おはようございます。しんぺいです。
レガシーで黒単リアニメイトを作ろうとしています。
採用するカードを色々と探しているのですが、今回はリアニ先のカードについて調べてみました。
色んなとこでデッキレシピを見ていると、よく採用されているカードはだいたい固まっています。
今回はそれらのリアニ先カードについてまとめていこうと思います。
採用するカードの基本方針
リアニ先でよく採用されているカードを見ていると、場に出た時点である程度の仕事が終わっているものが多い印象です。
特に手札補充ができるものは優先度高め。
墓地肥やし→復活呪文と手札を消費していくし、手札破壊やマナ加速を挟めばさらに消費は増えていきます。
リアニまで行く過程で減った手札を即座に取り戻せるクリーチャーは入れておきたいですね。
手札補充できるクリーチャーを基本としつつ、あとは色々な状況に対応できるものを。
除去や展開、手札破壊、ロックなど様々な効果を持った大型クリーチャーを少しずつ採用していく感じです。
おすすめのリアニ先
グリセルブランド
リアニと言えばコイツ、みたいな感じのやつ。
7点払って7ドローはシンプルに強力。リアニコンボで減った手札を回復し、更なるコンボへ繋げられます。
「再活性」で釣り上げると8点失い、ドローで更に7点無くなりますが、絆魂があるので攻撃し始めれば減ったライフは取り戻せます。
起動効果でドローするため、除去を打たれてもそれに対応してドローすることができます。
ライフは失ったままですが、手札は大幅に増えるため、得する交換になるでしょう。
8コストと重いですが、「暗黒の儀式」や「Lake of the Dead」でマナ加速して素出しできることは覚えておきたいですね。
リアニデッキを支えてると言ってもいいカードです。
偉大なる統一者、アトラクサ
こちらも「グリセルブランド」と同じく手札補充ができるクリーチャー。
出た時にデッキの上10枚から異なるカードタイプを1枚ずつ手札に加えます。
土地、クリーチャー、インスタント、ソーサリー、エンチャント、アーティファクトは普通に入ってるので結構なドローになるはず。
「グリセルブランド」と違ってライフを失わないのも良いですね。
7/7の飛行警戒接死絆魂と「グリセルブランド」を上回る戦闘力も持っています。
黒単ではないのでマナを貯めて素出しすることはできませんが、それでも強力なカードです。
残虐の執政官
出た時と攻撃する時に相手の場と手札とライフを削り、こちらはドローと回復ができます。
除去しつつライフを回復できるため、速めのデッキに対抗する手段として有効です。
また、手札を削れるため、コントロール系のデッキに対しても便利。
一気に大量のアドバンテージを稼ぐカードではありませんが、有効な相手が多くメインから採用したいカードになっています。
本体も6/6飛行と充分なサイズを持っており、相手の対処が遅れればそのまま勝てるスペックを持っていますね。
墓所のタイタン
出た時と攻撃する時に2/2のゾンビトークンを呼び出します。
トータルのダメージが大きくなりやすい、ビートダウン向けのカードです。
出して次のターンにトークンと攻撃すれば10点クロックなので、2ターン攻撃できれば勝ちですね。
また、相手のビートダウン対策としても使えます。飛ばない相手なら大量のゾンビトークンが相手の攻撃を防いでくれるでしょう。
殴りあいに強いリアニ先として有効です。
虐殺のワーム
並べてくるデッキ対策。
出た時のマイナス2/2修正が小型クリーチャーを一掃してくれます。
更にライフも奪ってくれるので、出せば一気に状況が覆るスペックを持っていますね。
ただし、小型クリーチャー相手にしか刺さらないことと、出すだけでゲームエンド級かと言われるとそうでもないのでサイド向けかと思われます。
苦難の収穫者
こちらも出た時にマイナス2/2修正ができるクリーチャー。
注目するところは手札から捨てることで放てる単体マイナス2/2修正でしょうか。
相手の邪魔な小型クリーチャーに対処しつつ、リアニ先として自身を墓地に置くことができます
ただ、2マナと多少重いのが気になるところか。
