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SYSTEM CODE:X-ceed(システムコード:イクシード)の裁定はなぜ長いのか【ヴァンガード】

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おはようございます。しんぺいです。

インバルディオ、使われてますか?(受身形)

僕はめっちゃ使われています。

で、ちょいちょい気になってるんですが、あのセットオーダー「SYSTEM CODE:X-ceed」って効果が地味に複雑じゃないですか?

パワー上がったり上がらなかったり、ドロップからゲージに置くタイミングがよく分からなかったり。

僕自身たまによく分からんことになるので、今回は公式のQ&Aを見つつ裁定を理解していこうと思います。

 

目次
  1. SYSTEM CODE:X-ceedの効果
  2. SYSTEM CODE:X-ceedのQ&A一覧
  3. 最後に

SYSTEM CODE:X-ceedの効果

まずは基本的な効果の復習から。

インバルディオ以外にライドできない効果と自己改修ゲージを持てるってのはまあ良いとして、ややこしいのは2つ目の効果ですね。

自分がダメージを受けたら、ドロップから1枚自己改修ゲージにします。

ヴァンガードのパワーアップのとこ色々と長く書いていますが、

  • 自己改修ゲージ3枚以下の場合、ダメージチェックでトリガー以外が出てたら+5000
  • 自己改修ゲージ4枚以上の場合、ダメージチェックで何が出ても+5000

って感じですね。

ダメージチェックで何が出てもパワー上がるのでかなり守りやすくなります。

低パワーで攻撃回数が多いみたいなデッキには強いですね。

 

SYSTEM CODE:X-ceedのQ&A一覧

続いて、「SYSTEM CODE:X-ceed」の公式Q&Aを見ていこうと思います。Q&Aを知ることで、正しい処理が分かるはず。

Q&Aは今のところ全部で9件。ややこしい効果だからかちょっと多いですね。

順番に見ていきましょう。

自己改修ゲージとは何ですか?

Q10482(2024-08-08)
自己改修ゲージとは何ですか?
“あなたは自己改修ゲージを持てる”効果が適用されている際に、“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”という効果や、“あなたの山札を上から1枚あなたの自己改修ゲージとして表で置く”という効果により、自身に関連付けられたカードを指します。
自己改修ゲージは何らかの能力により参照される場合があります。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

自己改修ゲージとは何ですか?という質問。何って言われても・・・って感じですが。

公式的には自己改修ゲージとして置ける効果で置いたカードのことを言いますよってことで、まあそりゃそうだって感じ。

ここはまあ良いでしょう。

 

自己改修ゲージとして表向きで置かれているカードは、お互いのファイターがその情報を確認できますか?

Q10481(2024-08-08)
自己改修ゲージとして表向きで置かれているカードは、お互いのファイターがその情報を確認できますか?
はい、できます。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

自己改修ゲージに置いているカードはお互いに参照できるかどうか。

表で置いてるんだからそりゃお互い見れるでしょうって感じですが、今後裏向きの自己改修ゲージとか出るんだろうか。裏バインドが出てるんだから何が出てもおかしくはありませんが。

 

自己改修ゲージはオーダーゾーンのカードですか?

Q10480(2024-08-08)
自己改修ゲージはオーダーゾーンのカードですか?
いいえ、違います。
「SYSTEM CODE:X-ceed」そのものはオーダーゾーンに置かれているセットオーダーですが、自己改修ゲージは、自身のゲージゾーンのカードです。“オーダーゾーンのセットオーダー”等として参照されることはありません。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

自己改修ゲージはオーダーゾーンのカードであるかどうか。

答えは違う。これは意外と重要な情報かもしれません。自己改修ゲージはゲージゾーンのカードであってオーダーゾーンのカードではない。

 

自己改修ゲージって感覚的に「SYSTEM CODE:X-ceed」の近くに置きがちなので、なんとなくオーダーゾーンのカードと思えなくもありません。

でも実際にはゲージはオーダーゾーンのカードとはまた違う扱いなので、オーダーゾーンのカードとは扱わないってことですね。

 

たまにオーダーゾーンのカードを参照するやつがいるので要注意か。

自己改修ゲージにセットオーダーを置いたとしても、「熔熱怪獣 レディアビリオ」のグレードに数えることはできません。

 

また、インバルディオの起動効果で自己改修ゲージにカードを置いても、「リフラクタイル・ドラゴン」がブーストを得ることはないですね。

なんだかんだ勘違いしやすそうな部分なので覚えておきたい裁定の1つです。

 

SYSTEM CODE:X-ceed・トークンはどの国家に属していますか?

