スリーブ選びって結構迷います。
特に無地のスリーブプロテクターやインナースリーブはデザイン的に重要ではない割に色んなメーカーが出しているので迷いがちです。
ここでは管理人の経験から導き出したおすすめスリーブの選び方をまとめています。
スリーブは厚くて頑丈な方が良い?
僕はおすすめのスリーブプロテクターにオーバーガードZを激推ししているくらい、スリーブには頑丈さを求めています。
ただその一方で、スリーブを付けたデッキには扱いやすさも求めています。
扱いやすさとは、デッキがちゃんと自分でシャッフルできるサイズに収まっているかということです。
頑丈で厚くすればカードをよく守れるので、そうしたい気持ちも分かりますし僕もそうしていました。
ただシャッフルしにくいと使っててかなり疲れます。
デッキをぶちまける可能性も高くなりますし、遊戯王のようなシャッフル&カットが多くなるカードゲームほど疲れてしまいます。
デッキが分厚くなっていても、デッキの枚数が減っている終盤ではちゃんとシャッフルできるので問題ないと思うかもしれませんが、やはり最初シャッフルしにくいのがつらい。
デッキが無駄に分厚くなってしまうと使いたいデッキケースに収まらない場合もありますし、できるだけデッキはスリムに抑えたいものです。
カード自体の幅は変えられないので、やはり気を使うべきはスリーブの選択でしょう。
二重でも三重でも良いですがトータルでデッキが自分の手に収まるか?を考えてスリーブを選んでみるのはおすすめです。
管理人的スリーブの選び方
理想のデッキの厚さ
手のサイズは個人差がありますので参考になるかは微妙ですが、僕の場合は理想のデッキの厚さは4.5cmです。
これは最初から測って決めていたわけではなく、長いカードゲーム趣味の中で色々とスリーブを使って、「この厚さだとシャッフルしやすいな」と思った厚さというだけです。
ただし厚さを数字で覚えても無駄です。
スリーブを選ぶときにデッキの厚さがどうなるかなんていうのはカードによって違うのでスリーブを買うときに分かるわけがありません。
覚えるべきは、どのメーカーのスリーブの組み合わせだと使いやすいかってことでしょう。
自分的に使いやすいスリーブの組み合わせに至るまでずいぶんと試行錯誤しましたが、ようやく自分の中で結論が出たのでカードゲーム別におすすめスリーブの組み合わせをまとめていこうと思います。
手のサイズは人によって違うので全くあてになりませんが、4.5cmのデッキの厚さをどう感じるかによって、今から紹介するおすすめを判断してみてください。
遊戯王
遊戯王は二重スリーブにする場合と三重スリーブにする場合があります。
ミニサイズ用のスリーブを使いたいときは、
ミニサイズ用スリーブ→そのスリーブプロテクターで二重
レギュラーサイズ用のスリーブを使いたい場合は
ミニサイズ用スリーブ→レギュラーサイズ用スリーブ→スリーブプロテクターの三重
という組み合わせにしています。
二重スリーブの場合、まずミニサイズ用スリーブは使いたいものを選んでいます。
僕の場合は公式から発売されているものを使うことが多いです。
結構かっこいいやつが多いので、公式から発売されているものも良く使います。
そしてその上にはブロッコリーから発売されるスリーブプロテクターを使っています。
Sサイズを選ぶとミニサイズ用のスリーブプロテクターにピッタリです。
遊戯王はカードが薄いので、この2つだけだとちょっと薄めのデッキに仕上がります。
ただ遊戯王のデッキだと薄ければ、ウルトラプロのデッキケースに55枚収まってくれるので薄めの仕上がりも悪くないなあと思っています。
遊戯王の二重スリーブだと分厚くなっても知れているのでオーバーガードZを使う時もあります。
ミニサイズスリーブに使うときは緑のパッケージの「オーバーガードZ Jr.」を選びましょう。
三重スリーブの場合はまた違った選び方をします。
まずはレギュラーサイズ用のスリーブ。ここには使いたいものを選ぶといいでしょう。
僕はよくブロッコリーから発売されるスリーブを使っています。
特に風景スリーブが好きで愛用していますね。
これに遊戯王サイズのカードを入れようとするとぶかぶかになってしまうので、最初にカードをミニサイズ用のスリーブに入れます。
