ファントム・ブラスター・オーバーロードの強さはどこから来るのか【ヴァンガード】

おはようございます。しんぺいです。

どこヴァンで「ファントム・ブラスター・オーバーロード」が公開されました。

どこヴァン文献！
今日はファントム・ブラスター・オーバーロード！！

結構いろんな可能性あるなと思います。
果てしない研究が始まる・・・！ pic.twitter.com/Ej6oHT64oo

— ナック【VGch】 (@VGch_NACK) August 14, 2020

たぶん「覚醒を待つ竜 ルアード」と合わせて「虚幻竜刻」の目玉カードだったと思うんですが・・・。 Twitter見てる限りではあんまり評価が高くないですね。

正直割と悪くない効果だと思うんですが、レン様補正を考えるともうちょっと派手さが欲しかった感あるか。同じようなポジションのThe Xがあの強さですし。

 

とはいえ面白そうな効果には違いない。特に今回はサポートカードもありますしね。その辺も合わせるとかなり良い感じになりそうですしとりあえず効果を見ていきましょう。

 

ファントム・ブラスター・オーバーロードの効果

 

約束されたクロスライド

ソウルに「ファントム・ブラスター・ドラゴン」があるならパワーとクリティカルが上がります。事前にクロスライドって言われてましたし、ここはしっかり持ってきましたね。

 

内容はパワー＋10000とクリティカル＋1。シンプルに過ぎますが、フォース・マーカーをリアガードに回せると思えばそう悪くない効果です。

フォースⅠがVに無くても充分なパワー出せますし、元々のクリティカルを上げる効果のため、フォースⅡもVに無くていい。

後半の効果もありますし、リアガードにフォース・マーカーを回すことになりそうです。

 

問題は条件ですね。

「ファントム・ブラスター・ドラゴン」はグレード3なので、普通に満たそうと思えば再ライドのタイミングか。ちょっと遅いですし、それでパワーとクリティカル上げるだけなのは物足りない。

 

ここは同じく「虚幻竜刻」で登場するサポートを使っていきたいところです。

「結氷の魔女 ベンデ」は「ファントム・ブラスター・ドラゴン」へのスペリオルライド効果を持っています。

パワー5000なので「髑髏の魔女 ネヴァン」から呼べますし、割と決まりそうですね。

グレード2の段階から1つライドを飛ばせるので、「ファントム・ブラスター・オーバーロード」のクロスライド達成が早まります。

通常のグレード3初回ライドと同じようなスピード感で使えるようになるため、パワー＋10000とクリティカル＋1もそう悪いものではなくなるでしょう。

 

そしてグレード2の段階から「ファントム・ブラスター・ドラゴン」にライドできるのも大きい。

効果こそ使えないですが、フォースは獲得できます。フォースⅠを置いて高いパワーラインで攻撃したり、いっそ無駄になる事を覚悟の上でフォースⅡをVに置いて点を詰めていくことも考えられますね。

ツインドライブも普通に残っているので、この手のスペリオルライドにしてはかなり破格だと思います。

 

あとは「ブラスター・ダーク」へのライドか。「結氷の魔女 ベンデ」を使うにはヴァンガードが「ブラスター・ダーク」でなければなりません。

ここも新しく「虚幻竜刻」で登場するサポートが使えますね。

「ダンプフッド・ドラゴン」は「ブラスター・ダーク」へのライドを安定させてくれます。

「髑髏の魔女 ネヴァン」が初手に引けていること前提ですが、逆に言えば「髑髏の魔女 ネヴァン」さえ引けていれば「ファントム・ブラスター・ドラゴン」のスペリオルライドまで安定してできますね。

 

手順としては、

• 1ターン目に「髑髏の魔女 ネヴァン」をコール。
• ネヴァンの効果で「ダンプフッド・ドラゴン」をコール
• ダンプフッドの効果で「ブラスター・ダーク」を手札に
• 2ターン目に「ブラスター・ダーク」にライド
• ネヴァンの効果で「結氷の魔女 ベンデ」をコール
• ベンデの効果で「ファントム・ブラスター・ドラゴン」にスペリオルライド

