今回はノヴァグラップラーデッキの紹介です。
ノヴァグラップラーデッキってどう組めばいいの?各グレードには何を採用すればいい?という疑問を持つ人に向けてデッキリストと採用理由を説明していきます。
ノヴァグラップラーデッキの戦い方
ノヴァグラップラーの戦い方は連続攻撃によって相手の手札を削っていくことです。

アクセルサークルで前列のリアガードサークルを増やす、リアガードをスタンドさせるといった方法で攻撃回数を増やしていくことで相手にダメージを与えていきます。
攻撃回数が多いので相手はガードするのに多くの手札が必要です。相手に多くのカードを使わせることで次のターンに出すユニットまでも使わせられると理想的。攻撃は最大の防御を体現していると言えます。
デッキリスト
グレード3 9枚
パーフェクトライザー ×4
アシュラ・カイザー ×2
マキシマムライザー ×3
グレード2 12枚
ハイパワードライザーカスタム ×4
バーストライザー ×4
アイアン・キラー ×4
グレード1 ×12枚
ライザーカスタム ×4
ジェットライザー ×4
デスアーミー・ガイ ×4
グレード0 17枚
バトルライザー(FV) ×1枚
キャノン・ボール(前) ×4
ターボライザー(前) ×4
ツイン・ブレーダー(引) ×4
ウォールボーイ(治) ×4
グレード3の採用カード
パーフェクトライザー

このデッキのメインヴァンガード。
アタック時にリアガード2体をスタンドさせられます。
ギフトマーカー持ちなのでアクセルサークルを用意できるので、スタンド効果と合わせると攻撃回数を最大3回増やすことができます。
ヒット時効果でカウンターチャージとユニットのパワーアップができるため、できる限りブーストを付けて攻撃したいところ。
このデッキでは手札に余裕がないのでブーストの用意は難しいかもしれませんが、相手にかけられるプレッシャーは大きいです。
アシュラ・カイザー

このデッキでのサブヴァンガード。「パーフェクトライザー」にライドできなかったときのために2枚採用しています。
「パーフェクトライザー」に比べるとリアガードをスタンドさせる効果が確実に発動できるわけではないため見劣りするかもしれません。
しかし、スタンド後のユニットのパワーを+10000させる可能性もあります。「パーフェクトライザー」を使うよりも高パワーで攻撃できるところが強みです。
あくまで「パーフェクトライザー」が引けなかった時の保険としての採用のため、両方引ければ「パーフェクトライザー」にライドします。
ちなみにサブヴァンガード要員としては「バトルドアファイター」とよく比べられます。

こちらはヴァンガード時効果に加えてリアガードでの効果も持っているため魅力的ですが、僕はリアガードをスタンドさせる効果を持っていない点を嫌って採用していません。
しかし、ヴァンガードでもリアガードでもある程度使えるという意味でこちらを採用するのも全然ありでしょう。
マキシマムライザー

グレード3ですがリアガード要員としての採用です。ライドすることは考えていません。
単体で22000という高パワーが強みです。
特にアクセルサークルに置くことで単体パワー32000まで上がります。
パワー28000を超えられるというのはかなり強力です。なぜなら、パワー28000を超えれば相手はヒールトリガーより低いシールド値のカードでは1枚でガードできないからです。
高パワーなので相手の手札を削りやすく、手札に来たら積極的にコールしていきましょう。特にアクセルサークルにコールするのが大事です。
このように強力なリアガード要員ですが、ライドしてはいけません。
ギフトマーカーを持っていないのはかなり痛く、ライドしても強みがほぼないです。
マリガンでは極力デッキに戻しましょう。グレード3である「マキシマムライザー」を持っているとGアシストすらできなくなります。
グレード2の採用カード
ハイパワードライザーカスタム

登場時にソウルから「バトルライザー」をコールできる効果が強力です。
積極的にヴァンガードにライドしたいユニットです。「バトルライザー」をヴァンガードの後列に置けるため、グレード3になったときに6000のブーストを付けられます。
パワー12000のヴァンガードに6000のブーストを付ければパワー18000で攻撃できます。
これはパワー13000の相手ヴァンガードにシールド値15000でガードされてもトリガー1枚引けば攻撃が通る数値です。
後列の用意さえつらいノヴァグラップラーにおいて、ノーコストで後列を用意できる貴重な手段なので積極的にライドしていきましょう。
アタックヒット時にバトルライザーをソウルに置くことでリアガード1体をスタンドさせられます。
ただしヒット時効果なので安定感はなく、狙って使えないためあてにしない方がいいでしょう。
バーストライザー

貴重なスタンド効果を持つリアガードです。
ヴァンガードに頼らずスタンドできるほか、「パーフェクトライザー」などと合わせて使うことでさらに攻撃回数を伸ばせます。
スタンド後のパワーが最大でも12000とあまり高くないので、1回目の攻撃は単騎でリアガードに攻撃し、2回目をブースト付きで攻撃するのが使いやすい。
アクセルサークルに置くと2回ともパワー+10000された状態で攻撃できるため、アクセルサークルに置く優先度は結構高いですね。
アイアン・キラー