Q10477(2024-08-08)
SYSTEM CODE:X-ceed・トークンはどの国家に属していますか?
どの国家にも属していません。
SYSTEM CODE:X-ceed・トークンは、持っている“タイプ・グレード・カード名・テキスト”以外の情報を持ちません。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

「SYSTEM CODE:X-ceed」はどの国家に属しているか。

答えは、どこにも属していない。

 

国家の記載のないカードの扱いについては

  • 全ての国家に属する
  • どの国家にも属さない

2通りの扱いがあり、カードタイプごとに違うので注意が必要です。

 

ユニットカードについては、国家の記載のないユニットはどこの国家にも属さない扱いです。

「サーヴァント・ファルクラシア」で「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」をソウルに入れられないのが良い例ですね。

一方で、国家の記載のないオーダーカードはどの国家にも属する扱いです。

2.2.5. クランと国家の表記がないオーダーカードは、すべてのクランと国家に属します。

引用:カードファイト!!ヴァンガード 総合ルール

じゃあセットオーダーである「SYSTEM CODE:X-ceed」は全部の国家に属するんじゃないかと思うかもしれませんが、まあトークンであって通常のオーダーカードとは違うからって理由なんですかね。知らんけど。

 

長々と書いておいてアレですが、現状「SYSTEM CODE:X-ceed」がブラントゲートに属していようがそうでなかろうが特に関係ないので、あんまり覚える必要のない裁定かもしれません。

 

SYSTEM CODE:X-ceed・トークンはセットオーダーですか?

Q10476(2024-08-08)
SYSTEM CODE:X-ceed・トークンはセットオーダーですか?
はい、セットオーダーです。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

特に語ることもない。書いてる通りですしね。

 

SYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力は、同一ターン中でも、“相手のターンにあなたのダメージゾーンにカードが置かれた時”という条件を満たす度に発動しますか?

Q10475(2024-08-08)
SYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力は、同一ターン中でも、“相手のターンにあなたのダメージゾーンにカードが置かれた時”という条件を満たす度に発動しますか?
はい、条件を満たす度に発動します。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

「SYSTEM CODE:X-ceed」の自己改修ゲージに置く効果は、1ターンに何度も使えるか。

ターン1回制限が無いので何回でも使えますね。まあターン1回制限があったら8枚も貯めるの無理でしょう。

 

自身のヴァンガードにアタックがヒットしたことで行われるダメージチェックで、このカードの自動能力が発動した状況です。
その状況において、コールされていたガーディアンの退却と、発動したこのカードの自動能力の解決は、どちらから行われますか?

Q10474(2024-08-08)
自身のヴァンガードにアタックがヒットしたことで行われるダメージチェックで、このカードの自動能力が発動した状況です。
その状況において、コールされていたガーディアンの退却と、発動したこのカードの自動能力の解決は、どちらから行われますか?
ご質問の場合、「SYSTEM CODE:X-ceed」の自動能力の解決が先に行われます。
「SYSTEM CODE:X-ceed」の自動能力の解決が行われる時点で、ガーディアンは退却していません。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

ガーディアンの退却と「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果はどっちが先か。

答えは「SYSTEM CODE:X-ceed」が先。

 

答えを聞くとまあそうなんかってくらいですが、一応理屈を確認しておきます。

ヴァンガードにアタックがヒットした場合、以下の順番で処理を行います。

  1. デッキの1番上のカードをトリガーゾーンに置く
  2. トリガーゾーンのトリガー効果を解決する
  3. 待機中の効果があったら解決する
  4. トリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置く
  5. ダメージを受ける処理が終了
  6. 待機中の効果があったら解決する
  7. ガーディアンの退却

こういうルールになっているので、ガーディアンの退却より「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果が先ってことですね。

「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果はダメージゾーンにカードが置かれた時、つまりさっきの順番で言うと4番目の段階で発動条件を満たし、6番目で処理する感じす。

 

正直かなり細かいところなので、結論だけ覚えてもいいところかと思います。

ただ、この次の次に出てくるクッソ長いQ&Aは上記の順番を踏まえて読むと理解しやすいかと思いますのでここでちょっと細かく書いてみました。

 

このカードの自動能力の“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”という効果が、自身のドロップにカードが存在しないため実行できない状況です。その場合でも、この自動能力の“その後、あなたの自己改修ゲージが3枚以下で、あなたのトリガーユニット以外がこのダメージチェックで出ているなら、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”等の効果を実行することはできますか?

