おはようございます。しんぺいです。
なんかデュエマで面白そうなカードが登場していました。
ライターまつがんの『デュエマ妄想構築録』
vol.29-3 ~鬼タイムで蘇生連打!《終の鬼術 死刀露》登場!~1回で2度おいしい? 十王篇第4弾収録の《終の鬼術 死刀露》で墓地蘇生が鬼ヤバイ!https://t.co/tSy8M3YmNo#デュエマ pic.twitter.com/uhSPfF3pgR
— デュエル・マスターズ公式アカウント (@t2duema) December 4, 2020
「終の秘術 死刀露」。鬼タイムを持つ復活呪文です。
復活呪文と言えばロマノフサインの出番。火闇と文明も合うことですし、ロマノフサインの新たな戦術を切り開いてくれるはず。
というわけで今回はこのカードについて見ていきたいと思います。
終の秘術 死刀露の効果
終の秘術 死刀露
5コスト 呪文 火闇
自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、それよりコストが1大きいクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。このターン、そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。
【鬼タイム】この呪文を手札から唱えた後、自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、この呪文を墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。
強化された蝕王の晩餐
自分のクリーチャーを1コスト大きい墓地のクリーチャーと入れ替える。「蝕王の晩餐」とやってる事が同じですね。
復活させるクリーチャーにスピードアタッカーが付く分重くなったって感じ。
このスピードアタッカーが付くというところが重要で、復活させるクリーチャーによっては「蝕王の晩餐」よりもかなり強く使えそうです。
で、思い付いたのが「邪眼皇ロマノフⅠ世」。
スピードアタッカー付き復活呪文と言えばいかにもロマノフの出番っぽい。「終の秘術 死刀露」もなんか使えそうな感じがしてきます。
「邪眼皇ロマノフⅠ世」を出そうと思えばコスト6のクリーチャーを破壊する必要がある。さらに「終の秘術 死刀露」は5コストの呪文。この2つの事実から導き出されるクリーチャーと言えば・・・。
「龍装艦 チェンジザ」ですね。言わずと知れたパワーカード。ついにロマノフサインでも活躍なるか???
「龍装艦 チェンジザ」を出して登場時効果で「終の秘術 死刀露」を捨て、チェンジザの効果で発動。
チェンジザを破壊して墓地から「邪眼皇ロマノフⅠ世」をスピードアタッカー付きで出すという寸法です。
デッキの文明的には火、闇、水になりそうかな。チェンジザが6マナであることを考えるとマナブーストの自然も欲しくなるかもしれません。
しかしここから先がイマイチ見えない。やってる事は強そうですが、遅い感じもします。序盤は墓地を増やしてチェンジザを出して始動って感じだと出遅れてそう。
「ダーク・ライフ」みたいなマナブーストと墓地肥やしを兼ねるカードを使ってトントンって感じかな?
2ターン目で何かしらのクリーチャーを出して3ターン目に「暗黒鎧 ダースシスK」をマナコスト無しで召喚、即「蝕王の晩餐」でチェンジザに繋げる道もあるっちゃある。
要求パーツは多いですが、手札交換込みで何とかなる?? 2コストクリーチャーを「戦略のD・H アツト」みたいなやつにすれば成功率は上げられそうです。
これなら火、闇、水だけで組めるしね。文明の数を絞るのは大事。
ただこっちはいかんせん揃わなかった時の動きが絶望的に遅そうなんで割り切りが必要です。
まあどっちにしろ、チェンジザから死刀露使ってロマノフⅠ世に繋ぐというやり方でデッキの形にはなりそうです。
あとは肝心のロマノフⅠ世を出してからどうするかって話もしておきたいところ。
死刀露ロマノフで何ができる?
狙い通りチェンジザから死刀露を使ってロマノフⅠ世を出したとして、状況は
- 場にロマノフⅠ世
- 墓地にチェンジザと死刀露
もちろん序盤の墓地肥やし次第でさらにカードは落ちてるわけなんですが、ひとまず確定である材料を使って何が出来るか考えてみたい
ここから出来ることと言えば
- ロマノフⅠ世登場時効果の墓地肥やし
- ロマノフⅠ世アタック時効果の呪文詠唱
ですね。
すでに見えてる材料からすると、ここから目指せることと言えば
- 復活呪文を落として墓地のチェンジザをもう1回出す
- 死刀露で出せるやつを落として死刀露を使う
このどっちかでしょうか。
チェンジザをもう1回出すのはどうなんでしょうね。登場時効果による手札交換こそできますが、呪文を捨てても1枚目じゃないはずなので唱えることはできません。ロマノフで落としたいカードを引いてしまったって場合なら役に立ちますが。
スピードアタッカー付きで出すことも難しいからアタッカーにも組み込めない。基本的には無しか・・・?
