おはようございます。しんぺいです。
月光王国デッキの構築に苦戦しています。
一応デッキは作ったし記事にもしたんですが、どうにも納得いってない。
ネットに転がってる構築も漁ってみたんですが、方向性が各デッキバラバラで逆にどうしたらいいか分かりません。何が正解か分からん。たぶん正解は無い。
そこでとりあえず、月光王国デッキで使えそうな戦法というかコンボをいくつかまとめておきます。いったん月光王国ができることをまとめておきたい。
どれを採用するかでデッキ構築がガラッと変わるレベルなんですが、デッキ構築の参考になれば幸いです。
かなり即死っぽいコンボ ヴァリアブル魔王
「月と破壊と魔王と天使」はオシオキムーンで相手のシールドをブレイクできるので、シールドを大量に入れ替えるカードと相性が良いですね。
「月と破壊と魔王と天使」がいる状態で「ヴァリアブル・ポーカー」を唱えれば、自分のシールドの数だけオシオキムーンが発動して相手のシールドをブレイクできるように。
自分のシールドが5枚残っていれば5枚ブレイク。恐ろしい。
唱え方は色々あって普通に唱える他にも、「ナゾの光・リリアング」だったり「ミラクル1 ドレミ24」だったりで手札から唱えられたりします。
「ナゾの光・リリアング」はエスケープ持ちなので、オシオキムーンと相性の良い除去耐性があって嬉しい。
「ミラクル1 ドレミ24」はクリーチャーのアタック中に出てきて「ヴァリアブル・ポーカー」を唱えられるので、相手のシールドを全部吹き飛ばしてそのままトドメ、なんてこともできちゃいます。
ただ注意しておきたいのは「月と破壊と魔王と天使」のオシオキムーンの処理。
「このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする」をオシオキムーンの発動回数の数だけ処理していくので、いきなり相手のシールドを全部ブレイクするわけではありません。
1枚ずつブレイクしていくので、途中でS・トリガーを踏んで「月と破壊と魔王と天使」が除去されれば、ブレイクはそこで止まります。ブレイクするには「月と破壊と魔王と天使」が生き残ってる必要があるからです。
なので即死コンボとも言い難いんだけど、わりとシンプルなコンボで狙いやすいので、これをメインにデッキを作っても良いでしょう。
「月と破壊と魔王と天使」を出すなら「ヘブンズ・ゲート」か「クリスティ・ゲート」に頼るか。
「ヘブンズ・ゲート」を使うなら「知識の精霊 ロードリエス」なんかでドローして「ヴァリアブル・ポーカー」と「ミラクル1 ドレミ24」を引き込むかな。
速度は遅めですが、光の大型ブロッカーを扱えるのでクリーチャーのパワーは高め。最悪即死コンボが決まらなくとも立ち回っていけるでしょう。
「ヘブンズ・ゲート」型は「ヴァリアブル・ポーカー」以外に「革命聖龍 ウルトラスター」が使えそうなのも良いですね。ブロッカーではありませんが、「歴戦の精霊龍 カイザルバーラ」の効果で出すことができます。
大量シールド入れ替えの選択肢が増えれば戦いやすくもなるでしょう。
自分のシールドが少ないと「月と破壊と魔王と天使」の威力は落ちることから、月光王国のデッキは速攻に弱いのですが、S・トリガーに「ヘブンズ・ゲート」を入れられるので切り返しに期待できます。
「クリスティ・ゲート」を使うならエメラル系統のカードでシールドに「月と破壊と魔王と天使」を仕込んで出していきましょう。
この場合は「海底鬼面城」辺りを使ってでも手札を確保していきたいですね。コンボ性が高くなるかわりに、「クリスティ・ゲート」は3マナなので早期に決着がつきます。
最短で3ターン決着か。2ターン目に「エメラル」を出してシールドに「月と破壊と魔王と天使」を仕込み、3ターン目に「クリスティ・ゲート」で召喚。
そのまま「エメラル」でアタックして「ミラクル1 ドレミ24」に革命チェンジし、「ヴァリアブル・ポーカー」を唱える、といった具合です。相当うまくいかないとムリだと思うけど、決まったら面白い。
こんな感じで、「月と破壊と魔王と天使」と「ヴァリアブル・ポーカー」に注目したデッキにするのも面白そうです。
