。
サクサク切れるし、付属のヤスリがめちゃくちゃ有能で、爪がピカピカになります。たぶんこれ使ったら爪切りのグレードは下げられません。
あとは洗濯洗剤。
実家で使ってたのは粉の洗剤なんですが、計量があまりにめんどくさかったのでジェルボールのやつにしました。
これも1個突っ込むだけで良いので洗濯がめちゃくちゃ楽に。
こういう些細な手間を減らせる判断ができるっていうのが一人暮らしの良いところですね。
選択権が全部自分にあるので、面倒だと思ったのは変えられるし、自分が良いと思ったものをすぐ導入できます。
まあそういう良さを感じるとともに、やっぱり思うのは家事ってめんどくさいなってこと。
ご飯の用意とか掃除とか洗濯とかめちゃくちゃめんどくさいと思っているので、実家にいる時はもっと手伝っておけば良かったなあとしみじみ感じたり。
おかげで(?)たまに実家帰った時は家事を手伝うようになりました。
前置きが長くなりましたが、自分が同じ立場になって初めて分かることってあるような気がします。
家事をする立場になって、実家で親がやってた家事の苦労を少しでも分かるようになって、そのありがたさを感じたように。
この前職場の上司が言ってたんですが、子供が生まれて初めて親の苦労が分かるようになったと。
僕には子供がいないのでまだ分からないですが、今回の家事のことを考えるに、恐らく同じような立場になってからその苦労が察せられるでしょう。
ということはつまり、色々な経験をしている人の方がその分人に優しくなれるんじゃないかと思うようになりました。
昨日書いた、人に傷つけられることを言われた人は同じことを人にしない、というのとちょっと似ているかもしれません。
色んな苦労を知っている方が、色んな人に優しくなれるんじゃないかなあとか、そんなことを考えていました。
今日も「カード暮らし」をご覧いただきありがとうございます。かなり涼しくなり、外を散歩するのにちょうどいい気候になってまいりました。