おはようございます。しんぺいです。
今回はデュエパで使えそうなエレメント除去を見ていこうと思います。
置物のタマシードで厄介な効果を持つものはありますが、通常のクリーチャー除去では破壊できません。
そういったものが出てきた時に詰まないために、エレメント除去を搭載しておくのは重要かと思います。
それでは見ていきましょう。
マンハッタンの心絵対策としてのエレメント除去
デュエパのデッキにエレメント除去を搭載しておきたい最大の理由が、「マンハッタンの心絵」への対策のためです。
全体除去の後に展開制限をかける強力なタマシードです。
展開してきた相手を咎めるためにも使えますし、事前に置いて相手の展開を先に邪魔することもできます。
全体除去は大したクリーチャーを展開していない相手を選ぶことで、本命の相手の場をボロボロにできますし、除去としての性能は高めです。
展開制限は代わりにマナへ送るもののため、着地を許さないのも高評価。
どちらの能力も非常に強力なため、自然の入るデッキではまず入れとけというレベルですね。
「マンハッタンの心絵」を出されることで、自分は自ターンに2体しかクリーチャーを出せなくなります。
この時点でワンショットキル系のコンボは相当厳しくなるので、出された「マンハッタンの心絵」は速やかに除去したいところ。
なのでここで紹介するエレメント除去は、「マンハッタンの心絵」を除去できるものを紹介していきます。
汎用性の高いエレメント除去一覧
心転地と透幻郷の決断
コスト6以下のエレメントのマナ送りが選択肢に入っているパーフェクト呪文です。
「マンハッタンの心絵」が射程範囲に入っているのが嬉しい。また、ドローか展開も付けられるので反撃に繋げやすいですね。
D・D・Dでマナから唱えられますが、こちらは清永デッキのようにバトルフェイズ中に展開するデッキだと強力でしょう。
メインフェイズに展開したいデッキだとD・D・Dを当てにするのは微妙なので、マナ回収でもなんでも駆使して手札に持ってきましょう。色的にそう難しくはないはず。
色もそうですがD・D・Dも加味してかなり清永デッキ向けです。
天彩の精霊ミルディアス
手札に戻すというのは実のところあまり評価していません。「マンハッタンの心絵」を手札に戻しても、また全体除去を使われるだけですし。
ただ「天彩の精霊ミルディアス」は初動枠を兼ねるという点で評価が非常に高いです。
単発のエレメント除去というのはデッキの枠的にあまり入れたいものではなく、何か他の役割も担ってくれると嬉しいもの。
ミルディアスは初動のマナブースト枠に据えられるので、無駄なくエレメント除去を搭載することができます。
3コストと非常に軽いので、「マンハッタンの心絵」を退かせた後そのまま展開できるのが魅力です。
「マンハッタンの心絵」が戻ってくること必至なので、展開した後「龍装者ジスタジオ」や「ダウンフォース・サーキュラー」等で離れなくして守りを固めるか、そのターンで決着をつけるかしたいところ。
超時空罠デンジャデオン
エレメント2枚マナ送りのS・トリガー呪文を持つカードです。
S・トリガーとしてなかなかの性能を持っており、それでいてクリーチャー面はビッグマナ系統のデッキで中盤を支えるマナ加速とマナからの召喚を持っている嬉しい組み合わせです。
ただ8コストと非常に重いので、手打ち+展開はなかなかハードルが高い。
どちらかというとデンジャデオンを採用したいデッキに、除去札がおまけで増えるという意味で入れる方が良いでしょう。
華謡の精霊カンツォーネ
4コストで登場時にエレメントのシールド化ができます。
再利用されづらいシールド化というのが評価高め。とりあえず「マンハッタンの心絵」を除去したいという場合にも使えます。
ただし他のスペックが若干怪しく、超魂レイド持ちのブロッカーでシールド追加持ちというのは活かしづらさが目立ちます。弱いわけではないんだけど、利用しづらい。
エンジェル・コマンドというだけで採用できるデッキはあるので、そういった場合に声がかかるでしょう。王道アルファディオスのデッキとか。
アルジェン・ゴルギーニ
登場時に2枚のエレメントを除去するS・トリガー。
