おはようございます。しんぺいです。
十王篇のスタートデッキが発売されましたね。
個人的には火と闇で組まれた鬼札王国のスタートデッキがロマノフサインに使えそうでめっちゃ気になっていました。
というわけで今回は鬼札王国のスタートデッキに収録されているカードを紹介。ロマノフサイン的に使えそうなカードがちょこちょこあったのでそこを紹介していこうと思います。
鬼タイムとロマノフサインの相性について
まずは鬼札王国の固有効果である鬼タイムから。
お互いのシールドが合計6つ以下の時に発動するのが鬼タイムです。
ロマノフサインは相手のシールドをガンガン割りに行くデッキなので、シールドが減りやすく鬼タイムとの相性は良さげです。
ただ、自分のシールドを減らしてまで特化させるかは怪しいところ。ロマノフサインの動きに自分のシールドを減らすというのはありませんし、シールドを減らすサポートまで入れるのならそれもう鬼札王国に特化させた方が良くねってなります。
なので、鬼タイム前提みたいなカードは使いにくい感じがします。鬼タイム発動してなくても使えて、鬼タイム発動するとなお良いみたいなのが理想かな。
ちなみにシールドが減るのは主にバトルフェイズになるため、登場時効果や召喚条件に関わるものなど、メインフェイズ中に有効化したい鬼タイムとは相性が良くありません。
アタック時に使えるような鬼タイムの方がロマノフサインとの相性は良いですね。
以上を踏まえて、スタートデッキに入っていた鬼札王国のカードを紹介していきます。
鬼札王国の中でロマノフサインに使えそうなカード
鬼ヶ鬼ジャオウガ
スタートデッキの看板クリーチャー。ロマノフサインにおいては何とか使い道を見つけたいけど難しい、そんなクリーチャーだと思います。
鬼タイムが有効化すれば5マナで出せるスピードアタッカーに加えてアタック時に蘇生効果も持っていると考えるとかなりスペック高いクリーチャーです。
コスト7以下まで復活できるので、ロマノフ系統は問題無く復活できるし相性は良さげ。
ただ、素のコストが10というのが何とも気になるところ。
「煉獄と魔弾の印」はコスト7以下、蘇生範囲の広い「戒王の封」でもコスト8以下と微妙にかみ合って無い感があります。
でもクリーチャーのスペックは高いので何とか使いたい。もしロマノフサインで使っていこうと思えば、墓地回収系のカードを多く入れると良いかもしれません。
「白骨の守護者ホネンビー」とか。こういう墓地を増やしつつ回収をするカードは闇文明に多いので入れ込むことはできそうです。
「辻斬」の鬼サコン丸
色々と役割を兼ねられるのが便利なやつ。S・トリガー枠兼アタッカーって感じでしょうか。
ブロッカーと登場時のパワーマイナス効果を持っているので、最大2体の攻撃を止められます。
さらには鬼タイムでパワー7000のW・ブレイカーになるためアタッカーもこなせる感じ。
ロマノフサインってアタッカーと墓地肥やしと蘇生呪文に多くの枠を取られるので、こういう複数の役割を兼ねられるやつはかなり嬉しいです。
マイナスも3000と、小型クリーチャーなら問題無く破壊できるラインなのも良いですね。
それぞれの効果だけ見ると決して強い効果では無いですが、ブロッカーにもなり、S・トリガーでもあり、除去も出来てアタッカーもこなせると思うとかなり貴重なクリーチャーだと思います。
防御用S・トリガーに割いてた枠はサコン丸に入れ替えて良さそうです。
「双打」の鬼ウコン丸
アタッカーとして優秀なクリーチャー。5マナパワー5000でスピードアタッカーに加えて2回攻撃まで持っています。そして鬼タイムによる破壊時効果。単純にスペック高いです。
ただ文明の関係で入れる枠を見つけづらいカード。闇を持っているかどうかでだいぶロマノフサインでの評価が変わっていたと思います。
「煉獄と魔弾の印」を使って、「邪眼皇ロマノフⅠ世」→「邪眼皇ロマノフⅠ世」→「「双打」の鬼ウコン丸」とつなげることでシールド5枚ブレイクしてトドメまで持っていけるのは評価したいところです。ここは2回攻撃持ちの強みですね。
スピードアタッカーを持っているので、必ずしも「煉獄と魔弾の印」で復活させる必要の無いのが魅力です。「インフェルノ・サイン」などのスピードアタッカーを付与しない呪文で復活させても大丈夫。
5マナと素出しも全然検討できるスペックなので、ビートダウン相手の返しに使うのも良いかもしれません。やられても復活できるし。
入れておくとこちらのビート性能も上がるし、対ビート性能も上がるカード。
ツルハシ童子
墓地肥やし兼S・トリガー枠。ただ、5マナと下準備にしては重めなので、S・トリガーかつブロッカーになれるのが主な強みです。
S・トリガーとして出てきて、登場時効果で墓地と手札を整えつつ返しのターンで反撃できるのが理想的。鬼タイムとブロッカーになることはかみ合っているので、防御用カードとしての活躍も期待できます。
「鬼ヶ鬼ジャオウガ」みたいに手札から出したいクリーチャーが多いのであれば採用圏内かも。それでも単に墓地を増やしたいだけなら「白骨の守護者ホネンビー」の方が良いので、S・トリガーのブロッカーであることを重要視して採用することになりそうです。
襲来、鬼札王国!
個人的にめちゃくちゃぶっ壊れだと思っているカード。効果盛り過ぎですね。
蘇生呪文と除去を兼ねられるS・トリガーというだけでも強いのに、鬼タイムが有効になると両方発動できる化け物っぷり。インフレを感じさせるカードです。
ロマノフで唱えるのにうってつけ。普通にスペック高いので、これを基準にデッキを組んだ方が良いのではないかと思わせるカードと言えるでしょう。
地味に似たような蘇生呪文である「戒王の封」とは違って、闇文明以外も復活させられます。
これなら「「双打」の鬼ウコン丸」のような火文明単色クリーチャーも採用できますね。
とりあえずロマノフサインの除去系S・トリガー枠を「襲来、鬼札王国!」に変えておくだけでデッキ内の蘇生呪文を増やせますし、入れ得のような気がします。
まとめ
鬼札王国のカードでロマノフサインに使えそうなやつをまとめてみました。
全体的にS・トリガーのスペックが上がった印象です。単なる防御枠にとどまらない効果まで持っているのが良いですね。インフレを感じさせます。
ぶっちゃけ周りのデッキが速くなっていると感じることが多いので、こうした防御面が強化されるのは嬉しいところ。
あとは基本的な動き方も変わってくるかもしれませんね。墓地肥やししてチャージャー呪文撃ってからの始動はどうしても遅い気がしてきました。
今後鬼札王国の強化で有能な火・闇のカードが増えそうなので、まだまだロマノフサインも強化されそうですね。今後が楽しみです。