ここ最近ダークイレギュラーズデッキの構築でずっと悩んできましたが、ようやくちょっと形になってきたのでデッキレシピと共に紹介します。
「最凶!根絶者」のカードで強化されたダークイレギュラーズ「ノーライフキング デスアンカー」軸です。
デッキレシピ

グレード3 9枚
ノーライフキング デスアンカー 4
デーモンイーター 4
五大元素の支配者 1
グレード2 10枚
ヴェアヴォルフ・ズィーガー 4
ブラッドサクリファイス・ルスベン 4
媚態のサキュバス 2
グレード1 14枚
ドリーン・ザ・スラスター 4
ヴリコラカス 4
誘惑のサキュバス 3
ディメンジョン・クリーパー 3
グレード0 17枚
・ファーストヴァンガード
ヴァーミリオン・ゲートキーパー
・トリガー構成
クリティカル 7
ドロー 5
ヒール 4
デッキコンセプト
「ノーライフキング・デスアンカー」デッキでやりたいことは非常にシンプルで、
- 初回ライドは「デーモンイーター」にしてソウルをためる
- ソウルがたまったら「ノーライフキング デスアンカー」にライドしてスペリオルライド効果で攻めていく
って感じです。
「ノーライフキング デスアンカー」の効果はまさに勝負を決める効果と言ってもいいくらい強力で、
- スペリオルライド効果によって「ドリーン・ザ・スラスター」のパワー+5000が4回発動する
- スペリオルライドしたユニットにはクリティカル+1
- 「デーモンイーター」は守護者封じ持ち
とユニットさえ揃えばかなりやりたい放題することができます。
初回ライドで「ノーライフキング デスアンカー」のライドしてしまうとソウルがたまらずにかなり厳しいので、このデッキでは最初「デーモンイーター」にライドするようにしています。
「デーモンイーター」ができることは
- ガーディアンをソウルに送る
- リアガードをソウルに置いてパワーアップ&ドロー
- ソウルブラスト10での守護者封じ
という感じです。
これは言い換えると、
- 「ノーライフキング デスアンカー」の発動条件ソウル13枚を達成させられる
- ドローでライドする「ノーライフキング デスアンカー」を引きに行ける
- スペリオルライドした後にクリティカル2で守護者封じの攻撃ができる
なので「ノーライフキング デスアンカー」との相性が全てにおいて良く、デスアンカーデッキでの初回ライド要員兼「ノーライフキング デスアンカー」でのスペリオルライド先となっています。
こんな感じで初回「デーモンイーター」にライドしつつ時間を稼ぎ、ソウルがたまったら「ノーライフキング デスアンカー」にライドして攻めるのが基本的な流れです。
ノーライフキング デスアンカーのスペリオルライド先
このデッキでは「ノーライフキング デスアンカー」のスペリオルライド先は3種類います。
- ノーライフキング デスアンカー
- デーモンイーター
- 五大元素の支配者
ですね。
それぞれについて見ていきましょう。
ノーライフキング デスアンカー
「ノーライフキング デスアンカー」から「ノーライフキング デスアンカー」へのスペリオルライドは中々強力です。
「ノーライフキング デスアンカー」は登場時にソウルの数だけパワー+2000されるので、単体でのパワーが非常に高くなっています。パワー50000とかも普通に出ます。
スペリオルライドされた「ノーライフキング デスアンカー」はクリティカル+1されているので何としても攻撃を通したく、相手が完全ガードを持っていなさそうな場合は「ノーライフキング デスアンカー」へのスペリオルライドを狙っていきたいですね。
デーモンイーター
プロテクト相手の場合、守護者を複数枚持っている可能性が非常に高く、「ノーライフキング デスアンカー」へのスペリオルライドがあまり有効ではありません。
そんな時は守護者封じの効果を持つ「デーモンイーター」へスペリオルライドします。
ソウルブラスト10必要ですが、「ノーライフキング デスアンカー」の効果を使っている時点でソウル10枚あるので条件はあってないようなもの。
プロテクト相手の場合は「デーモンイーター」にスペリオルライドする方が攻撃が通りやすくなります。
後はドライブチェック等で見えた完全ガードがまだ使われていない時とか。
完全ガードが手札にあるって分かっている場合は「デーモンイーター」にスペリオルライドしましょう。
ただ弱点もあって、
- 「デーモンイーター」の効果を使うにはカウンターブラスト1とリアガード1体が必要
- 何のサポートも無ければパワー22000なので防がれやすく、「ドリーン・ザ・スラスター」のブーストや「ヴリコラカス」によるパワーアップは必須
といったことには注意しなければなりません。
「ノーライフキング デスアンカー」ほど単体のパワーは出ませんが、サポートによって補強できるのでフィニッシャーとしての選択肢も充分です。
五大元素の支配者
「最凶!根絶者」で登場したグレード3。
アタック時にソウル15枚以上なら手札とソウルを全部捨てることで、自陣全てをスタンドします。
強烈なコストを持ちますが、こちらも強力なフィニッシャーですね。
「ノーライフキング デスアンカー」から使うことで、1ターンにヴァンガードで3回攻撃できます。
ただし「ノーライフキング デスアンカー」から使う場合、盤面は3体減っているので、リアガード込みの連続攻撃までつなげるのはちょっと難しいところ。
「五大元素の支配者」とそのブースト役を用意できれば上々でしょう。
「ドリーン・ザ・スラスター」をブーストに配置できた場合に一番強く、最低でもパワー38000で2回攻撃できますね。ソウルチャージの数によってはもっと増えます。
さらにはカウンターブラストを使わないのがありがたいところ。
