今回紹介するのはシャルハロートデッキのトリガー構成についてです。
ダークイレギュラーズのトリガーは効果が優秀なものが多く、どのトリガーを採用するか迷います。
そこで、各トリガーの特徴をまとめ、どのトリガーを採用するか考えていきます。
クリティカルトリガー
よく採用されるものは「独眼のサキュバス」、「悪夢の国のダークナイト」です。
独眼のサキュバスは、シャルハロートデッキでは最も優先されるクリティカルトリガーです。
パワーの上げ幅が大きく、「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」のパワーを上げる時に便利です。
超越前にも効果を使えるので、序盤から手札を減らさずにソウルを増やすことができます。
「悪夢の国のダークナイト」はリアガードのパワーを上げることができるのが強みです。
また、メインフェイズに深闇の条件を満たせるのも役に立ちます。
デッキ切れが近く、シャルハロートの超越スキルを使えない時のために、深闇を満たすことができるユニットは用意しておいて損はないです。
リアガードのパワーを上げやすいダークイレギュラーズでは、クリティカルトリガーとの相性が良いです。
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」や「ドッペル・ヴァンピーア」などのガード制限と組み合わせると強力です。
スタンドトリガー
効果付きスタンドトリガーには、「悪夢の国のモノクローム」、「ヴェアカッツェ・レクルト」があります。
「悪夢の国のモノクローム」は手札を減らさずにカウンターチャージとソウルチャージができます。
手札交換から深闇の条件達成、カウンターチャージなど、このカード1枚でできることが非常に多いです。
特にダークイレギュラーズにはカウンターチャージ手段が少なく、このカードの存在は貴重です。
「ヴェアカッツェ・レクルト」はガードした時に自身をソウルに入れることができます。
深闇持ちをソウルに入れることができるので、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の超越スキルの手助けになります。
また、トリガーらしからぬ高火力を出すことができます。
パワー9000のリアガードとして扱えるので、攻め手を確保しやすくなります。
相手ターンに深闇を満たせば、シールド値が15000になります。
Gガーディアンと併用、または1ターンに「ヴェアカッツェ・レクルト」を2枚使うことで条件を満たすことができます。
Gガーディアンと同等のシールド値となるので、デッキの防御力が上がります。
攻撃回数を稼ぎにくいが、パワーが高いダークイレギュラーズはスタンドトリガーを入れることで、攻撃力を上げることができます。
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」は深闇を発動させると、単体でパワー16000まで上がるため、特にスタンドトリガーとの相性が良いです。
一方で、「フライング・ライブラリアン」や「愛着のサキュバス」など、単体でのパワーが低いユニットも採用されるので、スタンドトリガーとの相性が良くない部分もあります。
ドロートリガー
ドロートリガーの選択肢に入るのは、「ヒステリック・シャーリー」です。
手札の損失こそありますが、このカードだけでソウルが2枚増やせます。
このカードを入れておくと、深闇の条件達成手段が増えます。
ドロー効果が増えたダークイレギュラーズですが、手札の枚数は重要です。
「常闇を裂く者 ブレダマオス」はアタックする前に手札が必要になるので、ドロートリガーを入れておくと、効果を使いやすくなります。
ドロートリガーを入れると、ドロートリガーを素引きした時が気になります。
しかし、ダークイレギュラーズには、「貪欲のサキュバス」や「ヴェアティーゲル・イェーガー」など、手札交換の手段が豊富にあります。
ドロートリガーを多く入れ、上記の手札交換手段で手札を入れ替えていくことで、手札の枚数を増やしながら手札の質も高めていくという構築も考えられます。
ヒールトリガー
効果付きトリガーに「専門医 ヴィンセント」があります。
ソウルに入るヒールトリガーというのは重要です。「常闇を裂く者 ブレダマオス」でデッキに戻し、再利用することができます。
どんなトリガー構成であれ、ヒールトリガーは入るはずなので、ほぼ入ることになるでしょう。
パワー5000の効果なしトリガーでも良いですが、ヒールトリガーは手札に抱えてGガーディアンのコストに使いたいものです。
パワーはあまり強みにならないので、ほぼ「専門医 ヴィンセント」が採用されることになるでしょう。
トリガー構成
ヒールトリガー4枚は入るとして、残りの12枚について考えていきます。
クリティカル&ドロー
一般的な構成です。
クリティカルトリガーで攻撃力を上げつつ、ドロートリガーを採用して安定性を高めていきます。
「常闇を裂く者 ブレダマオス」でトリガーを引き当て、それを全てリアガードに集中させて高パワーのリアガードで攻撃していきます。
また、クリティカルトリガーを多く採用するため、「常闇を裂く者 ブレダマオス」でクリティカルトリガーを多く引きやすくなります。
クリティカルトリガーとドロートリガーのバランスは個人の好みによって変わります。
多めに採用すれば安定性は上がりますが、思わぬところでデッキアウトする危険性も上がります。
クリティカル&スタンド
最も攻撃力が高い構成です。
ドロー効果が増えたため、ドロートリガーなしでも戦っていくことができます。
また、トリガーそのものの効果が強いものが多く採用できる構成でもあります。
特にスタンドトリガーは強いものが多く、その効果を目当てに採用することもあります。
「常闇を裂く者 ブレダマオス」と「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の組み合わせはスタンドトリガーとの相性がかなり良いです。
- 「罪を灌ぐ者 シャルハロート」でアタック
- 「常闇を裂く者 ブレダマオス」でアタック
- スタンドトリガーを引き、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」をスタンド
- 「罪を灌ぐ者 シャルハロート」でアタック
- 「常闇を裂く者 ブレダマオス」2度目のアタック
- スタンドトリガーを引き、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」をスタンド
- 「罪を灌ぐ者 シャルハロート」でアタック
ここまで上手くいくのは稀ですが、ガード制限を持った「罪を灌ぐ者 シャルハロート」で複数回アタックできるので、スタンドトリガーを採用するのは効果的です。
ちなみに僕はこれがしたいがために、クリティカル4スタンド8のトリガー構成にしています。
手札不足が気になることが多いですが、上手くはまれば非常に強力です。
クリティカル&スタンド&ドロー
クリティカル、スタンド、ドローを4枚ずつ入れた構成です。いわゆるバランス型です。
これはどちらかというと、クリティカル&ドローを入れた構成に、「悪夢の国のモノクローム」のカウンターチャージを確保したいときに選びます。
使いやすくはあるものの、尖った部分がないため、ともするとどっちつかずになりがちです。
一番攻撃力は低いですが、一番安定感はあります。低く安定したイメージです。
まとめ
シャルハロートデッキのトリガー構成についてまとめました。
クリティカル、スタンド、ドローのどれも効果が優秀なため、構築に悩みます。
やりたいことをはっきりさせてトリガーを選ぶのが良いでしょう。
個人的にはクリティカル4スタンド8が好きです。
最初期のダークイレギュラーズのトリガー構成を思い出します。
原点回帰って感じがして良いですね。あの頃よりトリガーそのものが強くなっているのに時代を感じます。
昔と違って今はトリガー構成も真剣に考えられるところです。
自分のデッキに合ったトリガー構成を考えていきましょう。