おはようございます。しんぺいです。
月光王国のデッキを組みました。
月光王国デッキ
軽量除去で耐えた後にファントムと魔王を揃えて削っていくイメージ
なんだかんだ戦い方が月光王国っぽいので割と気に入ってます pic.twitter.com/XLZQSNdLQH— しんぺい (@shinpeicardnews) December 28, 2020
月光王国デッキ組むのマジで難しくない・・・?
だいたい新弾出た時って、新弾で組めるデッキはだいたいYouTubeに上がってくるのに、月光王国だけ全然見当たらない辺り色々と察するものがありますね。
というわけで色々自分で試してるんですが、ひと段落したのでいったん紹介させていただこうかと思います。
強い、とは言わないけど楽しい。
月光王国デッキレシピ
時の玉 ミラク 2
月明かりに沈むニンギョ 3
堕魔 ドゥポイズ 4
「大蛇」の鬼 ジャドク丸 4
光牙忍ハヤブサマル 1
月を閉じ込めたヒバナ 4
解体人形ジェニー 3
剥楯!月光MAX 4
影世界のシクミ 4
偽りの月を盗むファントム 4
絶望と反魂と滅殺の決断 3
月と破壊と魔王と天使 4
とりあえずやりたい事
このデッキでやりたいことは「月と破壊と魔王と天使」と「偽りの月を盗むファントム」を並べること。
この2体が並べば、ターン終了時に「月と破壊と魔王と天使」で自分シールドをブレイク、そしてオシオキムーンで相手シールドをブレイク。その後「偽りの月を盗むファントム」のオシオキムーンで相手の手札を捨てさせられます。
相手に手札を与えずにシールドを削っていけるので狙っていきたい組み合わせです。
ただし、この2体を並べるのは簡単なことではありません。
どっちもそれなりにコストが高く、同時展開しにくい。2ターンかけて並べることになりますが、何の準備もなければ除去されて終わりです。
そこをカバーするために、今回は除去と手札破壊に力を入れてみました。
軽量除去で相手のクリーチャーをいなし、ダメ押しの手札破壊で動きを停止させる。そうして遅くなった相手にゆっくりと準備を進める、といった寸法です。
それではここからは採用カードについて見ていきましょう。
まずは軽量除去
このデッキには「堕魔ドゥポイズ」と「「大蛇」の鬼 ジャドク丸」がフル投入されています。
どっちかは序盤に引いておきたいので両方ともフル採用。
過剰に見えるかもしれませんが、単なる除去以外の役目もあるんで意外と邪魔になりません。
「堕魔ドゥポイズ」は2マナ除去なので相手が2マナ目から何か出してきても対応できる速さが魅力的。
あとは「月を閉じ込めたヒバナ」を能動的に破壊させる役目も担っています。
あとでまた紹介しますが、「月を閉じ込めたヒバナ」は墓地肥やしからシールド補充までこなしてくれるこのデッキの便利屋です。
破壊時効果を自分から発動まで持っていけるドゥポイズは結構使いどころが多かったりします。
「「大蛇」の鬼 ジャドク丸」は除去兼オシオキムーンの始動役。序盤は除去で相手の場を荒らしつつ、オシオキムーン持ちが並んだ時にはオシオキムーンの発動までやってくれます。何気に手札が減ってない除去っていうのもえらい。
この2体がいることで、クリーチャー展開から始まるデッキに対応していくイメージです。
ダメ押しの手札破壊
相手を荒らすには、破壊だけでなく手札破壊も重要です。使われたらやばいカードを未然に落とすことで、より相手の動きを遅くすることができます。
というわけで採用してる手札破壊は「解体人形ジェニー」。
出せば確実に相手の手札からキーカードを落としてくれる優れもの。
このデッキはハンデスデッキと違って手札破壊カードに割く余裕自体はないので、数少ない手札破壊はより効果的な一撃にしたい。
というわけで相手の手札を見られる「解体人形ジェニー」にしています。
ちなみに新弾で「密かで華麗なるカイタイ」が出ました。
こちらは3コストと軽く、墓地利用を許さないシールド送りとかなり強いのですが、クリーチャーである方がこのデッキだと助かることが多いので採用していません。
このデッキにはもう1つ手札破壊があります。「絶望と反魂と滅殺の決断」です。