値段も高めだし、カード集め始めの頃は別に買わなくてもいい気はします。
選択肢としてはアリなので、頭の片隅に置いておきたいカードですね。
カザド=ドゥームのトロール
沼サイクリング持ち。
コイツを復活させたいというより、土地事故を防ぎつつ手頃なリアニ先として使えるって感じですね。
6/5のサイズを持つうえに3体以上でしかブロックされないのでライフを削る力はなかなか高い。
そこまで特殊な能力はありませんが、放っておくとライフ詰められる。そんなスペックに加えて沼サイクリングっていうのがありがたいところです。
恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス
館の目的はただひとつ──恐怖と畏れで、ヴァルガヴォスの飢えを満たすこと。#mtgjp #MTGDuskmourn pic.twitter.com/N4aIcYQFjh
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 31, 2024
強力な護法と墓地対策、追放したカードの再利用と便利な能力を多く持っています。
即座に盤面に干渉することはできませんが、存在するだけで相手がカードを使うのをためらわせることができますね。
居座れば9/9のサイズで速やかにゲームを終わらせてくれるでしょう。
見た目も黒の大型にふさわしく、個人的にかなり好きなカードです。
灰燼の乗り手
白と黒の除去能力持ち。
多色カードは黒単の土地基盤だと素出しできませんが、黒単ではできない能力が魅力なので普通に採用圏内です。
除去はパーマネント1つの追放と範囲がかなり広いですね。
黒では触りにくい置き物に対処できますし、サイズを問わずクリーチャーを処理することもできます。
とはいえ単体除去して終わりなので、少数採用して状況に応じて引っ張ってくるという使い方が良いでしょう。
狂気の種父
赤黒の大型クリーチャー。
各終了ステップにお互いの手札を捨てさせます。
お互いのターン終了時にお互いの手札を捨てさせるので、ほぼ相手の手札は残りません。
ただ、こちらの手札も無くなりますし、相手が墓地利用デッキだと逆に利用される可能性もあるのでご利用は計画的に。
マナが貯まっている状況だと今引きで対処される危険もあるので、使うなら早めに出したい。
エメリアの盾、イオナ
白の大型クリーチャー。
色1つを選択し、その色の呪文を相手は唱えられなくなります。
順当に有色呪文を使うデッキには相当刺さりますね。
無色呪文には刺さらないとか、相手の使う色が分からないと効果が期待できないなどの問題もあるので、サイドデッキ向けのカードです。
サイド後に入れて出せれば相手の動きを完封することも夢ではないでしょう。
セラの使者
白の大型クリーチャー。
カードタイプを1つ選んで、自分と自分のカードは選んだタイプへのプロテクションを得ます。
「エメリアの盾、イオナ」と同じく相手のデッキが分かってから使うと強力なカード。
相手の干渉方法が分かればそれを防げます。
こちらもサイド向けですね。
ティラナックス・レックス
緑の大型クリーチャー。
トランプル、速攻、護法4と速やかに相手を殴り倒せるカードです。
護法4ということで、マナの無い序盤に出せば相手は選ぶことができなくなりますね。
トランプルも持ってますし、3回殴ればほぼ勝てるカード。
反面、戦闘以外に役立つ効果は無いので、布告系除去なんかで適当にいなされる危険もあります。
まとめ
おすすめリアニ先でした。
基本的には「グリセルブランド」か「偉大なる統一者、アトラクサ」を使って後続を確保しながらリアニするっていうのが良いでしょうか。
採用カードは「グリセルブランド」「偉大なる統一者、アトラクサ」を軸に、「残虐の執政官」「墓所のタイタン」で脇を固めるのが使いやすそうかなって思いました。ていうかそういうレシピが多い。
その他のカードはややピンポイントな出番となるので、サイドに入れておいて適宜投入する感じ。
わりと採用カードの傾向が見えてきたので、そろそろ本格的にカードを集めていこうかと思います。