おはようございます。しんぺいです。
デスピアデッキを組みました。
アルベルのデッキ作りたいのにアルバスの落胤が入ってるの謎の違和感があったんでアルバス抜きデスピアを組んだ
わりと普通に戦えるしデスピアとカルテシアの効果を存分に使っていけるんで満足してる
烙印融合の影に隠れてるけどデスピア周りも融合テーマ的にかなり完成度高いよね pic.twitter.com/6C2lBmUc1F— しんぺい (@shinpeicardnews) May 4, 2023
気合のアルバス抜き構築。「デスピアの導化アルベル」のデッキなのに「アルバスの落胤」と一緒に戦うのはおかしいよなあ!?ってことで「アルバスの落胤」と「烙印融合」は捨てました。
ミラジェイドが出せなくなったので厳しい部分はありますが、動きがかなりデスピアメインになってくれたので満足しています。
というわけで今回はアルバス抜きデスピアの紹介です。
デッキレシピ
メインデッキ 40枚
モンスター 22枚
- デスピアの導化アルベル 3
- 悲劇のデスピアン 3
- デスピアの大導劇神 1
- デスピアの凶劇 1
- 赫の聖女カルテシア 2
- 灰流うらら 3
- 増殖するG 3
- エフェクト・ヴェーラー 3
- エッジインプ・チェーン 3
魔法 16枚
- 烙印劇場デスピア 2
- 赫の烙印 1
- 烙印開幕 1
- 融合派兵 2
- 融合 2
- 魔玩具縫合 3
- 墓穴の指名者 2
- 封印の黄金櫃 1
- ハーピィの羽根帚 1
- おろかな埋葬 1
罠 2枚
- 烙印追放 2
EXデッキ 15枚
- デスピアン・クエリティス 2
- 赫灼竜マスカレイド 2
- デスピアン・プロスケニオン 1
- 赫焉竜グランギニョル 2
- ガーディアン・キマイラ 2
- マグナム・ザ・リリーパー 1
- 捕食植物ドラゴスタペリア 2
- 烙印竜アルビオン 2
- 赫聖の妖騎士 1
構築のコンセプト
今回の構築は「アルバスの落胤」を抜いてデスピアデッキを作りたいなあというのがスタートです。
背景ストーリーをよく知ってるわけではないですが、デスピアとアルバスって敵同士じゃない? なんかアルベルで「烙印融合」サーチして「アルバスの落胤」使って融合してるの、めちゃくちゃ協力し合ってて違和感やばかったです。デッキの動きとしては完成度高いんだけど。
僕は完全に敵側陣営のデッキを作りたいわけですよ。
やっぱ敵陣営のデッキにアルバスいるのはおかしいよねってことで「アルバスの落胤」を抜くことに。
となるとめちゃ強カードである「烙印融合」「氷剣竜ミラジェイド」も使えなくなるわけですが・・・。
まあそれはしゃあないと割り切り。何かを得るにはそれ相応の対価を支払う必要があるのだ。
代わりに「デスピアン・クエリティス」がよく出てくるようになりました。
カッコいいし戦闘にかなり強いしタダではやられん効果してるしでとてもエースモンスターっぽい。お気に入りのカードです。
構築のスタート地点がすでに個人の好みなのでこのデッキには合理性の欠片も無いんですが、結果的にデスピア側の効果をフルに使っていける構築になったんでめちゃくちゃ満足しています。
このデッキの展開について
僕は1ターンがクソ長くなる展開は苦手なので、このデッキでの展開はとてもシンプルです。
基本はデスピア含む2体で融合し、「デスピアン・クエリティス」を融合召喚。
素材となるデスピアには
- デスピアの導化アルベル
- 悲劇のデスピアン
- デスピアの大導劇神
- デスピアの凶劇
がありますが、それぞれ融合の消費を軽減してくれる効果を持っています。
なので意外と消費は少なめ。デスピアは融合テーマとしての完成度がかなり高いですね。
特に強いのが「デスピアの大導劇神」。
ありがたい妨害効果持ち。融合・シンクロ・エクシーズ・リンクモンスターが出てくると効果モンスター1体の効果を無効にできます。
融合素材にしたら勝手に出てくるので、融合モンスター並べつつ横に妨害を置けるとかなり良い感じ。できる限り融合に巻き込みたいですね。
ミラジェイドを使わないので、どうやって相手を妨害するかも説明しておきたい。
さっきの「デスピアの大導劇神」を隙あらば出すのがまず1つ。
あとは相手ターンに「ガーディアン・キマイラ」を融合召喚してごまかすことが多いです。
手札とフィールドのモンスターを素材に出てきて、破壊とドローをしてくれます。これで相手のカードを嫌なタイミングで破壊していこう。
相手ターン融合の手段はこのデッキだと結構豊富。
- 赫の烙印
- 赫の聖女カルテシア
- 烙印追放(ガーディアン・キマイラ出せないけど・・・)
が当てはまります。
「赫の烙印」は定番ですね。
墓地回収&融合。素材は除外されるので注意ですが、「悲劇のデスピアン」「デスピアの大導劇神」「デスピアの凶劇」は除外されても効果を使えるのでありがたい。
