おはようございます。しんぺいです。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキを組みました。
とりあえず作ったヘヴィデスメタルフェニックス
相手の邪魔しながら準備してデスフェニックス出してメタルのマナ破壊で動き止めよう
入れ替えられそうなやついっぱいあるしどう改造していこうかな pic.twitter.com/m3oU6b229g— しんぺい (@shinpeicardnews) July 24, 2021
思ってたより使いやすくて気に入っています。ゴッドリンク決めやすすぎて驚いてる。
今回は「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキを紹介していきます。大まかな動きと必要なカード、あと改造するならこんなところかなっていうのを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
デッキレシピ
動き方
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を使った動き方をざっくりと書くと、
- まずは墓地を整える
- 「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を出して「龍神メタル」をリンク
- マナ破壊しながら攻めていく
って感じです。超ざっくり。
「龍神メタル」の効果が地味ながら強力ですね。マナ破壊を早いタイミングで行えるのが素敵です。
4ターン目に相手のマナを破壊しながら除去耐性をもったクリーチャーが攻撃してくる。これだけで相手はそうとうやりにくいでしょう。
4ターン目にこの動きをしようと思うと、
- 「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を手札に抱える
- 「龍神メタル」を墓地に落とす
- 墓地に火か闇のクリーチャーが2体
という状況に持っていく必要があります。とりあえずはこの状況を作れるように採用カードを決めていくって感じですね。
今回上に挙げたデッキレシピは、そこまでの動きだけを意識した構成になっています。なので手札交換とか多め。
改造方法は記事の後半で書いていくとして、まずは各採用カードの役割を書いていこうと思います。
採用カードについて
暗黒破壊神 デス・フェニックス
デッキコンセプト。問答無用の4枚です。
いやまあ問答無用というのはちょっと嘘ですけど。
4枚にしている理由としては、最速4ターン目に出すためになるべく手札に持っておきたいからですね。
出し方が普通にマナ払って手札からの召喚になりますから、出しやすくするためには採用枚数を可能な限り増やす必要があります。このデッキだと確定サーチとかするわけじゃないし。
4ターン目に「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を出して「龍神メタル」をリンク、マナ破壊しつつ攻撃というのが基本的な動きになりますので、それを行う可能性を少しでも上げるために4枚入れるのが望ましいです。
アタック時にメテオバーンで「龍神ヘヴィ」か「龍神メタル」を場に出します。
出すのはほぼほぼ「竜神メタル」。マナ破壊で相手の動きを止めていきましょう。
生き残ってたら次のターンは「龍神ヘヴィ」を出してトライゴッドリンクします。
ちなみにメテオバーンで捨てたカードも復活できるので覚えておきましょう。
墓地に「龍神メタル」を含む2体しかいない場合に「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を墓地進化Vで召喚すると墓地にクリーチャーがいなくなりますが、アタック時にメテオバーンを使うことはできます。
進化元を捨てればそいつを復活させられるので、墓地にクリーチャー2体で動き始めることができますね。
龍神メタル
最速マナ破壊を行うために必要なやつ。頑張って墓地に落としましょう。
このデッキだと落とす手段が手札から捨てるか、デッキの上を捨てた時に落ちるかなので、可能な限り採用枚数を増やして落ちる可能性を上げていきます。なので4枚。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」登場前は、7マナという重さのわりに効果がマナ破壊かクロスギア破壊とパッとしないことから使いやすさで「龍神ヘヴィ」に一歩譲っていました。
マナ破壊は強いですけど、重いクリーチャーが持っててもあんまり脅威は無いですしね。
しかし4ターン目に出せるとあれば話は変わってくる。
4ターン目ってマナ加速の無い相手なら3マナか4マナですし、この段階での1マナ破壊は実質動きを1ターン遅らせるのと変わらない。かなりの妨害力を発揮します。
ていうかマナ加速のあるデッキでも、まだ準備中みたいな段階ですし、タイミングの早いマナ破壊はそれだけでかなり強力。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」様々ですね。