5マナで相手の手札を2枚捨てさせられます。相手がドローから始まるデッキでない場合は、5マナくらいでだいたい手札がカツカツになっているんで、それを根こそぎ叩き落しましょう。
もちろんパーフェクト呪文なので、手札破壊にも役割は多い。言わずと知れたパワーカードですね。
除去の後にこれらの手札破壊を決めて、相手の動きを止めるのが序盤の目的です。
場を整えてくれる便利屋たち
使ってるうちにかなり便利に感じてきたのが「月を閉じ込めたヒバナ」です。
オシオキムーンで墓地肥やし、破壊時にシールド補充とかなりこのデッキのやりたいことをサポートしてくれます。
とりあえず出しておくだけでビートダウン相手には牽制になれるカード。もしシールドをブレイクしてきたら大量に墓地を増やしましょう。
普通は墓地を増やすだけだとあまり意味はないですが、このデッキには「絶望と反魂と滅殺の決断」が入っているので、落ちてくれれば墓地から唱えられます。
「絶望と反魂と滅殺の決断」で出来ることはかなり多く、「堕魔ドゥポイズ」や「「大蛇」の鬼 ジャドク丸」を出して相手の盤面を掃除したり、「解体人形ジェニー」を出してキーカードを抜き取ったり。除去と手札破壊を選べるのは大きいです。
他には「堕魔ドゥポイズ」と「月を閉じ込めたヒバナ」を同時に出して破壊することで、除去しつつヒバナの破壊時効果でS・トリガーを仕込んだりも。
あとは「「大蛇」の鬼 ジャドク丸」はオシオキムーン持ちと同時に出すことで即オシオキムーンを使えます。
「月を閉じ込めたヒバナ」と出して墓地を増やしに動いたり、「月明かりに沈むニンギョ」と一緒に出して墓地からパーツを拾うこともできますね。
「月を閉じ込めたヒバナ」で墓地を整え、「絶望と反魂と滅殺の決断」で反撃に転じるというパターンもわりと多く遭遇します。
S・トリガーについて
S・トリガーは「剥楯月光MAX」と「影世界のシクミ」です。
トリガー枠になりつつ、手打ちしても強いカードを選びました。
月光MAXは4マナの確定除去というのが大きい。
クリーチャーなら何でも破壊できるので、使えればまず邪魔なクリーチャーを消すことができます。
同時にオシオキムーンの始動役にもなってくれる。オシオキムーンを発動させに行くために使うのも良いですね。
光と闇のクリーチャーがいればシールド追加と除去の両方が使えるので、実質デメリット無しで相手クリーチャーを除去できます。
「月を閉じ込めたヒバナ」を立てた後に月光MAXを唱えるのも割と良くある。両方の効果を使えるうえにヒバナのオシオキムーンで墓地を増やせます。
「影世界のシクミ」は墓地を増やしつつ展開ができる良カード。
これも4コストなのでわりと手打ちが視野に入って使いやすい。序盤に使ったドゥポイズをもう1回使いたい時に使ったり、とりあえず3枚落とせるからこれでドゥポイズかジャドク丸引ければいいなあで使うこともあります。
地味におもしろいのが「月を閉じ込めたヒバナ」とのコンボ。
「影世界のシクミ」で出したクリーチャーはブロッカーを得るので、「月を閉じ込めたヒバナ」がブロッカーになります。
そして「月を閉じ込めたヒバナ」は破壊されると墓地から「影世界のシクミ」を再びシールドに置ける。
S・トリガーの「影世界のシクミ」を発動で再びブロッカー状態の「月を閉じ込めたヒバナ」が出せ、破壊されれば「影世界のシクミ」が・・・。
というわけでループじみた防御ができるようになります。「影世界のシクミ」を使うたびにデッキが3枚減るんで無限ループとはいかないんですが、墓地を増やしつつ相手の攻撃をかわせるんで便利な組み合わせです。
S・トリガー枠も、単なるトリガー以上に使い道があるんで使いやすい。
枚数が8枚とちょっと不安なので、もう2~3枚なにか足したい気持ちはあるんですが、まだ良さげなのが見つかってません。良いのが見つかったら増やすかも。
まとめ
月光王国デッキについてでした。
除去と手札破壊で動きを止め、「月と破壊と魔王と天使」と「偽りの月を盗むファントム」のコンボで削っていくっていう動きが月光王国っぽくて割と気に入っています。
月光王国デッキ組んでる人の参考になれば幸いです。