基本的には「デスピアの導化アルベル」でサーチしてセットしておくか、「赫焉竜グランギニョル」で「烙印竜アルビオン」を落としてセットするのが多い。
除外融合が「デスピアの導化アルベル」を使い回しにくくてキツイことがあるので1枚だけにして必要な時だけ使えるようにしています。2回目使いたかったら「悲劇のデスピアン」でセットできるのも覚えておくと良いかな。
「赫の聖女カルテシア」は僕が使いたかったカードその2。
要するにアルベルとカルテシアを使いたかったのがこのデッキです。
フィールドにいれば、自分・相手メインフェイズで融合することができます。これで「ガーディアン・キマイラ」出して破壊に繋げるやつ。
あと融合モンスターが墓地に行ったターンの終わりに手札に戻せるのは忘れないように。融合の消費を補ってくれるカードにもなってくれます。
カルテシアを使うことで融合できるようになるのがグランギニョル。
融合成功時に墓地に落とす効果が地味に便利ですね。デッキから「デスピアの大導劇神」「デスピアの凶劇」を落としておいて回収に繋げられますし、EXデッキから「烙印竜アルビオン」を落として妨害用の烙印カードをセットすることもできます。
余談ですがそう言えばこいつもアルバスだよな・・・。
そう思うとめちゃくちゃ抜きたくなってきましたが、まあそれはまた今度考えよう。
こいつのおかげでグランギニョルが妨害として機能しているという事実があるのは確かです。
それとは別にグランギニョルは相手がモンスター効果でモンスターを特殊召喚した時に、自身を除外してデスピアをEXデッキから出すことが出来ます。
出すのはほぼ「赫聖の妖騎士」。
EXデッキからカードが離れた時に相手のカード効果を無効にできます。
グランギニョルのタイミングも考えると、流れとしてはまず相手が素材モンスターを特殊召喚した時にグランギニョル効果から「赫聖の妖騎士」が登場。
それでも相手がEXデッキのモンスターを出して来たら、「赫聖の妖騎士」の効果で効果無効ってところですかね。
「赫聖の妖騎士」がやられたらエンドフェイズにデッキからカルテシアを出せるので、巻き返しの準備もやってくれるえらいやつ。
ちなみにグランギニョルの墓地落とし効果で直接「赫聖の妖騎士」を落とすのもあり。そしたらカルテシアを場に出して相手ターンを迎えられます。
グランギニョルは墓地からでも自身を除外できるので、カルテシアで融合素材にしてからグランギニョル効果を構えると無駄がありませんね。
話がちょっとそれてしまいましたが、このデッキの相手ターン妨害手段の最後が「烙印追放」。
墓地からデスピアが融合モンスターを出しつつフィールドで融合。
手札を素材にできないので「ガーディアン・キマイラ」を出すことはできませんが、相手フィールドを巻き込めるので除去しつつ融合することもできます。
デスピア関連の融合素材は光か闇なので、その2属性を使うデッキに強く出られますね。
逆に言えばそれ以外の属性がメインのデッキだとただのフィールド融合ですが、相手フィールドを巻き込めずとも便利な場面はあります。
罠カードなので自分の展開が終わってから伏せることが多い。なので「捕食植物ドラゴスタペリア」がかなり出しやすいんですよね。
すでに出してる融合モンスターと、墓地からデスピアを復活させて融合ってのが多い。妨害持ちを相手ターンに着地させられます。
こんな感じでミラジェイドがいなくとも妨害を立てることができるので、ミラジェイドが無くても結構戦えるなあって感じますね。
基本的には「デスピアン・クエリティス」を融合召喚して素材となった「デスピアの大導劇神」を出したり、手札次第では妨害用の烙印カードをセットしたりで終わり。
カルテシアが出せる場合は、カルテシアを出しておいてターンを返すことで「ガーディアン・キマイラ」を出す構えにするか、自ターンでグランギニョルを融合しておいて「烙印竜アルビオン」を落として烙印カードを持ってきてセットするか。
良くも悪くも手札誘発を除いた妨害手段が「デスピアの大導劇神」か融合系のカードのみ。それらを何枚用意できるかって感じです。
とりあえずデスピアは初動に恵まれているので、何もできないってことは少ない。
「烙印融合」を使わなくなったので1枚初動とはなりませんが、初期手札5枚もあれば組み合わせて1~2妨害は用意してターンを返すこともできるので自力のあるテーマだと思います。
次のターンの融合手段も確保できてることが多いので息切れもしにくい。デストーイも出張させてるしね。これのせいで純デスピアを名乗れるか微妙なところなのは内緒。
まとめ
アルバス抜きデスピアの構築についてでした。
わりとイメージ重視の構築ではありますが、思ってたより戦える。やっぱデスピアって良いテーマですよ。
あとカルテシア周りも良い。グランギニョルとカルテシアで妨害を構えやすくなったのも助かります。
うっかりアルビオン入れてたりしてまだレシピ調整中なので、ある程度まとまったら1枚ずつ解説していくやつやろうかな。