おはようございます。しんぺいです。
4月17日(土)はブースター第1弾「五大世紀の黎明」の発売日ですね。
スタートデッキで登場した5つのデッキが強化されることに加えて、5つの国家にそれぞれ新規軸も登場しています。
合計10の軸がDスタンダードで組めるようになるということで、スタートデッキでヴァンガード始めた・復帰したけど、ブースターの発売に合わせてデッキをどうしようか悩む人も多いはず。
そこでこのブログでは10個のデッキについてそれぞれどんな感じか解説していこうと思います。
今回はケテルサンクチュアリの「頂の天帝 バスティオン」軸について。グレード3を大量に投入することによるパワフルさが持ち味のデッキです。
それでは始めていきましょう。
バスティオン軸ってどんなデッキ?
バスティオン軸は「頂の天帝 バスティオン」の効果によってリアガードをスタンドさせ、攻撃回数を増やして攻めていくデッキです。
通常は3回攻撃となるヴァンガードにおいて、攻撃回数を増やせる効果は強力です。ガードに相手の手札を使わせれば、それだけ有利にゲームを進めることができます。
「頂の天帝 バスティオン」はリアガード1体をスタンドさせ、パワー+10000させると強力なスタンド効果を持っています。
代わりに条件として、ドライブチェックでグレード3をめくる必要が。そのために、バスティオン軸では通常のデッキでは考えられない枚数のグレード3を投入し、スタンド効果を狙っていく、ということになります。
シールド値の無いグレード3を大量に投入するのは自殺行為ですし、グレード3の枚数を増やしても確実にドライブチェックでめくれるわけではないですが、その代わりに高いパワーでのスタンドを行うことができますね。
条件がドライブチェックのみなので、グレード3にライドしたターンでもドライブチェックさえうまくいけばフルパワーを発揮することができます。
やや安定感に欠けるところはありますが、高い水準の攻撃力を備えているパワフルなデッキです。
デッキ構築のポイント
スタンドさせるユニットのパワーを上げる
「頂の天帝 バスティオン」でリアガードをスタンドさせられるということで、スタンドさせるリアガードのパワーは出来るだけ上げておきたい。
スタンドさせる予定のユニットをパワーアップさせることで、実質2回分パワーアップの恩恵を受けることができます。
特に、シールド15000のカード1枚では防ぎきれないパワー28000は1つの目安として目指したいところです。
そのためには、単体でパワー18000を確保したいところです。パワー18000を確保すれば、バスティオンの永続効果で+2000されることでパワー20000になります。パワー8000のグレード1でブーストすれば、28000出せますね。
バスティオンによるスタンド後はパワー+10000されるので、パワー30000。これで2回の攻撃の両方でパワー28000を確保することができます。
スタートデッキに収録されている「斧鉞の騎士 ラフルク」は良い感じですね。
使えば盤面が1枚減ってしまいますが、リアガード1体に+10000と大きく強化することができます。
ソウルに入るコストも、他のカードのコストに出来るのでそこまで損ばかりではありません。
他にリアガードのパワーを底上げするカードとして、ブースター収録の「ダークストレイン・ドラゴン」が挙げられます。
ダークストレイン・ドラゴン
グレード3 パワー13000 ペルソナライド
ケテルサンクチュア アビスドラゴン
【起】【R】:グレード3のあなたのユニットが3枚以上なら、コスト【ソウルブラスト2】することで、そのターン中、あなたのユニットすべてに「ブースト」を与える。
ソウルブラスト2することで、グレード3のユニットでブーストすることができるようになります。
グレード3のパワーは基本13000、そしてバスティオンの永続効果で+2000されて15000ですね。
パワー15000のユニットをブーストに使えるようになるということで、全体的にパワーラインを引き上げることができます。
適当にグレード3を縦に並べてもパワー30000出せるのは大きい。コストは重いですが、決まれば大きく相手の手札を削ることができるでしょう。
地味にバスティオンのパワーを確保できるのも強い。リアガードをパワーアップさせる手段はありますが、ヴァンガードのパワーには若干不安が残る。ブーストも使ってバスティオンの攻撃も簡単にはガードされないようにしていきたいですね。
