今回はストラクチャーデッキRを3つ使ってできるデッキを紹介します。
構築済みデッキのみのカードでできるため、初心者の方におすすめとなっています。
ストラクチャーデッキRとは?
ストラクチャーデッキRとは、KONAMIから発売されている、遊戯王の構築済みデッキのことです。
構築済みデッキと言えども完成度は高く、手軽に始められるためおすすめのセットとなっています。
詳しくはこちら
→【遊戯王】初心者や復帰勢にストラクチャーデッキRをおすすめする3つの理由
今回は、ストラクチャーデッキR第3弾「機械竜叛乱」を使ったデッキを紹介します。
「機械竜叛乱」に収録されているカードのみ使ったデッキを紹介するので、手軽に作ることができます。
機械竜叛乱とは?
「アンティーク・ギア」の名を持つモンスターを使ったデッキです。
「アンティーク・ギア」モンスターは攻撃時に相手の魔法・罠を封じる効果があり、安全に攻撃することができます。
また、個々の攻撃力も高く、それらが簡単に特殊召喚できるため、戦闘で相手の場を制圧していくデッキになります。
デッキリスト
まずはデッキリストを紹介します。
全て「機械竜叛乱」に収録されているカードです。
モンスター19
古代の機械飛竜 ×3
古代の歯車機械 ×2
古代の機械熱核竜 ×3
古代の機械巨人 ×1
古代の機械合成竜 ×1
古代の機械獣 ×1
カードガンナー ×3
マインフィールド ×2
増殖するG ×3
魔法 16
古代の機械射出機 ×3
古代の機械要塞 ×3
古代の整備場 ×2
歯車街 ×3
テラ・フォーミング ×1
ギャラクシー・サイクロン ×3
リミッター解除 ×1
罠 5
デモンズ・チェーン ×3
リビングデッドの呼び声 ×2
デッキの回し方
このデッキの基本的な流れは、「古代の機械射出機」と、「古代の機械要塞」または「歯車街」のコンボによって大型「アンティーク・ギア」を場に並べ、戦闘によって相手を攻めていくというものです。
デッキから召喚条件を無視して特殊召喚できる「古代の機械射出機」が要になります。
攻撃力3000クラスの「アンティーク・ギア」を場に並べることでかなりの攻めが期待できるデッキです。
古代の機械射出機について
このデッキの展開の要となるのが、「古代の機械射出機」です。
自分の場の表側のカードを破壊することで、デッキから「アンティーク・ギア」を召喚条件を無視して特殊召喚できます。
この時、破壊するカードに「古代の機械要塞」または「歯車街」を選ぶことで、さらにモンスターを特殊召喚することができます。
特に「歯車街」は手札・デッキ・墓地という広い範囲から特殊召喚できるのでぜひ組み合わせたいところです。
「古代の機械射出機」は展開に必須となるカードなので、当然手札に加えることが重要となってきます。
そこで役に立つのが「古代の機械飛竜」です。
召喚・特殊召喚時に「アンティーク・ギア」カードを1枚デッキから手札に加えられるので、これで「古代の機械射出機」を手札に加えましょう。
また、「古代の機械飛竜」が場に出たことで「古代の機械射出機」で破壊するカードが用意できます。
「古代の機械要塞」や「歯車街」とできるだけ合わせたいところですが、もし引けなくとも「古代の機械射出機」の効果自体は使えるのは嬉しいところです。
「古代の機械射出機」には墓地から除外することで自分の場のカードを破壊できるので、後から「古代の機械要塞」や「歯車街」を引いても速やかに破壊できます。
古代の機械射出機でできること
「古代の機械射出機」と、「古代の機械要塞」「歯車街」のコンボによって好きな「アンティーク・ギア」を2体特殊召喚できます。
好きなモンスターを出せることによって、様々なコンボができるため、ここではその一例を紹介しておきます。
まず、一番シンプルなパターンは戦闘用「アンティーク・ギア」を2体特殊召喚することです。
「古代の機械射出機」と破壊されたカード、どちらの効果でも戦闘に適した「アンティーク・ギア」を特殊召喚して攻めていきます。
