皆さんスリーブプロテクターは使っていますか?僕は使っています。
スリーブを傷つけたくないのでスリーブプロテクターを使っていますが、使うのに慣れ過ぎて最近は「二重スリーブにして当たり前」みたいな考え方になっていました。
そこで今回は「なぜスリーブプロテクターを使うのか?」についてもう一度考え直してみようと思います。
昔はスリーブプロテクターなんて使わなかった
昔は~だった、なんて言うとおっさんみたいですが、少しだけ昔の話を。
今から15年以上前、僕が小学生だったころはスリーブプロテクターどころかスリーブなしで遊んでいました。
今だとあり得ないようなことですが、小学生時分なんてそんなもんです。今の小学生がどうかは知りませんが。
デッキにスリーブはつけず、遊ぶ場所は公園です。家の中ですらない。
今から思い返してみればあの頃は「カードをきれいに使う」なんて発想は全くありませんでした。
カードが風に飛ばされてドブに落ちたなんてこともありましたよ。さすがにショックを受けましたがそれでも乾かしてなんとか使ったりしていました。
そこから何年か経つと、誰がやり始めたかは知りませんがカードにスリーブをつけるようになりました。
スリーブをつけるとかなり快適になります。カードはぼろぼろになりませんし、外で遊んでて雨が降ってきても、カードがすぐに致命的なダメージを受けることはありません。カードは守られているのです。
代わりに今度はスリーブがぼろぼろになります。
ただ、スリーブはそこらへんで売ってる無地のやつなのでいくらでも替えが効きます。
スリーブがぼろぼろになったらスリーブを買い替えればいい話です。
この頃スリーブプロテクターは存在すら知りませんでした。
僕がスリーブプロテクターの存在を知ったのは、ちょっと良いスリーブを買ってからのことです。
当時は一重のままでスリーブを使っていました。
お気に入りのスリーブがぼろぼろになっていくと、スリーブ自体を大事にしたいという考えが出てきました。そこでスリーブプロテクターの存在を知ったのです。
スリーブプロテクターの存在を知ってからは、大事にしたいスリーブにはスリーブプロテクターをつけるようになりました。
昔のことを振り返ると、昔スリーブやスリーブプロテクターを使わなかったのは「知らなかったから」です。しかし今は違います。
スリーブプロテクターの良さを知っているからこそ使っているのですが、使い慣れ過ぎてて最近はスリーブプロテクターを使っていない一重スリーブの人を見るとハラハラします。
ただこれはある意味偏見のようなもので、自分の中で「スリーブプロテクターは使って当然」みたいな考えが出始めている証拠でもあります。
そこで今回はスリーブプロテクターの良さを知ったうえで、それでも使わない可能性について考えてみたいと思います。
スリーブプロテクターを使わないことによる弊害
スリーブプロテクターはスリーブを傷から守ることができます。
スリーブプロテクターを使わなければ、スリーブは傷ついていきます。
シャッフルの時に傷つく場合もありますし、デッキケースの中で擦れて傷つく可能性もあります。
僕もスリープロテクターなしで使っていたスリーブには傷がついています。
これはもう10年近く前に買ったスリーブですが、スリーブプロテクターをつけているのでまだまだ現役です。
このスリーブも買い始めた当初はスリーブプロテクター無しで使っていました。
そのため、細かい傷がついてしまっています。
縁の方がちょいちょい擦れていますね。たぶんスリーブプロテクターをつけないままずっと使っていればもっとひどくなっていたことでしょう。
同じスリーブを長く使っていこうと思えばスリーブプロテクターは必須ですね。
「スリーブが傷ついたら買い替えればいいのでは?」と思われるかもしれません。
それは確かに間違っていないのですが、こういった絵柄付きのスリーブは基本的に再販されることはありません。
一度売り切れてしまえばそう簡単には手に入らなくなります。
無地スリーブだといつでも同じものが売っているので買い替えは簡単です。
しかし絵柄付きだと同じものが買える可能性が低いので、同じスリーブを使い続けたければスリーブが傷つかないようにしなければなりません。
スリーブプロテクターを使うことで、お気に入りのスリーブを長く使い続けることができます。
絵柄付きスリーブには魅力的なイラストのやつも多いので、スリーブプロテクターの存在はとてもありがたいことです。
スリーブを使い捨てるという発想
スリーブプロテクターを使うことで、お気に入りのスリーブを長く使い続けることができます。
ただこれはあくまで同じスリーブを使い続けたいという思いがあるからこそです。
例えば無地スリーブだとそもそも買い替えができるのでスリーブを無理に守る必要はありません。
絵柄付きスリーブの場合でも、ぼろぼろになったら買い替えるという考え方ならスリーブプロテクターは必要なくなってきます。
正直スリーブプロテクター無しで使っていても、すぐにスリーブがダメになるわけではありません。
さっきの写真のスリーブも、傷が目立ってきたのは確か使い始めて1年近く経ってからだと思います。
使用頻度にもよりますが、スリーブがぼろぼろになるまで使っていればかなりの期間遊べていることになります。
その頃には違うスリーブで気に入るものが出ていたとしてもおかしくありません。
スリーブなんてプレミア価格で買わずに普通の販売価格で買っていれば1つ1000円もしません。
それで1年スリーブがもてば充分元は取れているのではないでしょうか。
そう考えるとスリーブプロテクター無しで使っていてもさほどおかしなことではありません。
- そんなにスリーブはすぐにぼろぼろにならない
- ぼろぼろになったら別のスリーブに買い替えればいい
これらの考え方があるので、スリーブプロテクターをつけていなくてもなんの問題もないですね。
まとめ
スリーブプロテクターについての考え方をまとめました。
僕は気に入ったスリーブは長く使いたい派なのでスリーブプロテクターを使うことはやめませんが、買い替え前提ならスリーブプロテクター無しでも全然問題無いと思います。
ここら辺は考え方の違いが出てきますね。
スリーブを消耗品ととらえるかどうかが分かれ目になりそうです。
ただどっちにしても他人に自分の考え方は押し付けないようにしたいですね。
ちなみに僕はスリーブプロテクター使う派なのでこのサイトではおすすめスリーブプロテクターを紹介しています。良かったら参考にしてみてください。
→自信をもって人におすすめできる二重スリーブはオーバーガードZという話