今回は武装ゲージについての紹介です。
武装ゲージはまったく新しい新システムのため、ルールが分からないと不安な人も多いでしょう。
ここでは武装ゲージについてのルール処理についてまとめていますので、これからたちかぜ使うっていう人は参考にしてください。
武装ゲージとは
『武装ゲージ』とは、コストやパワーの強化など、さまざまな効果の目印として使用されるものです。
実際のファイトでは、ユニットと関連付けられた状態で、
山札から裏向きのままカードを置き、
その置いたカードを『武装ゲージ』と呼びます。
公式サイトにもある通り、武装ゲージはユニットに置かれるカードのこと。
武装ゲージとして置かれたカードはほかのユニットの効果によって利用されます。
「暴君デスレックス」は自分の効果のコストで退却させたユニットの武装ゲージの数だけパワーアップしますし、「突撃竜ブライトプス」は自身が退却した時に自身の武装ゲージを手札に加えられます。
このように武装ゲージを増やすことで様々なメリットが得られます。
武装ゲージの基本ルール
武装ゲージの内容確認
武装ゲージは裏向きで置かれますが、武装ゲージのカードの持ち主は内容をいつでも確認することができます。
ただし、山札などの普段見ることができない領域から武装ゲージとして置く場合、事前に内容を確認することはできません。
武装ゲージとして置かれるカードが何かを確認してから武装ゲージを置くユニットを決める、ということはできないようになっています。
武装ゲージの置き方
武装ゲージは裏向きで置かれます。
置く場所、置き方に特別な決まりはないですが、どの武装ゲージがどのユニットのものか分かるように置きましょう。
とりあえず裏向きでユニットの下にでも置いておけば無難ではないでしょうか。公式の紹介でもそのように置かれています。
武装ゲージを持つユニットが退却したとき
武装ゲージを持つユニットが退却した時、武装ゲージもドロップゾーンへ置かれます。
ただし武装ゲージがドロップゾーンに置かれるのは、解決すべき効果がすべて処理された後です。ユニットと同時にドロップゾーンへ移動するわけではありません。
例として「突撃竜ブライトプス」を挙げます。
「突撃竜ブライトプス」は自身が退却した時に自身の持っていた武装ゲージを2枚まで手札に加える効果を持っています。
この効果を使うときの処理順は次のようになります。
(例)
- 武装ゲージを3枚持った「突撃竜ブライトプス」が退却(武装ゲージはリアガードサークルに残ったまま)
- 「突撃竜ブライトプス」の効果で、武装ゲージを2枚まで選んで手札に加える
- 残りの武装ゲージをドロップゾーンへ
この場合、武装ゲージはドロップゾーンから手札に加えるわけではないということですね。
とりあえず武装ゲージとユニットは同時にドロップゾーンへ行かないということは覚えておきましょう。
武装ゲージは効果処理がすべて終わった後にドロップゾーンへ送られます。
武装ゲージを持つユニットがほかの領域に移動したとき
武装ゲージを持つユニットがダメージゾーンに送られる、山札・手札に戻されるなどフィールド外に移動したとき、武装ゲージはドロップゾーンへ送られます。
この場合も退却の件と同じように、処理すべき効果がすべて終わってからドロップゾーンへ送られます。
武装ゲージを持つユニットが呪縛されたとき
武装ゲージを置くユニットが呪縛された場合、持っていた武装ゲージはドロップゾーンへ送られます。
これもタイミングは処理すべき効果がすべて終わってからです。
武装ゲージを持つユニットが支配されたとき
武装ゲージを持つユニットが支配されたときの武装ゲージの扱いについて説明します。
支配ユニットの武装ゲージを支配したプレイヤーが確認することはできません。
また、武装ゲージの所有権は元々のカードの持ち主から動かないため、「突撃竜ブライトプス」の効果を支配プレイヤーが使っても手札に加えることはできません。
支配しても武装ゲージは触れない、と覚えておきましょう。
武装ゲージを持つユニットが移動したとき
武装ゲージを持つユニットが前列から後列へ移動したり、インターセプトによってガーディアンサークルに移動したときは、武装ゲージも同時に移動します。
ただし、武装ゲージを持つユニットがリアガードサークルからヴァンガードサークルに置かれたときは、武装ゲージはドロップゾーンへ送られます。
動画で学ぶ武装ゲージの使い方
基本的ルールはこれまで説明した通りですが、文字だけじゃ分かりにくい、もっと見やすい形で確認したい、という人には公式がYouTubeにアップしている解説動画を見ることをおすすめします。
実際にフィールドにカードを並べながら説明しているので超分かりやすいです。
まとめ
たちかぜの武装ゲージについてまとめました。
個々のカード効果はともかくとして、基本的なルールは以上になります。
覚えておくべき点としては
- 武装ゲージはほかの効果で参照するマーカーのようなもの
- 裏向きの武装ゲージは持ち主だけが確認できる
- 武装ゲージを持つユニットがいなくなれば武装ゲージもドロップゾーンに送られるが、同時ではない
といったところです。
たちかぜを使う人は新しく登場した武装ゲージのルールをしっかりと押さえておきましょう。
新しい能力も登場し、次のパックへの期待が高まりますね。
「The Raging Tactics」ではたちかぜ、スパイクブラザーズ、メガコロニーが登場しますが、いずれかのクランのデッキを作る場合はブースターを予約しておくことをおすすめします。
エクストラブースターに収録されるクランは数が少なく、またマイナーなクランのため、いわゆる「必要な人しか買わない」という構図になりやすいです。
余ったカードがショップに売られるという流れになりづらく、シングル価格が高めになる傾向があります。
ブースターを買って当てる方が得する場合は多く、使わないクランの高レアが当たれば売ればいいだけなので、デッキを作る予定のある人はブースターを予約しておくことをおすすめします。
ヴァンガードでは他にも様々なルールがあります。
【ヴァンガード】ルール解説まとめページでは気になるルールを個別にまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。