今回は三重スリーブについてです。
遊戯王などのミニサイズのカードに、ひと回り大きいレギュラーサイズのスリーブを使いたいとき三重スリーブにしますが、スリーブの選択を間違えるとデッキが分厚くなりがちです。
むやみにデッキが分厚くなるとシャッフルもしにくくなって、遊びづらくなってしまいます。
ここでは、三重スリーブにするけどできる限りデッキの厚みを抑える方法を紹介していきます。
三重スリーブの構成
遊戯王のようなミニサイズのカードに、レギュラーサイズのスリーブを使いたいとき、僕は三重スリーブにします。
レギュラーサイズのスリーブはデュエルマスターズのような、遊戯王よりもひと回り大きいカードサイズに合うスリーブとなっているので、そのまま遊戯王カードに使ってしまうとぶかぶかになってしまいます。
ミニサイズのカードをレギュラーサイズのスリーブに入れるとこんな感じ。
別にこれでも良いと言えば良いのですが、カードをスリーブの真ん中に収めることが難しいし、中のカードがかなりずれやすくなります。
なので僕はまずカードにミニサイズのスリーブを付けてから、レギュラーサイズのスリーブに入れています。
こうすることで、中のカードが動きづらくなるのでおすすめです。
なので遊戯王カードでレギュラーサイズのスリーブを使いたいときは
- ミニサイズのスリーブ
- レギュラーサイズのスリーブ
- スリーブプロテクター
という手順で三重スリーブにします。
三重スリーブは分厚い?
スリーブを重ねすぎるとデッキが分厚くなりすぎるのではないか?という意見があります。
僕もその通りだと思います。
ただ個人の手の大きさによってどこまでの厚さが許せるかは人によって変わってきます。
僕の場合は「三重スリーブだとスリーブの選び方によっては問題ない厚さに収まる」です。
スリーブは頑丈な方が良いですが、三重スリーブでそれをやってしまうと、個々のスリーブが分厚くなりすぎて、デッキ全体がかなり分厚くなってしまいます。
使いたいスリーブであるレギュラーサイズのスリーブはともかくとして、ミニサイズスリーブとスリーブプロテクターについてはスリーブが最低限守られればいいので、そこまで頑丈さにこだわる必要はありません。
一例として、僕が以前までやっていたスリーブ構成があります。
ミニサイズスリーブにエンボス加工のもの、スリーブプロテクターにオーバーガードZを使っていました。
ようはどちらもかなり分厚めのスリーブです。
この時のデッキの分厚さは4.5cm。僕にはちょっと分厚過ぎました。
シャッフルに割と苦労していたのを覚えています。
そこで、スリーブプロテクターとミニサイズスリーブを入れ替えて、デッキのサイズダウンを図ることにしました。
おすすめの三重スリーブ構成
今回は、スリーブプロテクターにブロッコリーのスリーブプロテクター、ミニサイズスリーブにカードバリアーミニを採用しました。
どちらも以前のものと比べるとかなり薄いです。
それぞれ厚さを比べてみました。
左が以前使っていたエンボス加工のスリーブ、右がカードバリアーミニ、それぞれ40枚です。
4割近く厚さがカットされましたね。
続いてスリーブプロテクター。
左がオーバーガードZ、右がブロッコリーのスリーブプロテクター、こちらも40枚ずつです。
全く違いますね。厚さが半分以下になりました。
おろしたてとそうでないのを比べているので、空気が入っているとかの差があって実際はもう少し差は少ないかと思いますが、それでも十分薄くなっています。
これらを付け替えてみると、こんな感じ。
見た目には分かりづらいかもしれませんが、測ってみると厚さは4cm。
0.5mm薄くなりました。
たった0.5mmと思われるかもしれませんが、シャッフルしてみるとしやすさが全然違っています。
かなり使いやすくなったので、このスリーブ入れ替えは成功だと思っています。
まとめ
三重スリーブについて説明しました。
各スリーブは頑丈なものにしたいところですが、あまりこだわりすぎるとデッキが分厚くなってかえって使いにくくなってしまいます。
自分の手の大きさに合わせたサイズを目指したいところです。
今回僕が使用しているのは
- カードバリアーミニ
- レギュラーサイズのスリーブ(ここは使いたいやつでOK)
- ブロッコリーのスリーブプロテクター
です。
これで使いやすいかどうかは手の大きさによりますが、一例として良かったら参考にしてみてください。