今回はPスタンダードのメガコロニーの紹介です。
過去のカードが全て使えるレギュレーションであるPスタンダードですが、スタンダードから始めた人にとっては「カードプール多過ぎて何を集めたらいいか分からん・・・」となることも多いかと思います。
そこで今回はPスタンダードのメガコロニーを組む際に使えるカードをまとめて紹介していきます。
Pスタンデッキを組む際の参考になれば幸いです。
Pスタンダードのメガコロニー
Pスタンダードのメガコロニーと言えば、スタンダードよりも強力なスタンド封じ&コール制限でしょう。
中でも「罪魁女王ダークフェイス・グレドーラ」の効果はすさまじく、かなり簡単に相手のデッキを機能不全に陥れます。
スタンドとコールを封じることによる防御性能はかなりものです。
攻撃面はどちらかと言うとスタンダードのカードがメインとなってきます。
スタンダードより前のカードはリアガードでもスタンド封じ効果を持つものが多く、「罪魁女王ダークフェイス・グレドーラ」と役割が被ってしまうからです。
スタンダードのユニットの方がパワーが高いので、意外とスタンダードのデッキにGユニットを入れるだけでも良い感じのPスタンダードデッキを組むことが出来ます。
昔のカードをメインで使ってみたいのならマシニングがおすすめです。
マシニングは名称の縛りが激しいものの、強力な効果を持つものが多くいます。
さらにマシニング名称はスタンダードにも登場しているため、昔のカードを使いつつも現在のカードで強化できるのも良いところですね。
それでは、カードの紹介に入っていきましょう。
持っておきたいカード達
罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ
めちゃくちゃに強いGユニット。起動効果のスペックがハンパないですね。
まず相手のユニット全てをスタンド封じするので、盤面にユニットを残しておくタイプのデッキに対して相当強いです。ちなみにヴァンガードもスタンドできません。
Gユニットというのは、超越元のユニットの状態を引き継いで登場するので、レスト状態のユニットに超越してもGユニットはレストしたままです。
なので、スタンドさせたければ再ライドするしかないですね。グレード3というのは超越コストにもなるので、無駄にライドさせる効果は強力。
さらに、ユニットの残してこない相手にも強く、手札以外からのコールを一切封じます。
デッキ、ソウル、ドロップゾーンなど、スペリオルコールを得意とするクランは色々な場所から出してきますが、これらは全て封じられますね。
手札からのコールを得意とし、なおかつ盤面のユニットを残してこないデッキなどほとんど無いので、非常に多くの相手にグレドーラの効果は刺さります。
ちなみにGゾーンからのスペリオルコールであるGガーディアンのコールもできません。
ターン中ずっとGガーディアンのコールを封じられるので、攻撃面での寄与も大きい効果です。
さらに後半の効果も強力。
デッキからグレード3を呼び出せるのですが、これで強力なアタッカーを呼んでこれますね。
バトルフェイズ中のコールなので、アタック回数を増やすのにも使えます。
手軽に高いパワーを出すなら「威圧怪王ダークフェイス・アルキデス」でしょうか。グレドーラの効果込みで31000で追撃できます。
他にも「デスワーデン・アントリオン」のようなフィニッシャーも呼んでこれます。
強力なグレード3が出るたびに強くなるので、今後にも期待できます。
「罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ」はメガコロニーのGゾーンにまず入れておきたいカードですね。
毒鎌怪神オーバーウェルム
グレドーラに負けず劣らず書いてあることのおかしいユニット。
相手のレストしているリアガードの数だけドローなので、平気で3~4枚ドローできます。
レストしているユニットが少ないならクリティカルとドライブが上がるので、どっちに転んでも強力ですね。
「罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ」は自分のカードを増やすのが苦手なので、手札が悪い時はこっちに超越して引きに行くのもありです。