「ダンプフッド・ドラゴン」がグレード2のため、初手に引けていたとしてもリアガードにコールできないのが気になりますが、ネヴァンさえいれば全部なんとかなる感が最高に良い。

 

とりあえずクロスライドの遅さはあまり気にする必要なさそうですね。サポート込みの強さですが、まあそれもサポートを持つものの強みなので別に良いでしょう。

 

堅実なのか派手なのか判断に困る除去&追加攻撃

アタック時にカウンターブラスト1とリアガードの退却で、退却させた数だけ相手のリアガードを退却させ、その後デッキからブラスターを1枚コールできます。ついでに出したユニットのパワー＋10000。

 

単純に効果の文面だけ見れば、アドバンテージ＋1と1回の追加攻撃。カウンターブラスト1使ってますし、まあ悪くない止まりか。

とはいえそれは表面上の話で、実際使ってみるともうちょっと強そうですね。

 

退却枚数がこちらのコストで退却させた数と同じということで、アドバンテージ的にはプラスマイナスゼロですが、シャドウパラディンはリアガードの確保が得意なので話がちょっと変わってきます。

 

それこそ「髑髏の魔女 ネヴァン」を使って適当に水増しさせたリアガードを退却させれば、こっちが得ているアドバンテージを相手の損失に変換できます。この辺はシャドウパラディンの得意技ですね。

どうせ「ファントム・ブラスター・オーバーロード」を使ってる時点で「髑髏の魔女 ネヴァン」も使ってると思うので、この使い方は自然に狙っていくことになりそうです。

そう考えるとこの退却は強そうな感じがしますね。退却させるユニットは相手が選ぶことになるのですが、複数枚退却も狙えるのでそこまで気にすることでもなさそう。

 

「ファントム・ブラスター・オーバーロード」はパワーとクリティカル上がってますし、それだけの攻撃をしつつ退却もさせられると思えば相手のカード消費も増えるというもの。

「ファントム・ブラスター・オーバーロード」の攻撃自体は完全ガードなりで防がれやすいですが、次の相手の攻め手を削ぎつつ攻撃できるのは悪くなさそうです。

 

そしてこちらにはまだ攻撃できるユニットのコールが残っています。

呼べるのはブラスターの名前を持つものだけですが、単純にデッキに残ってる「ファントム・ブラスター・ドラゴン」呼ぶだけでも良さそう。

パワー＋10000されるので、パワー23000で攻撃できますね。フォースⅠを乗せていれば33000で攻撃できます。

 

フォース・マーカーを使い回して攻撃回数を増やせられるので、思ったよりもパワー出せたり。

「ファントム・ブラスター・オーバーロード」の登場まででフォースは2回得ているはずなので、フォースⅠを重ねてリアガードに置くとか楽しそうです。

パワー＋20000のサークルを2回攻撃に使えますし、ヴァンガードのパワーもそこそこある。そこら辺のアクセルより強そうな攻撃できそうなんですが、どうなんでしょう。

 

フォースⅡを使ってみるのも面白そう。

2つ得ているはずのフォース・マーカーをリアガードにばら撒くことで、クリティカル2の4回攻撃を仕掛けられます。

その際はパワーの確保に苦労するかと思いますが、これはこれで面白そうですね。ここもマーカーを使い回して攻撃できるアタック時コールの良さが出ています。

 

除去とコール。1つ1つの効果はめっちゃ強いってほどでもないですが、両方合わせて使えるので相手のカード消費をかなり増やせそうです。

確かにヴァンガードの攻撃自体は完全ガードで止まりますが、それ以外でさらに相手のカードを消費させられそうなので、使ってみると案外強そうなイメージがありますね。

正直、VRにふさわしい効果盛り盛り感があると思ってます。

 

まとめ

「ファントム・ブラスター・オーバーロード」についてでした。

サポートありきの効果をしていますが、ハマればかなり強いですね。先攻スペリオルライド決められた時とか考えたくもないレベル。

なんか評判悪い気がするんですが、僕はあんまりそうも思わないかな。使われる目線で常に最悪の動かれ方を想定してるからかもしれんけど。

とりあえずこれ使う人は右手を光らせよう。真のシャドウパラディン使いは初手ネヴァン余裕なのだ。