めちゃくちゃめんどくさいループ ロンリネスループ
今度は「至宝を奪う月のロンリネス」に注目しましょう。
「音感の精霊龍 エメラルーダ」との相性がやばげですね。
「音感の精霊龍 エメラルーダ」はシールドを減らさずにオシオキムーンを発動でき、なおかつ「至宝を奪う月のロンリネス」の効果で場に出せます。
さらにS・トリガーまで使える。この辺を悪用したのが以下のループ。
必要なのは「至宝を奪う月のロンリネス」、「音感の精霊龍 エメラルーダ」2体、「深海の伝道師 アトランティス」、あと適当な手札1枚です。
ちなみに「生命と大地と轟破の決断」は必須ではないのですが、ループの始動条件がシールドが1枚以上残っている状態で「深海の伝道師 アトランティス」と「音感の精霊龍 エメラルーダ」を手札に持ち、フィールドに「至宝を奪う月のロンリネス」がいる状態で、手札に持ってるのとは別の「音感の精霊龍 エメラルーダ」を出すことから、
ネイチャー使うのが手っ取り早い
ということで入ります。
ループ内容を説明していきましょう。
まずは「至宝を奪う月のロンリネス」がいる状態で「音感の精霊龍 エメラルーダ」を出します。これは「生命と大地と轟破の決断」を使うのが手っ取り早いですね。同時出しでもロンリネスのオシオキムーンは使えるからです。
出したエメラルーダの効果でシールドを入れ替え。適当な1枚を回収し、手札の「深海の伝道師 アトランティス」をシールドに埋めます。
ロンリネスのオシオキムーンが1回発動しますね。ブロッカーを出す効果で手札にある2枚目のエメラルーダを出します。
出した2枚目のエメラルーダの効果でシールドに埋めたアトランティスを回収。S・トリガーなのでそのままアトランティスを場に出します。登場時効果はエメラルーダの処理途中なのでいったん待機。この時シールドが離れているのでロンリネスのオシオキムーンも待機します。
エメラルーダの効果処理の続き。適当な1枚をシールドに埋めます。あとで詳しく書きますが、この1枚をS・トリガーにすることでこれもループ中で使うことができます。
これで場にはロンリネス、エメラルーダ2体、アトランティスですね。そして待機中の効果はアトランティスの登場時効果とロンリネスのオシオキムーンです。アトランティスの登場時効果から解決していきます。
1体を選び、残りのクリーチャーを手札に。ロンリネスを場に残してエメラルーダ2体とアトランティスを手札に戻します。
そしてロンリネスのオシオキムーンを解決。手札に戻ったエメラルーダのうち1枚を場に出します。
これで盤面がロンリネスとエメラルーダとなり、最初の状況に戻りました。
ここからまたエメラルーダの登場時効果でシールドを回収し、アトランティスを埋め、ロンリネスのオシオキムーンで2枚目のエメラルーダを出し、アトランティスを回収、S・トリガーで場へ・・・とループすることができます。
一見グルグルしてるだけですが、これで何ができるのか。
このループ上ではS・トリガーを使うチャンスは2回あるんですよね。1ループでエメラルーダを2回出してるんで。そのうち1回は「深海の伝道師 アトランティス」を出すのに使います。
そしてループしてるんで、どちらのエメラルーダの場合も回収するシールドは事前に手札から仕込んでおけます。
ということは、もう1回好きなS・トリガーを使えるわけです。ここで色んなS・トリガーを使っていってループから勝利していこうという感じですね。
とはいえ呪文のS・トリガーだと唱えたカードは墓地へ行って帰ってこない。このままだとループに参加できません。クリーチャーだからこそ、「深海の伝道師 アトランティス」で手札に返ってきて再びシールドに仕込めるわけです。
そこで使うのが「月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル」。
場に出るとマナか墓地から1枚回収。呪文のS・トリガーを使う場合でも、これで墓地に行った呪文を回収することで再びループに参加させられます。
呪文のS・トリガーの場合、勝利に直結するのは何か。