龍神ヘヴィ
ヘヴィデスメタル3つ目のパーツ。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」で出す優先度が下がるため、メタルとの立場が逆転しています。
ただまあ、それでもいらないってわけではありません。
「龍神ヘヴィ」を一番活かせる動きは5ターン目。「龍神メタル」とリンクしている「暗黒破壊神 デス・フェニックス」がいる時です。
この状況で「龍神ヘヴィ」を出すことで、自分のクリーチャーを1体破壊できます。
この時「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を破壊してゴッドリンクの身代わり効果でリンクしている「龍神メタル」を墓地へ。
その後「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のアタック時メテオバーンで再度「龍神メタル」を呼び出すことで、再びマナ破壊ができます。
2ターンにもわたってマナ破壊をしていけるとかなり強い。その間にもシールドは割っていってますし、相手の動きを止めている間にゲームを決めてしまいたいところです。
あともう1つ使い方があって、それが速いビートダウン相手への牽制としての使い方。
4マナ目で「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を出す時に、「龍神メタル」ではなく「龍神ヘヴィ」とゴッドリンクする。
「龍神ヘヴィ」のリンク時効果で相手は「暗黒破壊神 デス・フェニックス」に攻撃してこないといけません。
相手がドギラゴン剣系統のデッキの場合に役立ちますね。「龍神ヘヴィ」とリンクした「暗黒破壊神 デス・フェニックス」はパワー14000なので、ドギラゴン剣や閃の13000を超えており、相手の攻撃を受け止めることができます。
マナ破壊したところで動いてくるデッキが相手だろうなって時は、「龍神メタル」より「龍神ヘヴィ」を優先してゴッドリンクすることも考えられますね。
なんだかんだゴッドリンクしていきたいので、4枚採用して手札か墓地に来やすいようにしています。
カツラデランス/「アフロ行きま~す!!」
序盤の墓地肥やし要員。
何が一番良いって、こいつ自体がクリーチャーであるところ。つまりは呪文面を唱えて「龍神メタル」を捨てるだけで墓地にクリーチャーが2体となります。墓地進化Vの準備が整った。
うまくいけば手札に「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を確保しつつ「龍神メタル」を墓地に落とすという動きが一発でできるので、序盤の動きとして採用していきたい。
序盤以外に使いたい時はないんですが、間違いなく序盤に使いたいので4枚投入。まずはここからって感じの呪文です。
龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢
墓地肥やし要員その2。
こっちはデッキの上から墓地に落とすので、「龍神メタル」が引けていなくても墓地に落ちる期待ができます。
ついでにクリーチャーを1枚回収するので、これで「暗黒破壊神 デス・フェニックス」なんかを回収できれば儲けものですね。
「アフロ行きま~す!!」と同じくこれ1枚で「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を手札に加えつつ墓地に「龍神メタル」を落とせる可能性を秘めたカード。
ツインパクトは墓地でクリーチャー扱いなので進化元に最適です。
クリーチャーが墓地にたまってくると「龍装鬼 オブザ08号」を召喚できるようになります。
墓地のクリーチャー×1000と地味にマイナス値が大きいので、最近流行りのEXライフ持ちなんかでも一撃で吹っ飛ばせる可能性が。
より強く使いたいならこのデッキから呪文を抜いてフルクリーチャーにした方が良いのではと思ってきました。
序盤での準備に加え、中盤以降はクリーチャーとして除去を飛ばしつつ登場できることを思うとなかなか器用なカードです。文句なしに4枚採用。
勇愛の天秤
墓地肥やし要員その3。
「アフロ行きま~す!!」と同じ手札交換効果を持ちます。ただし、「勇愛の天秤」は呪文なので墓地進化Vの進化元にはなれません。
代わりに「奇石 ミクセル」みたいな低パワー踏み倒しメタを倒せるのが魅力ですね。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」は墓地からコスト踏み倒しを行うので、踏み倒しメタは普通に効きます。なんだかんだ対策は必要。
ただし、墓地でクリーチャーでないところが地味に足を引っぱるので、入れなくても良いのではと思ってるところです。
主に「龍装鬼 オブザ08号」を召喚したい時に邪魔になる。これがクリーチャーだったらなあ・・・と思うことが多いので、やはりフルクリーチャーの方が動かしやすいのかも?