GB3の暗躍も強力。ちなみに暗躍は「このユニットと同じ縦列にスタンドしているユニットがいない場合に有効となる効果」です。
4000くらいは普通に上げられますし、前列後列関係なくパワーを上げられるので、上昇値のイメージ以上には実際のパワーが上がります。
わりと攻守ともに隙の無いユニット。「罪魁女帝ダークフェイス・グレドーラ」が強すぎるので若干かすんでる感出てきていますが、こちらもかなり強いカードです。
無法怪神オブティランドス
一切のコールを封じるGユニット。
コストは重いですがその分効果は強力で、ノーマルコールも含めてリアガードへのコールを全て封じます。
ようするに相手は空いているリアガードサークルを絶対に埋められなくなります。
スペリオルコールを連発して連続攻撃してくるクランは多くありますが、そうした攻撃をさせません。
さらにはノーマルコールもできないので、相手は攻め手を用意することすら困難になります。
スタンド封じを嫌ってサークルを空けてくる相手はよくいますが、そうした相手にぶつけることで攻撃の手を止めることができますね。
相手の攻撃回数が大幅に違ってくるので、ぜひともGゾーンに入れておきたいユニットです。
死苑のゼロスドラゴン ゾーア
ズーに所属するクランのみが使えるが使えるGユニット。
手札から1体コールし、そのユニットに
- パワーを99999にし、カード効果で選ばれない
- このユニットでダメージを与えたときに相手を敗北させる
という強烈な効果を与えます。
まさに死を与えるユニット。自然の強化能力が暴走した感あってやばいです。
一番注目されるべき組み合わせはやはり「デスワーデン・アントリオン」とのコンボでしょう。
ゾーアの効果でアントリオンをコールすることで、相手は守護者無しでパワー100999の攻撃をガードしなくてはなりません。
単純な数値で100999のアタックを防ぐのは非常に難しく、ほぼ必殺コンボみたいな感じです。
「死苑のゼロスドラゴン ゾーア」で選ばれたユニットのパワーは99999で固定されるので、ブーストやパワーアップ効果によって変化しなくなります。もちろんパワーダウン効果も受けません。良い子のみんなは間違えないようにね!僕は間違えた。
とはいえパワー99999を数値で防ぐのに難しいことに変わりはありません。。。
どれだけ劣勢でも巻き返せる可能性を秘めたコンボなので、「デスワーデン・アントリオン」を使うなら入れておきたいユニット。そうでなくて普通のユニットに使うだけでも充分に強いです。
翅壁怪神モルフォシアン
メガコロニーのGユニットは可もなく不可もなくと言った印象。
「翅壁怪神モルフォシアン」でシールド値25000を割と簡単に出せるのが救いですね。
とはいえこれでもアクセルの登場でスタンドしているリアガードが増えやすくなったためちょっと向かい風。
その他のGガーディアンは若干使いにくいものが目立ちます。
「七星怪神レリッシュレディ」はちょっと特殊なGガーディアン。
相手に2体のレストを要求し、レストしなければこっちは1枚ドローとカウンターチャージ1、ソウルチャージ1ができます。
たいていの場合相手はレストしてこないので、実質手札消費無しで使えるガーディアンのような感じです。
ただ、所詮シールド値15000なのであまり過信はできません。
コスト回復したいとき使う用で入れておくくらいで充分でしょう。
威圧怪人ダークフェイス
超越を軸にしたい場合はこちらをメインヴァンガードにしましょう。
超越するたびに相手リアガードを2体スタンド封じできます。
「罪魁女王ダークフェイス・グレドーラ」でスタンド封じは足りているかもしれませんが、こちらの魅力はどのGユニットに超越してもスタンド封じが使えるところ。
「毒鎌怪神オーバーウェルム」のような、こちらのカードを増やすだけで妨害効果を持っていないGユニットに超越しても「威圧怪人ダークフェイス」の効果でしっかり妨害していけます。
地味にGB2も強力。
ソウルブラスト2で出てきたユニットをレストさせられるので、相手ユニットの攻撃を妨害できます。