分かりやすいのはデッキ切れさせるやつですね。「アルカディア・スパーク」は相手クリーチャーをデッキに戻せない場合でも相手にドローさせるので、唱え続ければ相手のデッキを切れさせられます。
つまりこのロンリネスループでは、1ループで2回S・トリガーを使うことを利用し、1回目のループでは「アルカディア・スパーク」と「深海の伝道師 アトランティス」を、2回目のループで「月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル」と「深海の伝道師 アトランティス」を使うことで、無限に相手にドローさせて勝利することを狙います。
アトランティスさえ使っていればループは続くので、最初パーツの揃っていない時は「クリスタル・メモリー」をS・トリガーで唱えるなどして「月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル」や「アルカディア・スパーク」を集めることもできますね。
また、「月の死神 ベル・ヘル・デ・スカル」が来ればマナからも回収できるので、マナから「アルカディア・スパーク」を探すこともできます。
あるいはアトランティス以外のS・トリガーを使わず、適当なシールドを回収しつづけてシールドの中身を確認することもできます。
すべてのゾーンを触ることができるので、一回ループし始めるとだいたいトドメまで持っていけるでしょう。
かなり即死コンボっぽいですが、必要パーツが結構多いのが難点か。手札に持っておかないといけないのがきついですね。手札破壊されたら終わりです。
それでも一回決まれば止める手段はないので、これをメインにデッキを組むのもありでしょう。
ビート型月光王国 ロンリネス連鎖
「至宝を奪う月のロンリネス」ですが、「「疾風」の鬼 フウジン天」との相性も良いですね。
フウジン天がいる状態でロンリネスを出せば、フウジン天の効果でシールドを墓地に送れるので、即ロンリネスのオシオキムーンが使えます。
そしてこの効果で何を出してもフウジン天の効果でシールドを墓地に送れるので、またロンリネスのオシオキムーンが発動。
という感じでシールドを減らしていく代わりにその数だけ手札のブロッカーを出していけます。ちょっとしたループですね。厳密にはループじゃないんで僕は連鎖って呼んでます。
これだけだとすぐにシールドか手札が尽きて終了です。どちらも減っていく一方なんで。
でも途中で「月と破壊と魔王と天使」を出せればシールドはいくらか増やせるので、連鎖回数を増やすことができますね。
じゃあ手札は? これも出すだけだとすぐに手札が尽きて終わりです。出すたびにドローなんてやつがいれば良いんですが・・・。
さすがにそこまではいきませんが、連鎖の助けになってくれるのが月光王国にいますね。
オシオキムーンで墓地からクリーチャーを回収。後続を補充してくれます。
つまりロンリネス、ニンギョ、フウジン天がいればかなり連鎖が続きます。
流れとしてはクリーチャーを出すたびにフウジン天の効果でシールドを墓地へ。ニンギョとロンリネスのオシオキムーンが発動。
ニンギョのオシオキムーンで墓地からクリーチャーを回収。ロンリネスのオシオキムーンで回収したクリーチャーを場へ。
クリーチャーが出たのでフウジン天の効果でシールドを墓地へ。またニンギョとロンリネスのオシオキムーンが発動・・・って感じですね。
墓地に行ったシールドがロンリネスで出せるクリーチャーである限り、回収して出し続けることができます。
素晴らしいことに出したクリーチャーにはスピードアタッカーを与えてるので、そのまま総攻撃してトドメまで持っていきましょう。
ループ程の確実性はありませんが、必要パーツは少ないので狙ってみる価値はあるでしょう。これでデッキを作ってみるのも面白そうです。
まとめ
月光王国のコンボについてでした。
全部同時搭載は無理なんで、どれかに絞ってデッキを作ることになりそうですね。
僕は今、ロンリネス連鎖の方を考えています。決まれば押し潰せるんでなかなか楽しい。もうちょっと練ってからデッキ紹介記事を書いてみようと思います。