相手が守護者を持っている場合は「デーモンイーター」に頼るのがこれまででしたが、「ノーライフキング デスアンカー」を含めるとカウンターブラストを2使ってしまいます。
「五大元素の支配者」がいれば残りカウンターブラスト1の状況でもフィニッシュに持っていけます。
「五大元素の支配者」は
- 守護者1枚で止まらない
- カウンターブラストを使わない
- トリガーを引き継げるVスタンド
という風に独自の強みを持っているので試験的に採用してみました。
最凶!根絶者で強化された点
デスアンカーデッキ的視点で見ると、「最凶!根絶者」では結構良い感じの強化がもらえたと思っています。
というのもデスアンカーデッキで個人的に一番気になっていた
「デーモンイーター」から「ノーライフキング デスアンカー」へのライドが決まらないとまともに勝負できない
という問題点を補ってくれているからです。
デスアンカーデッキ使ってて困る状況に
- 初回「ノーライフキング デスアンカー」にライドしてしまった
- 「デーモンイーター」にライドしたけど「ノーライフキング デスアンカー」引けない
というものがあり、どちらもハマってしまうと勝負がグダります。
それに対する1つの解答が「誘惑のサキュバス」です。
「誘惑のサキュバス」は自身をソウルに入れることで、デッキの上7枚からグレード3を手札とソウルに加えられます。
これによって「デーモンイーター」にライドできない事故を防いだり、再ライド先の「ノーライフキング デスアンカー」を手札に加えたりすることができるようになりました。
デスアンカーデッキはある意味コンボデッキのようなもので、必要なカードが必要な時に手札に無いと動かないわりに、ドローとかスペリオルコール全然得意じゃありません。
なのでハマれば強いのですが、事故るとかなり微妙なのが気になるところでした。
その点をある程度解決してくれているので、「誘惑のサキュバス」は結構ありがたいですね。
あと「ディメンジョン・クリーパー」はやっぱり強かったです。
自身をソウルからデッキの下に置くことでソウルチャージ3というシンプルな効果ですが、ダークイレギュラーズではソウルチャージをすることに意味があります。
特に「ドリーン・ザ・スラスター」の5000パンプを3回発動させられるのが強く、「ディメンジョン・クリーパー」がソウルにいるだけでいつでも「ドリーン・ザ・スラスター」のパワーを15000上げられると思えばかなり強力。
「ディメンジョン・クリーパー」自身もリアガードでは単体13000になれるのでフォースのヴァンガード相手にも攻めていけます。
攻撃が終われば「デーモンイーター」の効果でソウルに置けるのも相性良し。
ついでに言うと「デーモンイーター」の「ガーディアンをソウルに置く効果」でも「ディメンジョン・クリーパー」をソウルに送れるので手札に来てもソウルに送りやすくなっています。
あとソウルためられること自体も普通に強く、あと1枚あれば「ノーライフキング デスアンカー」の効果使えるのにって状況でも間に合わせてくれるのがかなりありがたいです。
総じて「最凶!根絶者」での追加は良い感じ。
デスアンカーデッキに採用できたものは少ないですが、どれもデスアンカーデッキが困っていた点を解決してくれていますね。
デッキ改造案?
デッキレシピを上げたもののこれで完成と思っているわけではなく、まだまだ改善できそうな部分があります。
個人的に一番迷っているのがグレード2です。
というのも、デスアンカーデッキの動きにグレード2ってあんまり絡んでこないんですよね。
グレード1には
- フィニッシャー的ブースト役「ドリーン・ザ・スラスター」
- 劇的にソウルためられる「ディメンジョン・クリーパー」
- ライド事故回避の「誘惑のサキュバス」
- ヴァンガード強化の「ヴリコラカス」
と良い感じのカードが揃っています。
グレード2はデッキの動きをサポートするというよりも単体で役に立つカードを入れていっている印象なので、まだまだ改善の余地がありそうです。
特に「ブラッドサクリファイス・ルスベン」はカウンターチャージができるから入れてみましたが、正直カウンターチャージは無くても良さそうな気がしています。
カードを選んでソウルに入れられるっていう利点もありますしデスアンカーデッキってソウルに必要なカードいくつかありますが、だいたい「デーモンイーター」と「ノーライフキング デスアンカー」の効果使ってるうちに入るんですよね。
「ヴリコラカス」入れるタイミングも「ノーライフキング デスアンカー」のコストの時の方が都合良いですし、あんまり活躍している印象がありません。
「ヴェアヴォルフ・ズィーガー」はパワーが高いので入れています。
やはり単体で14000出せるのは強く、「ディメンジョンクリーパー」との組み合わせで27000出せるのも良いところ。
ヴァンガード時のソウルチャージもありがたいですね。
「媚態のサキュバス」は除去要員。
攻撃しながら消えられるのも便利で、相手の除去をかわせます。
「デーモンイーター」と合わせて盤面をかなり少なくできるので、「ファントム・ブラスター・ドラゴン」のような除去から身を守りやすいというメリットも。
「媚態のサキュバス」の枚数を調整したり、「ブラッドサクリファイス・ルスベン」の枠をどうするかでまだまだ悩めそうです。
まとめ
ダークイレギュラーズ デスアンカー軸についてまとめました。
新顔の「仮面の王ダンタリアン」に負けず劣らず、デスアンカー軸も強化されていますね。
グレード1の追加が個人的に一番良い感じです。
たぶん使っていく中でまだまだ変わっていくでしょうし、新しい変化があればまたまとめていこうと思います。