ここで使うミニサイズ用スリーブは薄めのものを選びます。
所詮インナーに使うだけですし、分厚いスリーブにする必要がありません。
ここで分厚いものを選んでしまうとデッキ全体の厚みが増してしまうので、ここは薄めのやつを選んでサイズダウンを図ります。
おすすめはKMCカードバリアーミニ。
安くて薄いので重宝しています。
この薄さの貴重さに気付いていなかったとき、別のスリーブをインナーとして使ったことがあります。
そうすると「なんかデッキが分厚いな?」と強烈な違和感を感じましたし、シャッフルもしにくくて困ったので、改めてスリーブの選択は大事だと感じました。
ちなみにその時使っていたスリーブとカードバリアーミニを比べた写真。
左が厚めのスリーブで右がカードバリアーミニなのですが、厚さが1.5倍くらいありますね。
どちらも同じ40枚です。
デッキ全体の厚さにダイレクトに影響するので、インナーに使うスリーブは薄めのもので済ませたいところ。
スリーブプロテクターにはブロッコリーのスリーブプロテクターを使います。
レギュラーサイズのスリーブに使うので、スリーブプロテクターはMサイズを選べば大丈夫です。
三重スリーブにするとデッキがさすがに分厚くなりやすいので、ここではオーバーガードZは使いません。
以前遊戯王の三重スリーブでスリーブプロテクターにオーバーガードZを使っていた時期があったのですが、さすがに分厚くなりすぎてシャッフルしにくかったです。
これも比べた写真があります。
同じ40枚とは思えませんね。
左のオーバーガードZは使用済、右のブロッコリースリーブプロテクターはおろしたてということもあるかもしれませんが、それを踏まえてもかなりの差です。
手の大きい人はオーバーガードZでも大丈夫でしょうが、僕はダメだったので三重スリーブにするときはブロッコリースリーブプロテクターを選んでいます。
ヴァンガード
ヴァンガードの場合は二重スリーブのみです。
ミニサイズ用スリーブとスリーブプロテクターで二重。
ヴァンガードのカード自体が分厚いこともあり、ヴァンガードで三重スリーブはどうがんばっても僕の手では厳しかったです。
カードのサイズなんて気にせずにレギュラーサイズ用のスリーブに入れてスリーブプロテクターの二重にすればいいのですが、中でカードが動くのが嫌なので僕はやっていません。
ヴァンガードは公式から多くのスリーブが出ていますし、それで事足りていると感じている部分もあります。
使うスリーブプロテクターはブロッコリースリーブプロテクターです。
これもミニサイズ用スリーブに使うので、Sサイズを選びましょう。
オーバーガードZはちょっと分厚過ぎました。
正直ブロッコリースリーブプロテクターでもちょっとシャッフルしにくいかなと感じるくらいなので、オーバーガードZだとかなりきついですね。
ブロッコリースリーブプロテクターの中では、スリムタイプが厚さ的には最高です。
使った感想も書いています。
デュエルマスターズ
デュエルマスターズの場合は二重スリーブのみです。
レギュラーサイズ用のスリーブとスリーブプロテクターで二重です。
デュエルマスターズのカードは薄いうえに二重にしかしないので、スリーブの選択肢は幅広いです。
レギュラーサイズ用のスリーブにはおなじみブロッコリーの風景スリーブを使うことが多いです。
風景スリーブはかなりの種類が出ているので、選び甲斐もあります。
スリーブプロテクターにはオーバーガードZを使っています。
レギュラーサイズ用のスリーブに使うので赤いパッケージの方ですね。
オーバーガードZはスリーブ自体が分厚いですが、デュエルマスターズはカードが薄いのでそこまで気になりません。
むしろオーバーガードZ使って厚さ的にちょうど良くなる感じです。
デッキも頑丈に仕上がるので良い感じですね。
まとめ
スリーブの選び方と各カードゲームでのおすすめスリーブを紹介しました。
基本的に使いたいスリーブの絵柄に関してはなんでもいいですが、インナースリーブやスリーブプロテクターはデッキのサイズに直結してくるので、自分の手のサイズに合わせて選んでいる感じです。
スリーブ選びに迷ったとき、参考になれば幸いです。