おはようございます。しんぺいです。
ロマノフサインを使っていると思うのですが、
メタカードめっちゃ多くない?
オニカマス、ミクセル、ポクチンちんなどなど・・・。
ロマノフサインのコンセプト上仕方ないとはいえ、出されたら軽く詰むカードが多くてつらいところ。
なのでロマノフサインを組むうえではこれらのメタカードに対して、どう対抗していくかは避けては通れない課題です。
今回は現在デュエルマスターズでよく遭遇するメタカードを見ながら、どう対策していくかについて考えていきます。
メタって何だよって話
いきなり「メタ」とか言う小難しい言葉が出てきたのでちょっとだけ説明します。
まず「メタ」って言葉の意味なんですが、正直僕もノリで使ってるところがあります。
カードゲームにおける「メタ」の意味は非常にざっくり言うと「周りの環境を読んでカードを選ぶこと」です。
例えば「百発人形マグナム」。
こいつは相手がマナゾーンのカードをタップせずにクリーチャーかクロスギアを出したとき、クリーチャーを1体破壊させます。
いわゆる「踏み倒しメタ」と呼ばれるカードです。コスト踏み倒しに対する対策カードというわけですね。
こういった対策カードを入れるかどうかの判断はまさに「周りがコスト踏み倒しをどれだけ使ってくるか」によって決まってきます。
もし仮に周りがコスト踏み倒しなんて全く使わない環境にいれば、「百発人形マグナム」の出番はありません。
しかしコスト踏み倒しが流行っているのであれば、採用も考えられるでしょう。
この時採用に関しての分かれ目は「周りの環境」であって、「自分のデッキ」ではありません。おそらく「百発人形マグナム」はデッキの動きには一切関係ないカードとなるでしょう。
こんな感じで、ある行為に対して有効な対策カードを入れたりする行為を「メタ」とか言ったりします。
簡単に言えば、メタって聞けば「何かに対する対策なんだな」と思ってたら大体問題ありません。
ここでも「メタ=対策」くらいの意味で使っています。
ロマノフサインが引っ掛かるメタ一覧
ロマノフサインは呪文を使って墓地からクリーチャーを踏み倒して出し、スピードアタッカーで攻めていくデッキです。
そのためびっくりするくらい色んなメタカードに引っ掛かります。
ざっと挙げるだけでも、
- 呪文メタ(例:「タイム3シド」や「爆鏡ヒビキ」)
- コスト踏み倒しメタ(例:「異端流しオニカマス」「デスマッチ・ビートル」)
- 墓地肥やしメタ(例:「ポクチンちん」「龍素記号Xfクローチェ・フォーコ」)
- スピードアタッカーメタ(例:「卍デ・スザーク卍」「百族の長プチョヘンザ」)
まあ最後のタップインなどのスピードアタッカーメタは対策って意味合いで入れられるカードとはズレてくるのでちょっと話は違いますが、とにかく色んなカードに引っ掛かります。
何の対策カードも入っていないデッキと当たる方が少ない位なので、ロマノフサインを使っているとこれらのカードは意識せざるを得ません。
ただ、だからと言って全部に対策するのも厳しいので、周りでよく見かけて、なおかつ対策しないと詰むレベルで動けないカードから対策していきましょう。
よく見かけるメタカード達
コスト踏み倒しメタ
- 奇石ミクセル
- 異端流しオニカマス
- デスマッチ・ビートル
この3体は非常によく見ます。
やはり革命チェンジや侵略が出てからコスト踏み倒しが身近なものになったのが原因でしょうか。
ロマノフサインでは呪文を多く使うデッキで、「デーモン・ハンド」のような除去呪文はやはり入れておいた方が戦いやすいです。
メタカードの大半は除去カードを早く打てれば問題ありませんから。
しかし「異端流しオニカマス」だけは厄介です。
こいつは相手に効果で選ばれないので、単純な除去呪文だけ入れていては除去することができません。
なので相手に選ばせる除去や、全体除去を入れておく必要があります。
「異端流しオニカマス」対策については記事を書いてみたので参考にしてみてください。
個人的おすすめは「温泉湯あたり地獄」。
