おはようございます。しんぺいです。
今回はスタンダードのぬばたまデッキ解説です。
マガツストーム軸のデッキとなりますが、デッキレシピを交えながらデッキの動きや採用カードについて解説していきます。
デッキレシピ
グレード3 10枚
隠密魔竜マガツストーム 4
忍竜ボイドマスター 4
修羅忍竜クジキリコンゴウ 2
グレード2 11枚
忍竜マガツゲイル 4
刹那の忍鬼ツナマサ 3
千本太刀の忍鬼オボラザクラ 4
グレード1 12枚
月下の忍鬼サクラフブキ 4
忍竜マガツブレス 4
忍竜ドレッドマスター 2
嵐の忍鬼フウキ 2
グレード0
ファーストヴァンガード
クリティカルトリガー 5
ドロートリガー 7
ヒールトリガー 4
デッキコンセプト
マガツストームで連続攻撃!
このデッキで一番やりたい事は「隠密魔竜マガツストーム」による連続攻撃ですね。
「忍竜ボイドマスター」のような「リアガードを手札に戻す効果」を使って、リアガードを出し入れしながら攻撃回数を増やしていきます。
最大5回もの連続攻撃ができるので、アクセル顔負けですね。
攻撃回数が多いのでプロテクトのクランに強く出ることができます。
そしてプロテクトのクランらしく完全ガードを手札に加えることができるので、フォースにも強いです。
得意のリアガード戻しもあるので相手の除去を受けづらく、なかなか不利が付きづらいデッキです。
アクセルのクランは苦手。ただリアガードへの殴り返しはある程度防げるので、ダメージトリガーを引きさえすればまだ戦えます。
動きもグルグルしてて楽しいデッキ。登場時効果を使い回してドローを繰り返せるので使ってる時のカードゲームしてる感は異常。
手札交換でデッキを回そう
このデッキでは動くのに必要なパーツが多いです。
- リアガードを手札に戻すカード
- 登場時効果を使いたいカード
- コスト回復カード
- コストを使うカード
これらがバランスよく来ないと上手く動けません。
アドバンテージを稼ぐ「忍竜マガツゲイル」は確かに強力ですが、そればかりだとすぐにコストが足りなくなります。
また、「忍竜ボイドマスター」らはリアガードの効果を使い回すのに必要ですが、戻すカードばかりだと使い回しの旨味が少なくなります。
コストを使うカード、コスト回復、リアガード戻し、登場時効果持ち。
これらが過不足なく来ることでようやく動くことができます。
そのため、このデッキでは手札交換カードを多く入れています。
「月下の忍鬼サクラフブキ」に加えて「忍竜ドレッドマスター」まで。
手札交換を繰り返すことで、必要なパーツを揃えにいきましょう。
特に「月下の忍鬼サクラフブキ」はカウンターチャージもできるので使い回す機会が多いカードです。
各グレードの解説
グレード3
グレード3は「隠密魔竜マガツストーム」、「忍竜ボイドマスター」、「修羅忍竜クジキリコンゴウ」。
グレード3を多めに入れているのには理由があります。
「隠密魔竜マガツストーム」は確かに強力ですが、最初にライドするようなカードではありません。
ソウルにグレード3を要求する都合上、ソウルチャージがあるとはいえ初めにライドしてもロクに効果が使えない可能性が高いです。
そのため、序盤は「忍竜ボイドマスター」か「修羅忍竜クジキリコンゴウ」にライドするのが望ましいですね。
「忍竜ボイドマスター」はリアガードでも使えるので採用枚数は多めに。
「修羅忍竜クジキリコンゴウ」はヴァンガードでしか効果を使えないので少なめにしています。
「忍竜ボイドマスター」はリアガード要員みたいな効果をしていますが、ライドしても単騎15000になれるのでかなり便利ですね。
リアガードを戻す効果もV/Rで使える効果なので、ライドしてもそこまで困りません。
「忍竜ボイドマスター」については詳しくはこちらでも解説しています。
地味にインターセプト封じが強いですね。
自身のパワーも単騎15000と高いので、パワー8000でブーストすれば23000に届くのがえらいです。
見た目以上に相手のガード値を消耗させられるカード。
「修羅忍竜クジキリコンゴウ」は最初のライド要員その2。
カウンターブラスト1を払えば相手の手札を減らせるので雑にアドバンテージを獲れます。
地味にメインフェイズ中にカウンターブラストを使えるというのが便利です。
「月下の忍鬼サクラフブキ」の手札交換効果は、ダメージゾーンの表1枚以下じゃないと使えません。
メインフェイズ中にカウンターブラストを使えると、「月下の忍鬼サクラフブキ」を出す前にダメージゾーンの表のカードを調整できるので便利なところ。
正直ダメージゾーンの表のカードを減らすという意味合いが多いので、「忍竜マガツゲイル」などを充分に引けていれば効果を使わないことも多いです。
サブのサブなので新しいグレード3が来たら抜ける筆頭。
序盤は切り札を温存しておき、再ライドのタイミングになれば「隠密魔竜マガツストーム」にライドします。
「隠密魔竜マガツストーム」については下記の記事でも書いていますので良かったらこちらもどうぞ。
グレード2
グレード2は「忍竜マガツゲイル」、「刹那の忍鬼ツナマサ」、「千本太刀の忍鬼オボラザクラ」。
最重要は「忍竜マガツゲイル」ですね。
ぬばたまはアドバンテージを獲れる効果が「忍竜マガツゲイル」か「隠密魔竜マガツストーム」くらいしかなく、手札が多く見える割にカツカツなことが多いです。