レストしたユニットはコストに使われる恐れもありますが、基本的には攻撃に参加できません。
「罪魁女王ダークフェイス・グレドーラ」の効果が有効である状況だと、相手のコールするユニットの数は限られているので、かなり効果的な妨害になります。
妨害要素を残したまま色んなGユニットを使えるようになるので、「威圧怪人ダークフェイス」をメインにした超越軸も悪くないでしょう。
百害女王ダークフェイス・グレドーラ
超越軸でのメインヴァンガードその2です。
コール封じはノーマルコールも含めて一切のコールを封じるので小型の「無法怪神オブティランドス」のような感じ。
相手2列でしか展開できないので、攻撃の手を大幅に緩められます。
コール封じをデフォルトで持っているので、こちらも「罪魁女王ダークフェイス・グレドーラ」以外のGユニットに超越したとしても存分に相手を妨害することができます。
毎ターンカウンターチャージできる効果も持っているので、コストの息切れがしにくいのも良いところ。さらに相手のダメージゾーンを裏にできて、嫌らしさも抜群です。
光角怪人デンジャラスホーン
「ダークフェイス」のサポートユニット。
スタンダードより前のカードは正直そこまで入れなくても良いのですが、「光角怪人デンジャラスホーン」はパワーが高くて入れたくなります。
素のパワーが10000なのはスタンダード基準のカードよりも高く、単騎16000出せる点も高評価です。
パワー7000のブーストでも23000出せるのでアタッカーとしては良い感じ。
ヴァンガードには妨害を任せて、リアガードは高いパワーを持つユニットで攻めると良いでしょう。
マシニング・プリンセス
「マシニング」で活躍するユニット。
マシニング名称はスタンダードにも登場していて、効果も強いので自然にデッキに入れられます。
「マシニング・プリンセス」はマシニング対象のスタンド効果。
ヴァンガードのアタック後にスタンド効果を使えるので、クリティカルトリガーを乗せて2回攻撃とかやっていきたいですね。
メガコロニーに攻撃回数を増やす効果は少ないので、こういった連続攻撃サポートは心強いです。
トリガー関係なく一番相性が良いのは「マシニング・モスキートmkⅡ」。
ヒット時効果で相手ユニットのスタンド封じとこちらのユニットをスタンドできます。
マシニングをメインでデッキを組むなら両方とも入れたいカードですね。
新星怪人リトルドルカス
各クランに存在する超越サポート。
メガコロニーのグレード3はリアガード要員として優秀なものも多く、超越コストにするには多少もったいない感じもあります。
こういった超越サポートは枠の許す限り入れておきたいですね。
マシニングをメインで扱うなら「マシニング・リーフィー」という手もあります。
マシニングのGユニットを呼び出すコストにした場合、相手のユニットをスタンド封じできます。
超越のついでに妨害できるのは偉いですね。
メガコロニー戦闘員F
スタンダード基準のクリティカルトリガー。
メガコロニーには旧トリガーでそこまで優先して入れたいものも無いので、優先して入れて良いトリガーです。
やはりシールド値15000とパワーアップ値+10000は大きく、よほどの効果でないと旧トリガーはデッキに入ってきません。
ソウルを使う効果が多いので、ソウルに入ってドローできるのはかなり嬉しいところ。
GB1と効果の発動が若干遅いですが、積極的に使っていきたい効果です。
マシニング・スノーウィング
コスト回復ができるヒールトリガー。
コスト消費がかなり激しいクランなので、コスト回復できるヒールトリガーはわりと採用圏内。
とは言えGガーディアンの質に若干不安が残るので、スタンダードのヒールトリガーでも良い感じはあります。
採用しない場合はメインデッキのコスト回復を厚めに用意しておきたいですね。
幸いにもメガコロニーはコスト回復の手段が豊富なクランでもあります。
まとめ
Pスタンダードで使えるメガコロニーのカードについて紹介しました。
まだまだ紹介し足りない感はありますが、ひとまずこんな感じです。
正直スタンダードよりもかなり妨害性能高くて面白いので、興味のある方は組んでみてはいかがでしょうか。