Q10473(2024-08-08)
このカードの自動能力の“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”という効果が、自身のドロップにカードが存在しないため実行できない状況です。その場合でも、この自動能力の“その後、あなたの自己改修ゲージが3枚以下で、あなたのトリガーユニット以外がこのダメージチェックで出ているなら、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”等の効果を実行することはできますか?
はい、できます。
能力の効果は可能な限り実行されます。
そのため、“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”という効果でドロップから選べず、自己改修ゲージを置けない場合でも、“その後”以降の効果を実行することはできます。
“あなたの自己改修ゲージが3枚以下で、あなたのトリガーユニット以外がこのダメージチェックで出ているなら”という要件が満たされているのであれば、“あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”という効果は実行され、“あなたの自己改修ゲージが4枚以上なら”という要件が満たされているのであれば、“あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”という効果は実行されます。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

ちょっと長くなってきましたが、要するにドロップにカード無くて自己改修ゲージに置いてないけどヴァンガードのパワーアップはできる?って質問です。

答えは、できる。

ヴァンガードはテキストに書いていることはできるだけ処理する方針なので、途中で出来ない部分が出てきてもそのままテキストの処理を実行していきます。

「SYSTEM CODE:X-ceed」のテキストは「相手のターンにあなたのダメージゾーンにカードが置かれた時、あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く。その後~」と続いていくので、ドロップから自己改修ゲージに置いても置かなくてもその後の処理は実行されることになります。

 

もしこれが、「自己改修ゲージに置いたなら~」みたいな書き方をしていると当然パワーアップの方はできません。

が、今回は「その後~」になっているので、自己改修ゲージに置いたかどうかは関係なく残りのテキストを処理していくことになります。

 

ドロップのカード足りないは序盤だと起こりがちな事態なので、インバルディオ使いは覚えておきたい裁定ですね。

 

SYSTEM CODE:X-ceed・トークンがオーダーゾーンに置かれている状況で、クリティカル2のユニットのアタックが自身のヴァンガードにヒットしました。その際の処理の手順はどうなりますか?

Q10472(2024-08-08)
SYSTEM CODE:X-ceed・トークンがオーダーゾーンに置かれている状況で、クリティカル2のユニットのアタックが自身のヴァンガードにヒットしました。その際の処理の手順はどうなりますか?
まず、そのファイターのヴァンガードダメージを1減らします。
その後、自身の山札の一番上のカードを、表向きに自身のトリガーゾーンに置きます。
その際、トリガーゾーンに置かれたカードがトリガーアイコンを持つなら、そのトリガーアイコンによるトリガー能力のプレイを実行します。この後、他に処理すべきルール処理がなく、現在待機中の自動能力も存在しないのであれば、自身のトリガーゾーンに置かれたそのカードを自身のダメージゾーンに置きます。
なおその際、SYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力は条件を満たして待機状態になりますが、この時点ではまだプレイされません。
続いて、再度そのファイターのヴァンガードダメージを1減らします。
その後、再度、自身の山札の一番上のカードを、表向きに自身のトリガーゾーンに置きます。
その際、トリガーゾーンに置かれたカードがトリガーアイコンを持つなら、そのトリガーアイコンによるトリガー能力のプレイを実行します。(トリガーゾーンのそのカードはまだ置いたままにしてください)
この後、現在待機中の自動能力である、SYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力をプレイし、“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”以降の効果を実行します。
なお、この自動能力に含まれる“あなたのトリガーユニット以外がこのダメージチェックで出ているなら”という要件は、1回目にトリガーゾーンに置かれたカードの情報を参照し判定されます。1回目にトリガーゾーンに置かれたカードがトリガーユニット以外で、かつこの時点で自身の自己改修ゲージが3枚以下であれば、“あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”という効果が実行されます。
なお、この時点で自身の自己改修ゲージが4枚以上であれば、1回目にトリガーゾーンに置かれたカードの情報等に関係なく、“あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000”という効果が実行されます。
この後、現在待機中の自動能力が存在しないのであれば、2回目にトリガーゾーンに置かれたカードを自身のダメージゾーンに置きます。
なおその際、SYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力は再度条件を満たして待機状態になります。
また、他に処理すべきルール処理がないのであれば、そのSYSTEM CODE:X-ceed・トークンの自動能力はこの時点でプレイされ、再度“あなたのドロップから1枚選び、あなたの自己改修ゲージとして表で置く”以降の効果が実行されます。

引用:SYSTEM CODE:X-ceed | カードリスト | 「カードファイト!! ヴァンガード」 TCG公式サイト

質問に対する答えが意味分からんくらい長いやつ。ここ書きたくてこの記事書いてるまである。

クリティカル2の攻撃を受けた時の「SYSTEM CODE:X-ceed」の処理の話です。

 

結論だけ先に書いておくと、クリティカル2のダメージを受けた時は

  1. デッキの1番上のカードをトリガーゾーンへ置く
  2. トリガー効果の実行
  3. カードをダメージゾーンへ置く
  4. 2枚目のカードをトリガーゾーンへ置く
  5. トリガー効果の実行
  6. 1枚目のカードがダメージゾーンへ置かれたことによる「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果を処理
  7. 2枚目のカードをダメージゾーンへ置く
  8. 2枚目のカードがダメージゾーンへ置かれたことによる「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果を処理

