おはようございます。しんぺいです。
ハリーのストライドデッキセットのカードが公開されましたね。
今週発売ですからね。早いもんです。
先日行ったナイトローゼの感想に引き続き、今回はハリーの感想です。
ナイトローゼが目立つけど、こっちはこっちでどうなんだろうね。
ハリーの基礎知識：奇術
ハリーのデッキに収録されているユニットは、キーワード能力「奇術（マギア）」を持っています。
奇術能力は、ソウルからユニットをコールする効果ですね。奇術能力でコールしたユニットはターン終了時にソウルへ戻ります。
ターン終了時にソウルへ戻る代わりに、コストが軽めだったり呼び出すユニットに制限が無かったりします。
新規収録カードの感想
月光の旋律使い ベティ
ライドラインのグレード1。
例に漏れずクレスト獲得と1ドローの効果です。
いつも書くけどクレスト獲得はいいとして1ドロー付いてるのなんなんだろう。
最近流行りのトークンセットオーダー置くやつらはドロー無いのに。不思議なものです。
クレスト
クレスト共通効果である
- ハリーの基本パワーが13000に
- ハリー以外にライドできない
- 超越できるようになる
- Gゾーンの表1枚につき前列のパワー+5000
のほか、エンドフェイズにリアガードが2枚ソウルに置かれていれば1ドローできます。
奇術のリアガード消費を補える効果をしていますね。
ハリーの超越時効果とGユニットで2体ソウルに行くのはほぼ確定しているので、毎ターン追加の1ドローがもらえている感覚。
クレストでアドバンテージ稼げる効果ってあんまり無いので当たり寄りな効果だと思います。
運命の配り手 ジャクリーン
ライドラインのグレード2。
ライドされた時にソウルブラスト1でデッキの上7枚から守護者以外のノーマルユニットを1枚手札に、1枚ソウルに置く効果です。
ナイトローゼライドラインの相互互換みたいな感じ。わざと合わせてる説あります。
見れる量が広いしノーマルユニットならほぼなんでも良いので対象範囲も広い。良い効果だ。
ゾルガ・ネイダールで「深譚漁り」使ってるとこの手の効果のありがたさが身に沁みます。
仮面の奇術師 ハリー
メインヴァンガード。古のカードです。
超越時にカウンターブラスト1することで、ソウルチャージ1しながらソウルから1体コールしてパワー＋5000する奇術能力と、GB2で自身のアタック時にソウルから1体コールして自身とコールしたユニットのパワー＋3000する効果を持っています。
超越時効果で盤面を作っていきたい。「運命の配り手 ジャクリーン」でソウルにユニットは用意できているはず。
とりあえず呼んだやつが＋5000されてるんで、クレストも合わせると結構なパワーが出ることでしょう。
GB2はほぼ飾り。超越できなかった時用ですね。
超越できなかった時でもそれなりの攻撃ができますが、超越できた方がさすがに強いのであまり使いたい能力ではありません。使わないことを祈りたい。
マスカレード・バニー
ストライドデッキセットによくある互換。
超越コスト要員のグレード1ですね。
自身をグレード3として扱えるほか、ハリーを持ってくることができるのでどちらのGユニットにも対応できます。
超越デッキ御用達だし例に漏れず出番がありそう。
フライング・マンティコア
超越コストになったら1ドローできるグレード3。こちらもストライドデッキセット御用達ですね。
・・・と思ってたら固有効果が妙に強くて驚きました。
この手のやつってもう一つの効果が単なるパワー+10000だったんですが、こいつはバトルフェイズ中の追加コールを持っています。
自身のアタックしたバトル終了時にカウンターブラスト1と自身をソウルに置くことで、ソウルから1体コール。普通に攻撃回数を増やせます。なんでこんな効果ただの互換が持ってるんだ・・・。
リアガードでの働きが普通に優秀なので超越コストで捨てたくなくなるやつ。
なんかこう、ドロップからソウルに置けるやつ入れたくなるよね。
「シャワードアプローズ・ドラゴン」とか良い感じ。
あとは安心と信頼のノクタルジオ。
ドロップからソウルに置けるやつの優先度は高めだと思います。
ダイアフルドール おるねーた
固有枠のグレード2。