2枚除去かつ6コストで手打ちも一応視野に入るくらいの絶妙な重さ。
シールド化できるので再利用されづらいのが良いですね。
種族ドラゴンと超魂Xを活かせればより採用しやすい。
5色使い的な感想としては不足しがちな光を補いつつ防御札兼「マンハッタンの心絵」対策になるのはなかなか嬉しい。
ソウルスカーレット アカネ
ひと回り小型化したデンジャデオンみたいな感じ。
ただし、エレメント除去してマナから展開っていうのができるのはこっちだけです。
この流れが結構嬉しくて、「マンハッタンの心絵」を退かせた後にマナから展開要員に繋げるというのができるので「マンハッタンの心絵」出されてからの切り替えし性能はかなり高めです。
除去の性能だけ見ると単体除去でしかないものの、反撃に繋げやすいため単体除去の中では評価高いですね。
魔誕の死神ベル・ヘル・デ・スカル
「マンハッタンの心絵」対策としてみると、それ1枚を破壊かマナ送りかするだけの性能です。
ただ、他がちょこちょこ優秀です。
まずは文明。5色使い的には闇と火はかなり不足しがちで、そこを一気に補える色構成というだけで採用の価値が出てきます。
また、除去はコスト合計が6コスト以下になるように選べるため、小型エレメント対策にも使えます。
2~3コストのメタクリーチャーを一気に除去できるため、そっち方面の対策としても輝いてくれますね。
聖霊龍王 メルヴェイユ
単体エレメントのシールド化。
マナゾーンから召喚できるので、必要な時にパッと場に出しやすいのが嬉しい。
進化クリーチャーなので出しづらい時はありますが、クリーチャーを途切れさせないデッキでは有力な選択肢になるでしょう。
他のクリーチャーの強化を活かすなら、「龍装者ジスタジオ」の入るデッキで採用するか。
本来は恩恵を受けられないパワー6000くらいのクリーチャーも離れなくなるようになります。
魔誕妖精スイセン
3コストで打てるエレメント除去ということで、手打ち特化です。
一応シールド追加も持っているS・トリガーということで、防御札として数えられなくもありません。
スペック的には最低限といったところなので、スノーフェアリーやデーモン・コマンドの種族を活かせないのであれば、選択肢としてはかなり最後の方になるでしょう。
♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな
これエレメント除去じゃないんですが、「マンハッタンの心絵」対策にはなるので入れておきました。
6コストを宣言して無効にしておきましょう。
汎用性が高く、呪文封じさえされていなければどんなエレメントも無効にできます。
制圧系のクリーチャーを並べられたり、「龍装者ジスタジオ」のような離れない効果を持つやつも一時的に無力化できるので、これ唱えて一気に反撃に繋げるっていうのがやりやすいですね。
使える状況が多いのが嬉しい。
魔誕と光喜と楽識と炎怒と哀樹の決断
5色デッキ御用達の呪文。
マナ加速で中盤を支えつつ、6コスト以下の破壊もあるので「マンハッタンの心絵」除去としても使えます。
何よりマナを生み出す5色カードなので、入れておくと色事故軽減に役立ってくれますね。
選択肢は別々の相手に使っていいので、除去を2回選んで2人の「マンハッタンの心絵」を同時に破壊することもできます。
闘争と成長の決断
珍しい効果を併せ持つパーフェクト呪文。
マナ加速のおかげで5マナ帯を支えるほか、バトルとカード指定除去も持っています。
バトルでの破壊は「龍装者ジスタジオ」を破壊できるため、手段として持っておくと便利です。
カード除去はクリーチャーこそ破壊できませんが、「マンハッタンの心絵」を除去できるので充分な性能。
時代的にエレメント除去ではないせいでクリーチャーが狙えないのが汎用性を下げていますが、代わりに他の選択肢が汎用性高めなので気になりづらいでしょう。
3コストで打てるかもしれない軽さも扱いやすさの1つ。
まとめ
エレメント除去についてでした。エレメント除去を入れる理由のほとんどは「マンハッタンの心絵」対策となります。放置しておくと展開が大きく制限されるので、エレメント除去は搭載しておくようにしたいですね。