採用枚数は3枚。最初は4枚入れようと思ってたのですが、防御用S・トリガーに枠を取りたくて1枚減らした形です。
赤い稲妻 テスタ・ロッサ
相手の妨害要員その1。
場に出させない踏み倒しメタが素敵です。理不尽な展開してくるやつはだいたい止められます。
このデッキって、準備に必要なのは
- 「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を手札に加える
- 「龍神メタル」を墓地に落とす
なので、「アフロ行きま~す!!」か「終焉の開闢」を1回使えば達成できる可能性があります。
2マナ目か3マナ目のどっちかでテスタ・ロッサを出してあげれば、こっちの準備は遅れずに相手の妨害はしっかりできる、ということもありえるので、2コスト妨害要員は地味に強力です。
相手の動きを遅らせておいて、先にこっちが「暗黒破壊神 デス・フェニックス」からの「龍神メタル」でマナ破壊を決めることに繋がれば完璧。
積極的に出したいのが序盤ですし、4枚採用です。
凶鬼77号 ビムナム
妨害要員その2。
基本的には「赤い稲妻 テスタ・ロッサ」と同じです。召喚以外で展開してくる相手に出しておきたい。
テスタ・ロッサと比べると、場にいったん出てしまうことから出た時効果を使われてしまうのが難点ですが、まあ5枚目以降のテスタ・ロッサみたいな立ち位置なのでしゃあなし。ていうかテスタ・ロッサが強すぎるだけな気がします。
ちなみにシンカパワーは墓地進化の進化元に使っても発動しないので注意しておきましょう。シンカパワーはフィールドにいる時のみ有効です。
序盤の妨害は積極的にやっていきたいのでこっちも4枚。ただし、使ってると8枚体制にする意味がさほど感じられず、むしろ後半の攻めに使えなくて邪魔なので減らしていいと思っています。
テスタ・ロッサとビムナム、合計6枚くらいで良いんじゃないかな。むしろテスタ・ロッサだけでもいいと思ってるくらいなので、この先の改造の方向性によれば全抜きもあり得ます。
襲来!鬼札王国
防御用S・トリガーその1。
火と闇のデッキならとりあえず採用を検討できるくらいには強い1枚。
先にこっちが「暗黒破壊神 デス・フェニックス」で攻め込んでることが多いので、トリガーする時はだいたい鬼タイム満たしてるのもありがたい。
欲を言うと復活させたところでその場で活躍できるやつが乏しいので、そこら辺をもうちょっと考慮したクリーチャーを採用したいところでもあります。何入れたらいいかっていうと思いついてないけど。
ただし先ほどからちょいちょい書いている通り、「龍装鬼 オブザ08号」を良い感じに使うためには呪文自体あんまり入れたくないので、抜ける可能性があるカード。
とりあえずのトリガー枠で4枚入れてるけど、この先の構築次第で立ち位置がどうなるか不透明なやつです。強いんだけどね。
マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド
防御用S・トリガーその2。
デッキの枠が5枚ほど余っていて、「S・トリガー入れたいけどこれ以上呪文入れたくないな・・・」って時に見つけてとりあえず入れたカード。
S・トリガーとしての役割しか期待していないので、クリーチャー面を使うことはありません。なんなら呪文面すら使わないので、手札に来たら速攻でマナに置いています。
余談ですがS・トリガー枠っていうのが個人的にあまり好きではなくて、「デッキの動きに必要なカードが結果的にS・トリガーだった」くらいのカードの方が好きです。その方が手札に来ても無駄が無くて良い感じ。
でも「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキでそのポジションのカードが思いつかなくてS・トリガー枠としての採用となっています。
「非道」の鬼 ゴウケン斎
詰め要員? なんで入れたか説明するのに苦労するカード。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」でシールドを削っていく想定のデッキなのですが、「暗黒破壊神 デス・フェニックス」だけで全部のシールドを割ってトドメまで持っていく想定なのも無理があるのでサブアタッカー的なやつが欲しかったところ、ストレージから出てきたので入れてみたカードです。
地味に場持ちが良いので、出せば割と活躍してくれます。除去耐性のあるゴッドの横にフィールドから離れないゴウケン斎がいる組み合わせはなかなかウザい。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」で攻めることに成功していれば、だいたい鬼タイムは有効ですしよりトドメを刺しやすくなります。
難点は出す機会がそこまでないことですかね。
2枚しか採用してないし、手札からコスト払って出すしか方法が無いので地味に出せない。途中で勝手に墓地に落ちていきます。
元々が空いた枠に入れただけのカードなので、入れるならもう少ししっかり居場所を作ってやりたいですね。
改造するなら
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキを作る上で確実に入れたいカードを挙げてみると、
- 暗黒破壊神 デス・フェニックス
- 龍神メタル
- 龍神ヘヴィ
- カツラデランス/アフロ行きま~す!!