となります。

2枚目のカードをトリガーゾーンへ置いた後、ダメージゾーンへ置く前に1回目の「SYSTEM CODE:X-ceed」が発動するっていうのが正しい手順ですね。ここちょっと違和感を持ちやすいところかと思いますが、そういうもんです。

 

このQ&A、ルールに照らして相当丁寧に書いてくれているのですが、いかんせんそこが逆に伝わりにくいのが悲しいところか。

1文目の「まず、そのファイターのヴァンガードダメージを1減らします」っていうのでなんかもう読む気が無くなってきます。ヴァンガードダメージってなんやねん。

 

ヴァンガードダメージっていうのはヴァンガードがダメージを受けることにより負う数値のことです。

この数が減少することでダメージチェックを行うってイメージですね。

ダメージチェックの前に数字が1減っていき、数字が0になるまでダメージチェックを繰り返すって感じ。

まあ、普段遊ぶ時には別に気にしなくていい概念です。これ意識してファイトしてる人誰もいないと思う。

そういうもんがありますよってことで。

 

その後のQ&Aはもう書いている通りなのですが、どうしてこの順番の処理になるのかを書いていこうと思います。

2ダメージ受けた場合の処理の流れですが、

  1. ヴァンガードダメージを1減らす(残り1)
  2. デッキの1番上のカードをトリガーゾーンに置く
  3. トリガーゾーンのトリガー効果を解決する
  4. 待機中の効果があったら解決する
  5. トリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置く
  6. ヴァンガードダメージを1減らす(残り0)
  7. デッキの1番上のカードをトリガーゾーンに置く
  8. トリガーゾーンのトリガー効果を解決する
  9. 待機中の効果があったら解決する
  10. トリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置く

という順番になります。

 

ダメージを受けてる途中で発動する効果を処理するタイミングというのは、トリガーゾーンへカードを置いてから、ダメージゾーンに置くまでの間になります。

1ダメージ目を受けている時にトリガーゾーンへカードを置いてからダメージゾーンに置くまでの間(上記の4番目のところ)というのは、まだダメージゾーンにカードが置かれていないので、「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果を発動することができません。

 

1ダメージ目をダメージゾーンに置いてから2ダメージ目のダメージチェックを行うまでの間に待機中の効果を処理できるタイミングは存在しないので、1回目の「SYSTEM CODE:X-ceed」を処理するタイミングは2ダメージ目のカードをトリガーゾーンへ置いてからダメージゾーンへ置くまでの間(上記の9番目のところ)しか存在しないというわけですね。

 

2回目の「SYSTEM CODE:X-ceed」は2ダメージ目をダメージゾーンへ置いた後すぐに処理することになります。

ダメージゾーンにカードが置かれてからバトルを終了させるまでの間に待機中の効果を処理するタイミングが用意されてるからですね。(書いてないけど上記で言うなら11番目ということになります)

 

まあ、ダメージチェック中に効果が連鎖することってそうそうないので、こんなもん理解するより結論だけ覚えてしまった方が早い。僕はこういうの理屈見てああだこうだ言うの好きなのでここに書いていますが。

 

たぶんPスタンダードでエンジェルフェザー使ってる人はもっと詳しいと思います。あれもダメージチェック中に色んな効果が発動しますし。

 

最後に結論をもう1回書いておくと、クリティカル2のダメージを受けた時は

  1. デッキの1番上のカードをトリガーゾーンへ置く
  2. トリガー効果の実行
  3. カードをダメージゾーンへ置く
  4. 2枚目のカードをトリガーゾーンへ置く
  5. トリガー効果の実行
  6. 1枚目のカードがダメージゾーンへ置かれたことによる「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果を処理
  7. 2枚目のカードをダメージゾーンへ置く
  8. 2枚目のカードがダメージゾーンへ置かれたことによる「SYSTEM CODE:X-ceed」の効果を処理

となります。

 

最後に

「SYSTEM CODE:X-ceed」の裁定についてでした。

ここまで書いておいてなんなんですが、個人的には最後のとかどうでもいいと思っています。

なんというか、2枚目のカードのダメージチェックしてる途中に「SYSTEM CODE:X-ceed」の1回目の効果を処理するというのは、どうにも直感的ではない。

身内で適当にやってる分には、ダメージゾーンにカードを置くたびに処理しても別に良いんじゃない?って思ったり。

実際、僕の周りは結構適当にやってますしね。2点分ダメージゾーンに置いた後2回処理したりとか。

 

でも大会出たりします、インバルディオ使いますっていう場合は厳密に処理しないと面倒なことになりがちなので、この辺りの処理は覚えていた方がいいかと思います。

まあそれでジャッジキル沙汰になるとも思わんけど、つけ入る隙を与えるのも迂闊ですしね。

インバルディオを大会で見かける機会は多そうですし、処理の理解の参考になれば幸いです。