バスティオン軸の強みはスタンドで攻撃回数を増やせるにもかかわらず、全体的に高いパワーを出せるところです。
パワーの高いグレード3を利用して、しっかり相手の手札を削っていきましょう。
グレード3を大量投入しても回るように
「頂の天帝 バスティオン」の効果を使うには、大量のグレード3をデッキに入れる必要があります。スタートデッキには16枚のグレード3が入っていますね。
グレード3がデッキに増えると、シールド値の無いカードを手札に抱えやすくなってしまいます。
このようなデッキでガードを行おうと思うと、完全ガードが重要になってきます。
手札を捨てて攻撃を防ぐ完全ガードは、シールド値の無いグレード3を実質的にガードに回せるカードです。積極的に活用したいですね。
ガードに使えるカードが少ない中で守りを行おうと思えば、ドローカードを使ってデッキを回していく必要があります。
ドローを重ねていく中で、リアガードに出せるものは出していき、ガードに使えるものは残していく、ということを繰り返して守りに使えるカードを確保していくのが良さげ。
ケテルサンクチュアリにはいくつかドローカードが出ています。ドロー回数を増やすことで、手札をより良いものに入れ替えていきましょう。
スタートデッキではオーダーカードがその役目を担っていましたね。
コストこそ重いですが、グレード3でありながら2ドローに変換することができ、リアガードのパワーアップまでこなせます。
グレード3の枚数に数えつつ、使えば別の手札に変換できるのが嬉しいカードです。
ブースターでもドローできるカードが収録されました。
豪儀の天剣 オールデン
グレード3 パワー13000 ペルソナライド
ケテルサンクチュアリ ヒューマン
【自】:このユニットがRに登場した時、コスト【カウンターブラスト2、ソウルブラスト1】することで、あなた手札から1枚選び、Rにコールする。グレード3をコールしたら、2枚引く。
【自】【R】:このユニットがアタックした時、グレード3のあなたのユニットが3枚以上なら、そのターン中、このユニットのパワー+5000。
こちらもコストが重いですが、自身ともう1枚、2枚のカードをリアガードに出しながら2ドローすることができます。盤面に残る分、使い捨てのオーダーである「聖裁の刻、来たれり」より扱いやすい。単体パワーも18000出せて高水準ですし、RRRだけあってさすがの性能ですね。
ドローのほかには、シールド値になるグレード3を採用するのも心強い。
真相読解 コカビエル
グレード3 パワー13000 ペルソナライド
ケテルサンクチュアリ エンジェル
【永】【G】:あなたのヴァンガードが「頂の天帝 バスティオン」なら、グレード3のあなたのユニット2枚につき、このユニットのシールド+5000。(このユニットも数える)
「真相読解 コカビエル」はグレード3でありながらシールド値を持つユニットです。
コカビエル自身とヴァンガードのバスティオンで2枚のグレード3なので、最低でもシールド5000になります。
リアガードの展開が出来ていれば、最大でシールド15000まで上がりますね。トリガーユニット級のシールド値を持てるようになります。
ガードできるグレード3ということで、入れておけば守りを損なわずにグレード3の枚数を底上げすることができます。
これらのカードを利用することで、16枚と言わずもっとグレード3を入れてみても良いでしょう。
まとめ
「頂の天帝 バスティオン」軸のケテルサンクチュアリについてでした。
グレード3をガンガン使って攻めていくデッキです。グレード3は元々パワーの水準が高いですし、バスティオンの効果も相まって高いパワーと攻撃回数で攻めていくことができます。
スタンドさせるのはドライブチェックでグレード3を引くだけなので、運に左右される代わりに早い段階から使える可能性を秘めています。相手がグレード2でこっちが先にグレード3にライドした場合でも、ドライブチェックでグレード3さえ引けば問題なく効果を使って押していけますね。
デッキ構築的にも効果の発動条件的にも危うさはありますが、高い攻撃力と速さを兼ね備えたデッキです。
ブースターではスタートデッキの際に不安があったドローや守りが改善され、優秀なグレード3も増えています。全体的にかなり使いやすくなるでしょう。
バスティオン軸、組んでみてはいかがでしょうか。