単体パワー14000で攻撃できるのが魅力的なユニット。
ブーストなしでもパワー13000のヴァンガードに攻撃できる点は大きいです。
ノヴァグラップラーのグレード2は基本パワーが9000のため、基本パワーの高いフォースのクランがかなり苦手です。ブーストなしでは攻撃が届くことすらあやしい。
そんな中でも「アイアン・キラー」は単体で攻撃が届くパワーを出せ、ブースト要員を節約しやすくなります。
アクセルサークルに置けば単体パワー24000と、相手にダメージトリガーを引かれてもなお攻撃の届く数値となるため、とても扱いやすいです。
グレード1の採用カード
ライザーカスタム

自身と同じ縦列にいるユニットがスタンドした時、一緒にスタンドします。
ブースト付きの攻撃が再びできるようになることで、スタンド後も高いパワーで攻撃することができます。
リアガードをスタンドさせることによって攻めるノヴァグラップラーにはうってつけの効果です。
基本パワーの低いノヴァグラップラーではブースト無しでは攻撃する相手がいないということが起こりやすく、スタンドさせる意味が薄いことが多々あります。
「ライザーカスタム」を使うことで、より攻撃をヒットさせやすくなるのです。
ジェットライザー

基本パワーが低いですが、グレード1らしからぬ高パワーを出すことができます。
1体コールすればパワー10000、2体コールすればパワー13000にまで上がります。
パワー10000は単体でもフォースのクランのリアガードに攻撃できる数値、パワー13000は同じくヴァンガードに攻撃できる数値であり、グレード1でありながら前列もこなしやすいです。
ノヴァグラップラーでは攻撃することが大事なため、単純にパワーの高いユニットは貴重です。
パワーの安定性はありませんが、自分のターンにリアガードを1体もコールしないことは考えにくく、パワー10000は見込めます。
パワー10000あれば前列としても後列としても十分な働きができるため十分でしょう。
デスアーミー・ガイ

アクセルのクランに登場したグレード1、パワー9000の効果なしユニット。
グレード1でパワーが9000あることの便利さは大きいです。
パワー9000の前列をブーストすることでパワー18000が出せますし、パワー14000で攻撃できる「アイアン・キラー」をブーストすることでパワー23000で攻撃できます。
どちらもフォースのクランに有効な数字であり、基本パワーの低いアクセルのクランでは意識しておきたい数字です。
シールド値がありませんが気にしすぎる必要はありません。
序盤ではライドすれば高い基本パワーのおかげで相手の攻撃を防いでくれますし、後半はいらなければ完全ガードのコストにしましょう。
シールド値がないということは逆に言うと惜しみなくリアガードサークルにコールできます。
ほかのグレード1と違って手札に温存してガードに使うよりも、ガンガンコールして攻めることができるカードです。
グレード0の採用カード
トリガー構成
トリガー構成は前8、引4、治4。
前列のリアガードが並ぶ都合上、前トリガーが強力です。
クリティカルトリガーがないとヴァンガードの攻撃を警戒されないため、クリティカルトリガーを混ぜるのもありでしょう。
引トリガーの枚数は要調整ですね。僕はあまり入れすぎるとデッキのシールド値が減ってしまうのを気にして必要最低限にしています。
ファーストヴァンガード
ファーストヴァンガードは「バトルライザー」。もう1種類ありますが、効果は同じですし「ハイパワードライザーカスタム」の効果の都合上「バトルライザー」から変える必要もありません。
グレード構成について
このデッキではグレード1を少なめにし、グレード2と3を増やしています。
理由は2つあり、1つは「アシュラ・カイザー」の効果の発動確率を上げるため。
グレード2以上がドライブチェックでめくれる必要があるので、グレード2以上の枚数を増やしています。
あくまで「アシュラ・カイザー」はサブヴァンガードであり、ライドすることもありませんが、ライドした場合でも戦える構築を目指しています。
もう1つの理由は前列要員を増やすため。
ノヴァグラップラーデッキは攻撃してこそ意味のあるクランのため、前列要員が用意できず攻撃できないという事態はなんとしても避けたいのです。
そのためこのデッキではグレード2以上の枚数を増やしていますし、グレード1もパワーの高いユニットを優先して入れています。
攻撃してこそのノヴァグラップラー。前列をこなせるユニットは存分に入れておきましょう。
まとめ
ノヴァグラップラーの構築についてまとめました。
はまると面白いデッキです。攻撃は最大の防御を身をもって体験できます。
トライアルデッキがないのでカードを集めるのがちょっと手間ですが、ここで紹介しているデッキはブースターパック「結成!チームQ4」だけで作れます。
同じ「結成!チームQ4」に収録されているクランよりも安めで組めますので、興味のある人は作ってみてはいかがでしょうか。