一番使いやすい大型の「アンティーク・ギア」は「古代の機械熱核竜」です。
召喚条件が無いため、どの効果でも特殊召喚でき、攻撃力も3000あります。
攻撃時には相手の効果を封じるため、バトルフェイズに入れればほぼ安全に攻撃することができます。
また、攻撃終了時に相手の魔法・罠を破壊できます。
攻撃時に発動させなかったカードを破壊するもよし、厄介な永続カードを破壊するもよしと扱いやすい効果です。
召喚条件があるものの、相手に最もダメージを与えやすいのは「古代の機械巨人」です。
特殊召喚できないため、召喚条件を無視できる「古代の機械射出機」でしか特殊召喚できません。
しかし、貫通効果を持っており、守備表示で固めてきた相手にもダメージを与えることができます。
攻撃力も3000と高く、ダメージを与えやすい効果とかみ合っています。
相手のモンスター効果を警戒する場合は「古代の機械獣」がおすすめです。
こちらも特殊召喚できないため、「古代の機械射出機」でしか特殊召喚できませんが、戦闘破壊した相手モンスターの効果を無効にします。
相手の効果モンスターの効果を警戒する場合はこちらの方が良いでしょう。
攻撃時に魔法・罠を発動させない効果は健在なので、安全に攻撃できます。
「古代の機械射出機」によって「アンティーク・ギア」を並べるコンボにはもう一つの使い道があります。
それは、コンボで並べたモンスターをリリースしてアドバンス召喚をすることです。
大型を直接特殊召喚できるのにわざわざアドバンス召喚をするのはもったいない気もしますが、「アンティーク・ギア」には特定のモンスターをリリースしてアドバンス召喚することで効果を得るものもいます。
それらを使う方が、モンスターを並べるよりも効果的な場合もあるので、やり方を覚えておきましょう。
やり方としては、「古代の機械射出機」のコンボで並べる2体のモンスターを「古代の機械飛竜」と「古代の歯車機械」にすることです。
この2体を並べ、「古代の機械飛竜」の特殊召喚時効果でデッキからアドバンス召喚したいモンスターを手札に加えます。
そしてこの2体をリリースしてアドバンス召喚するのです。
「古代の機械熱核竜」と「古代の機械合成竜」は「アンティーク・ギア」モンスターと「ガジェット」モンスターをリリースすることでそれぞれ効果を得ます。
「古代の歯車機械」は「アンティーク・ギアガジェット」という名前なので、これをリリースすれば両方の効果を得られることができます。
「古代の機械熱核竜」は2回攻撃の貫通効果持ちという、ダメージ特化型モンスターになります。
高攻撃力による2回攻撃に貫通効果が付くことで、相手に大ダメージを与えることができるようになっています。
「古代の機械合成竜」は相手モンスターへ1回ずつ攻撃できるようになります。
相手モンスターへの全体攻撃、さらに破壊できなかったモンスターは除外できるため、戦闘破壊されないモンスターも怖くありません。
攻撃時には全ての効果の発動を封じるため、相手モンスターを制圧するのに非常に優れています。
「古代の機械射出機」による幅広い特殊召喚のおかげで、色々な攻め方ができます。
戦闘に関してはかなりの力強さを持つため、臨機応変に攻めていきましょう。
まとめ
「機械竜叛乱」3箱で作れるデッキを紹介しました。
戦闘での攻めをメインとしており、とても力強いデッキです。
大型モンスターをバンバン並べられるため、使っていて面白いデッキでもあります。
また、拡張性が高いのも魅力の一つです。
ストラクチャーデッキRのカードのみで作ったため、今回紹介したデッキはメインデッキの大型モンスターを軸とした形になりましたが、「アンティーク・ギア」は融合召喚も行えます。
融合召喚は消費が激しい分、よりパワフルなモンスターが出せるようになっています。
もちろんその時でも今回紹介した「古代の機械射出機」のコンボは使えます。融合召喚を使う分、より多彩な戦術が使えるようになります。
まずはストラクチャーデッキRで試してみて、興味が出ればカードを追加するのも良いでしょう。