ロマノフⅠ世のアタック時効果で死刀露を使う場合のことを考えてみましょう。
たぶん破壊するのはロマノフⅠ世のはずなので、8コストのクリーチャーをあらかじめⅠ世の効果で落としておけばそのまま復活させられます。
8コスト闇クリーチャーでバトルフェイズ中に出して嬉しいものと言えばなんでしょう。
とりあえず思いついたのは「ボルメテウス・ブラック・ドラゴン」。
シールド焼却の鬼。死刀露でスピードアタッカーになってるので即座に相手のシールドを燃やしに行けます。ついでに登場時効果で邪魔なクリーチャーを破壊できるのも強い。
ロマノフサインって7コストのクリーチャーが多いので、死刀露使うなら8コストのボルメテウスは使えそう。中でもロマノフⅠ世で落とせるのはブラックだけです。
あんまり総攻撃に入るタイミングじゃないなって時でも攻撃しやすい。ロマノフサインってワンショットデッキっぽいけど結構S・トリガーに邪魔されるので地道に削っていけるブラックは相性良さげです。
恐らく一番雑に扱いやすいカード。チェンジザ死刀露ロマノフの流れが決まった時点でブラックまで出せますし。とりあえず出して相手のシールド削っていけますね。
決まったらなんかめっちゃカッコ良さそうなのが「邪眼大帝 ラスト・ロマノフ」。
「邪眼皇ロマノフⅠ世」から繋がる8コストのロマノフ。闇含んでるんでⅠ世で仕込めます。
登場時に5枚墓地を増やしてくれるんで、そこから後続を拾っていきたい。死刀露で出せばラスト・ロマノフはスピードアタッカー付きなので即座にアタック時効果を使っていけるのが良いところ。
何よりⅠ世からラスト・ロマノフに進化してる感じが最高にクール。ロマノフデッキって感じがする。
強いて言うなら効果がほとんどロマノフⅠ世と被ってるのであえて出す意味があるかと言われるとなんとも言えないところ。
ロマノフⅠ世と違ってアタック時効果で唱える呪文のコストや文明が制限されていないので、ラスト・ロマノフで唱える専用の呪文を入れておけば使う意味も出てくるかな。
禁断入れて「オールデリート」でも仕込んどく? 「邪眼大帝 ラスト・ロマノフ」から「オールデリート」を唱えられれば一発で勝利できます。
「邪眼大帝 ラスト・ロマノフ」も「オールデリート」も闇文明なので、「邪眼皇ロマノフⅠ世」を出すたびに仕込みができます。上手くいけば良いな程度でも狙っていけそうですね。
よくある「オールデリート」デッキと違ってデッキスペース的に「オールデリート」に依存せずに済むので相手が禁断使ってても戦いやすい。なかなか良い勝ち筋だと思います。
ていうかこれなら「オールデリート」とラスト・ロマノフをガン積みして墓地に落ちやすいようにし、チェンジザ死刀露ロマノフ決まった時点で勝ちなスタイルを目指せないこともない。
まあ寄せすぎると禁断使ってくる相手に絶望することになりますし、そこらの「オールデリート」デッキと違って枠を節約できるのが強みのような気もするので寄せるのは無いか・・・?
なんか死刀露が便利すぎて新しい道を切り開きすぎた気もしますが、ロマノフサインは一体どうなる事でしょう。
まとめ
「終の秘術 死刀露」を使ったロマノフサイン案でした。デッキ名はデストロマノフ(仮)。
チェンジザ死刀露ロマノフⅠ世がかなりキレイなので使ってみたくなります。今までのロマノフサインとは一風変わった感じになりそうですね。場合によってはサイン入らなさそうなのはご愛嬌。
2020年最後にロマノフサインはまたひとつ進化するのだ。