コスト3以下を全て破壊できるので、ミクセル、オニカマス、デスマッチ・ビートル全て破壊できます。
破壊範囲が広くて便利なので、単なる除去呪文としても活躍してくれるでしょう。
「邪眼教皇ロマノフⅡ世」でも唱えられます。
墓地肥やしメタ
「ポクチンちん」や「龍素記号Xfクローチェ・フォーコ」などですね。
登場すればこちらの墓地が空にされてしまう恐ろしいクリーチャーです。
増えた墓地が一瞬にして消えてしまうので、出されると墓地はまた貯め直しになります。
これに対しては出された時に仕事は終わっているので対策しようがありません。
どちらかというと素早く貯め直せるようなデッキにしておきたいですね。
僕はロマノフサインを組むとき、「邪眼教皇ロマノフⅡ世」をまず出すようにしています。
「邪眼教皇ロマノフⅡ世」は登場時に墓地を5枚増やせるうえ、落とした中から呪文を唱えられるのでとても強力。
出すだけで墓地がかなり増えるので、墓地肥やしメタに遭遇した時は「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を何回も出すことを意識しています。
呪文メタ
呪文メタは僕の周りではあまり見かけません。
せいぜい「タイム3シド」くらい。
一切の呪文が唱えられなくなる「偽りの王ナンバーナイン」を出されることがありますが、ここまでの大型を出される時点で大体詰んでるので考えすぎなくてもいいでしょう。
しかし小型の呪文メタをもし出された時のことを考えると、クリーチャー効果での除去ができるような構成にしておいた方が良いですね。
僕は「”轟轟轟”ブランド」を入れてみました。
パワー6000以下を破壊できるので便利ですね。
山札に戻されることを覚悟の上で、「奇石ミクセル」の破壊もできるので割と器用に立ち回れるようになります。
「”轟轟轟”ブランド」を使ってみた感想はこちら。やれることが多いのでかなりおすすめです。
スピードアタッカーメタ
「卍デ・スザーク卍」や「百族の長プチョヘンザ」がいる限りこちらはタップされた状態でしかクリーチャーを出せません。
スピードアタッカー持ちをガンガン出して攻めるデッキなだけに、出されると非常にヤバいです。
「百族の長プチョヘンザ」は除去呪文で何とかできますが、「卍デ・スザーク卍」は無月の門で墓地から復活できるので破壊が効かないのが非常に厄介。
ただ、僕の周りには「卍デ・スザーク卍」を使っているやつがいないので、それほど真剣に対策を考えていません。
もし増えてきたら、相手クリーチャーの封印ができる「ジ・エンド・オブ・エックス」でも入れてみようかなと思っているところです。
メタカードへの対策は怠らないようにしよう ファンデッキは言い訳です
「ファンデッキに対策カードを入れ過ぎると回らなくなって自分のデッキの動きができなくなるから必要ない!」という意見を見かけますが、僕は反対です。
ファンデッキであろうと充分に戦えるようにするべきというのが僕の考え方で、ファンデッキだからと言ってできる対策をやらないのはどうかと思います。
対策なしで勝てるなら全然それで良いですが、相手の○○が非常に邪魔で勝てないって状況なら、少々デッキに手を加えてでも対策はしておくべきです。
もちろん対策カードだって入れ過ぎるとデッキが回らなくなります。
デッキの動きに必要ないカードを入れるのだからそれはある意味当然の話で、現実問題全てのカードを対策するのは無理です。
なので、どこまでなら対策できるか、デッキと周りの環境を見ながら調整を繰り返していきます。
そうして自分の好きなデッキを勝てるようにするのが、カードゲームの面白さですね。
まとめ
ロマノフサインとメタカードについてまとめました。
遭遇頻度の高いあらゆるメタに引っ掛かってくるので、こちらも対策を練らないといけません。
幸い闇文明が入るデッキなので、大体は除去呪文で何とかなります。
ただ、それだけでは超えられないクリーチャーもいるので、そういったやつによく出会うのであれば、個別に対策カードを入れておいた方が良いですね。