手札からの登場時にデッキの上5枚から1枚ソウルに置く効果と、ガードに使われた時にソウルチャージ1できる効果を持っています。
デッキからソウルに置けるのはえらいので、入れておくとデッキが回りやすくなるやつかもしれません。
欲しいやつを探しに行くのに使おう。
キューティ・パラトルーパー
固有枠のグレード1。
登場時にリアガードをソウルのカードと入れ替えることができます。
奇術能力で入れ替えるので、普通のリアガードと入れ替えると奇術能力のデメリットでソウルに帰り、結果的には1枚損する結果になります。
できれば元から奇術能力で出てきてソウルに帰る予定のやつをコストに使いたい。
使う用途としては登場時効果持ちの使い回しか。
登場時効果の終わったやつをソウルに戻して別のやつに変換するとかそういう感じ。
カウンターブラストもソウルブラストも使わないのでうまいこと使って盤面を整えていきたいですね。
また、リアガードをソウルに置くという挙動も重要。
「スチームパフォーマー トゥーゲ」の出番ですね。
デッキからグレード3をソウルに置けるので、「フライング・マンティコア」や「シャワードアプローズ・ドラゴン」と言った優良グレード3を戦線に出す準備ができます。
トゥーゲの効果をメインフェイズ中に狙って起動させることができるという点で、「キューティ・パラトルーパー」は結構重要なのかもしれません。
そもそもトゥーゲ使いたいかは分からん。1枚ソウルに入れば充分ですしね。
ランジング・アシスタント
固有枠のグレード1。
手札からの登場時にソウルチャージ2する効果を持っています。
ソウルチャージ量が多いのは良き。結局ソウルからのコールもソウルが無いと成り立ちませんし。
場に出た後は仕事がありませんが、「キューティ・パラトルーパー」で入れ替えていけということか。
ソウルチャージしかできることないのはさすがにしんどいので別のやつに入れ替えそう感あるけど、まあ構築済みデッキってこんなもんだよな。
てかリアガード要員までほとんどなんでも使えるナイトローゼが異常なのかもしれません。
ダークサイド・プリンセス
アタック終了時に自身をソウルに置ける効果と、ソウルから自身が登場した時にパワー＋10000もしくは＋15000される効果を持っています。
シンプルアタッカー。最大単騎25000にクレストの補助が入るんだから相当パワー上がりますね。
なるべくコイツを攻撃に絡ませたいところです。
道化魔竜 ルナテック・ドラゴン
Gユニットの初回超越枠。
起動効果でデッキの上5枚から1枚ソウルに置きつつソウルから1体コールする奇術能力を持ちます。
ソウルを整えつつ1体呼び出せるのが良い。ハリーの超越時効果と合わせて無から2体呼び出せてますね。
初回超越にふさわしい堅実なドラゴン。やっぱりソウルを使うデッキは息をするようにソウルを貯めないと。
仮面の神竜使い ハリー
第2超越枠。
ヴァンガードへのアタック時にカウンターブラスト1とリアガード2枚をソウルに置くことで、ソウルから2枚コールして相手リアガード2枚をソウル送りにします。
前列2枚吸い込んで出し直せば攻撃回数が2回増えるということで、5回攻撃できますね。
事前に「フライング・マンティコア」を使うことでもう1回攻撃回数を増やせるので、6回攻撃デッキと言えるでしょう。
攻撃回数が多い反面、何するにもカウンターブラスト使うデッキなのでコスト管理がつらそうではあります。
「紫宝獣 アルメジス」辺りのカウンターチャージは入れたいところか。
あと奇術でリアガード残らないのがわりと足を引っ張ってるような気もしますが、クレストでドローできるしどこまで取り戻せるんでしょうね。
前列は奇術で用意して、後列をちょこちょこ手出ししていくと言えばそう悪くはなさそうですが・・・。
超越デッキの例に漏れず2超越目はかなり強そうですし、実際の活躍の程が気になります。
まとめ
ハリーの収録カードについてでした。
ナイトローゼと比べると微妙な雰囲気あるけど、「フライング・マンティコア」が結構強い寄りだから耐えか・・・？
ソウルから展開するデッキなんですが、収録カードがソウル貯めて満足してるのばっかりなのが気になります。
ヴァンガードとＧユニットでやってることは強そうなので、リアガード周り整えたら結構良い感じになるんじゃなかろうか。
実際の構築が気になるところ。