- 龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢
ここら辺は確定枠でいいと思うんですよね。
ただこれらを全部4枚ずつ入れたところで20枚。あと半分余っています。
なので残りの枠を使って、「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を補強できるカードを入れたいと思います。
今回紹介したデッキはとりあえず「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を使った動きを再現したかったということで、ひたすら手札交換と妨害に重点を置いていますね。なので追加の手札交換として「勇愛の天秤」も入れていますし、踏み倒しメタは過剰なくらい入れています。
でもそれだとデッキとしてはかなり一直線な感じになっていて、攻めがワンパターンです。
ここはもう少し動きに幅を持たせるカードを採用していきたいところですね。
個人的に使ってみたい方向性は2つあって、それぞれちょっと見ていこうかと思います。
レクスターズの採用
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキは全体的に低コストに寄せやすい。
なので「阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>」が使えそう。
ちょうど「暗黒破壊神 デス・フェニックス」も復活できる範囲なので、同時に採用しやすいです。
そして一緒に使いたいのが「虚∞龍 ゲンムエンペラー」。
3ターン目に出すことで、「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を手札に加えつつ墓地を貯めることができます。
ちょうど2種類目の「終焉の開闢」のような感じですね。
また、虚∞龍は「阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>」との相性も良く、虚∞龍のシンカパワーで相手の踏み倒しメタを倒しながら進化、デスシラズ.Starの効果で墓地から「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を復活、という流れもできるのが素敵です。
コスト4以下のクリーチャーに幅を持たせることで相手の動きにも対応できますね。
例えば詰めの段階で「単騎連射 マグナム」を復活させてクリーチャーによる妨害を封じるとか、「闇鎧亜 ジャック・アルカディアス」で相手のD2フィールドを潰すとかもできるようになります。
特に「暗黒破壊神 デス・フェニックス」は「希望のジョー星」に弱いので、D2フィールドへの対抗策は入れておいていいかもしれません。
「阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>」に「虚∞龍 ゲンムエンペラー」。強力なレクスターズを採用することで、安定性と対応力が上がりますね。
たぶんレクスターズに寄せると使いやすさが増すはず。こういう方向性もあり。
墓地ソースに寄せる
続いては墓地ソースに寄せる方向性を検討してみましょう。
デッキの中身を全部クリーチャーにすることで、墓地の数=墓地のクリーチャー数にすることができます。
そうすると「龍装鬼 オブザ08号」が使いやすい。「暗黒破壊神 デス・フェニックス」に続く大型クリーチャーとして暴れてくれるでしょう。
また、「百万超邪 クロスファイア」のような追加アタッカーも採用できるようになります。
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」でシールドを削っている想定でいくと、ダメ押しでこのようなアタッカーをポンと出せるのはありがたい。マナ破壊で相手の動きが止まっている間に一気にトドメまで持っていきたいところです。
墓地ソース気味にする場合は、2・3マナ目はもう墓地肥やしに専念するのが良いでしょう。
「アフロ行きま~す!!」で2枚、「終焉の開闢」で3枚墓地にクリーチャーを増やせるので、「暗黒破壊神 デス・フェニックス」を出しても墓地にクリーチャーは2~3枚残るはず。
5マナ目で墓地肥やしカードを使いつつ、「百万超邪 クロスファイア」のようなアタッカーを出して止まることなく攻撃を仕掛けていきたいですね。
もし「暗黒破壊神 デス・フェニックス」がやられても、それは墓地のカードが増えたということに繋がるので、「龍装鬼 オブザ08号」や「暴走龍 5000GT」みたいな大型クリーチャーに繋ぎやすくなります。
本家墓地ソースよりは墓地肥やしスピードが落ちますが、その分「暗黒破壊神 デス・フェニックス」による妨害もできるのが良いところ。
墓地が増えれば増えるほど強くなるので、終盤での力強さはレクスターズを採用するよりも墓地ソースに寄せる方が上なんじゃないかな~とか思っています。
まとめ
「暗黒破壊神 デス・フェニックス」のデッキについてでした。
早めのマナ破壊が強いですね。デッキによっては何もさせずに勝つ、なんてことも期待できます。
僕はまだデッキの方向性に迷っているところではあるんですが、とりあえずレクスターズを採用してみたい。
ある程度デッキが固まったらまた記事にしてみようかと思います。