「忍竜マガツゲイル」の効果をどれだけ使い回せるかで勝負が決まると言っても良いでしょう。
残りのカードはソウルチャージに重点を置きました。
「忍竜マガツゲイル」や「忍竜マガツブレス」がソウルを使っていくので、ソウルはいくらあっても困りません。
地味にソウルチャージでグレード3が入れば「隠密魔竜マガツストーム」の効果が多く使えるようになるのも良いですね。
ソウルチャージ要員としての優秀さは「刹那の忍鬼ツナマサ」が上です。
グレード3にまでライドすればほぼ無条件でソウルチャージできます。
単騎8000ですが、グレード1には単騎11000出せるユニットが多くいるので、そこまでパワーが低くなることはありません。
「刹那の忍鬼ツナマサ」は手札に戻る効果も持ちますが、あくまで補助的な扱いです。
使えばソウルが減るので、結局はプラマイゼロですね。
自身が戻るだけなので、リアガードサークルを空ける自由度が低いのもあまり使わない理由です。
基本的にリアガードを手札に戻すのは一列空けられる「忍竜マガツゲイル」と「忍竜マガツブレス」、好きなユニットを戻せる「忍竜ボイドマスター」に頼っています。
「千本太刀の忍鬼オボラザクラ」はパワーが高いのが魅力ですね。
単騎15000出せるので、23000ラインが構築しやすくなります。
ソウルチャージはダメージゾーンの表1枚以下じゃないとできませんが、パワーアップのためだけにカウンターブラストを使うのも多いです。
「千本太刀の忍鬼オボラザクラ」もメインフェイズ中にカウンターブラストを使える強みがあります。
「月下の忍鬼サクラフブキ」のドロー&カウンターチャージ条件を満たすために「千本太刀の忍鬼オボラザクラ」を出してダメージゾーンの表のカードを減らすという使い方もできますね。
ただし「千本太刀の忍鬼オボラザクラ」が多過ぎてもカウンターブラストを使いすぎるだけなので、何枚か「忍竜ダンブリーチ」と入れ替えるかは悩み中です。
「忍竜ダンブリーチ」はリアガードが手札に戻っていれば単騎15000出せるので、コストを使わないアタッカーとして優秀です。
ただぬばたまではコストを使うアタッカーが優秀という場面もあるので、配分は迷いどころですね。
グレード1
グレード1は「月下の忍鬼サクラフブキ」、「忍竜マガツブレス」、「忍竜ドレッドマスター」、「嵐の忍鬼フウキ」。
「月下の忍鬼サクラフブキ」は最優先ですね。
カウンターブラストの消費が激しいデッキなので、確実に引きたいです。
効果を使えれば他のユニットの効果をより使えるようになるので、積極的に効果を使っていきます。
「月下の忍鬼サクラフブキ」の強さはこちらで解説しています。
「忍竜ボイドマスター」のコストを帳消しにできるとも考えられるので、「月下の忍鬼サクラフブキ」を前に出して攻撃し、「忍竜ボイドマスター」で戻す動きはよくやります。
「忍竜マガツブレス」は優秀な手札戻し要員。
手札を失うのは痛いですが、一列戻せるので「隠密魔竜マガツストーム」で呼び出すサークル空けに役立ちます。
アタックかブースト終了時に使える効果なので、序盤から後列に出しておいてここぞという時に使えるのも便利なところ。
アド損のため乱発する効果ではないですが、詰めの場面ではよく使います。
登場時効果でパワー11000になれるのも嬉しいところ。
すでに場に出てターンが経った「忍竜ボイドマスター」はパワー12000なので、そういったユニットと23000ラインが組めるのは強力。
よくやるのが「隠密魔竜マガツストーム」と同じ列に出して、23000出しつつアタックが終わればまとめて手札に戻すこと。
「忍竜マガツブレス」の効果に限らず、ライド予定の「隠密魔竜マガツストーム」を出して攻撃し、手札に戻す動きはなかなか便利です。
「忍竜ドレッドマスター」は手札交換要員。
こちらは「月下の忍鬼サクラフブキ」と違って、ダメージゾーンの表のカードに関係なく手札交換を行えます。
ヴァンガードが「修羅忍竜クジキリコンゴウ」ならさらに手札破壊も行えます。
ソウルブラスト1という軽いコストで相手のカードを減らせるので、ソウルが許すなら狙っていきたいところ。
とは言え基本的には手札交換要員としての運用です。
「嵐の忍鬼フウキ」は高パワーの出るブースターです。
パワー14000まで上がるので、「忍竜ボイドマスター」ら単騎15000出るユニットのブーストに使ってパワー29000出すのが目的です。
ただしパワーの上がるタイミングに癖があるので、「忍竜ドレッドマスター」と入れ替えても良いかもしれません。
グレード0
クリティカル5、ドロー7、ヒール4です。
ドロートリガーが多めですが、手札交換で捨てていくためですね。
ドロートリガーや「忍竜マガツゲイル」で手札の枚数を増やし、手札交換要員の効果で手札の質を高めていくのが理想的な動きです。
ただし決め手に欠ける面もあるので、ドロートリガーの配分は改善の余地ありですね。
7枚にすると多く感じたので、6枚の方が良いかもしれません。
まとめ
スタンダードのマガツストームデッキについてまとめました。
使っているとグルグル回って非常に楽しいデッキです。
特にアタック終了後に手札に返っていく動きがシノビらしくて良いですね。
手札破壊もぬばたまらしさがありましたが、こちらの残影的な動きもまたぬばたまらしくて好きです。
かなり面白いデッキなので、組んでみてはいかがでしょうか。
ぬばたまユニット解説記事はこちら。