デュエルマスターズも年数が経つにつれて強力な効果が増えてきました。
特に効果の発動タイミングが多様になったことにより、「複数の効果が同時に発動する」ということが多くなってきています。
効果の発動タイミングが被ったときはどのように処理すればいいのか?
ここでは例を交えながら解説していきます。
同時に効果が発動した時の処理手順
まずは大前提として、効果が同時に発動した時はどのような手順を踏んで解決していくかを説明していきます。
ここで覚えておきたいことは2つです。
- 「~したときに発動する効果」は全て「効果の誘発」→「効果の処理」という2つの手順を踏む
- 効果の誘発は同じタイミングで行なわれ、効果の処理はターンを進めているプレイヤーのものから好きな順で処理していく
この2つさえ覚えておけば、複数の効果が同時に発動した場合でも問題なく進めることができます。
ではこの2つについてもう少し詳しく説明していきます。
効果の誘発→効果の処理
「~したときに発動する効果」は全て誘発→処理という2段階を踏みます。
例えば自分の場に「雷鳴の守護者ミスト・リエス」がいる時に、自分が「アクア・スーパーエメラル」をバトルゾーンに出したとします。


この時、「雷鳴の守護者ミスト・リエス」の「他のクリーチャーがバトルゾーンに出たときに発動する効果」と「アクア・スーパーエメラル」の「自身がバトルゾーンに出たときに発動する効果」が誘発します。
「誘発」っていうのは、「今からこの効果使いますよ!」っていう宣言だと思ってもらえれば大丈夫です。
誘発した効果は待機状態になり、1つずつ処理していきます。
効果の処理順は自分が好きなように処理できます。
この場合、「雷鳴の守護者ミスト・リエス」から処理しても「アクア・スーパーエメラル」から処理しても構いません。
効果は誘発→処理という2段階の手順を踏むことで、今どの効果を処理していて、どの効果が待機中なのかをはっきりとさせることができます。
効果はターンプレイヤーのものから処理していく
自分の効果は好きな順番で処理することができますが、自分の効果と相手の効果が同時に誘発した場合、ターンプレイヤーの効果→非ターンプレイヤーの効果という順番で処理することが決まっています。
例えば「雷鳴の守護者ミスト・リエス」が相手の場にいる状態で、自分が「アクア・スーパーエメラル」をバトルゾーンに出したとしましょう。
先ほどは「雷鳴の守護者ミスト・リエス」も「アクア・スーパーエメラル」も自分の効果だったので好きな順番で処理することができました。
しかし今回は「雷鳴の守護者ミスト・リエス」は相手の場にいて、自分が「アクア・スーパーエメラル」を出しています。
「雷鳴の守護者ミスト・リエス」は相手の効果で「アクア・スーパーエメラル」は自分の効果です。
この場合はまず自分が「アクア・スーパーエメラル」の効果を処理してから、相手の「雷鳴の守護者ミスト・リエス」の効果を処理します。
なぜなら、効果の処理はターンプレイヤーの効果→非ターンプレイヤーの効果と決まっているからです。
複数の効果が誘発し、自分のものと相手のものは混ざっている場合はどちらがターンを進めているプレイヤー、すなわちターンプレイヤーであるかを確認しましょう。
効果の処理はまずターンプレイヤーが好きな順で効果を処理、終わったら非ターンプレイヤーが好きな順で効果を処理という順番になります。
まとめ
効果が同時に発動したときの処理手順について説明しました。
とにかく覚えておきたいことは2つです。
- 効果は誘発→処理の2段階を踏む
- 処理順は好きなように決められるが、ターンプレイヤーの効果→非ターンプレイヤーの効果という順番は守る
今回挙げた例はかなり単純な例です。
実際には1つのタイミングに3つも4つも効果が重なってきてとてもめんどくさいことになります。
ただ、今回説明したのは土台となる大切な部分。
ここを押さえておくことで効果の処理がぐっと理解しやすくなるのでぜひ覚えておいてください。