おはようございます。しんぺいです。
ゾルガのデッキを組み直していました。
ゾルガのデッキを組み直した
4回攻撃は捨てて美酒で守りながらゆっくり攻めていくやつ
かなり守りが硬くて気に入ってます pic.twitter.com/GamiDtDoo4— しんぺい (@shinpeicardnews) August 11, 2023
「仮面竜奏」の頃から趣向を変えて守り重視の構築です。
「罪過に廃絶の美酒を」を使いたくて組んだやつ。やっぱドローしながら守れるブリッツオーダーは最高よ。
というわけで今回はゾルガデッキの紹介です。
デッキ全体のイメージ
今回の構築はこんな感じ。

オーダーカードは11枚で、うちブリッツオーダーの「罪過に廃絶の美酒を」を2枚採用です。
美酒を入れた代わりに「竜骨断ち」や龍樹の落胤は抜けていますね。
4回攻撃こそできなくなりましたが、「罪過に廃絶の美酒を」による圧倒的な防御性能により1ターンでも長く耐えて、トータルでの攻撃回数をしっかり稼いでいければいいなの精神です。
続いて各カードの採用理由について。
採用カードの紹介
4枚投入必須枠について
メインデッキの4枚投入枠を見ていきましょう。

ゾルガ・マスクス、「彷徨の獄竜」、「影纏い」、完全ガードは4枚入れています。
ゾルガ・マスクスはペルソナライドをしやすくするためにフル投入。やっぱペルソナライド出来てると出来てないとでは削れる手札が大きく違いますね。
「彷徨の獄竜」も4枚。オーダー使えばドロップから勝手に出てきてクリティカル2のアタッカーになってくれるのはめちゃえらい。
「影纏い」も4枚。オーダーをデッキから直接ドロップに送ることで、状況に応じたオーダーを使っていきます。このデッキでは美酒のためにオーダーは極力ばらけて採用してるので、「影纏い」で使いたいオーダーにアクセスしていけるのはとてもありがたいですね。
「影纏い」は後半の効果も超強力。魔合成すればソウルブラスト1でリアガードを手札に戻せます。
オーダーでドロップのトリガーや完全ガードを出して「影纏い」で戻す動きをしていきましょう。このデッキではソウルは「影纏い」と「罪過に廃絶の美酒を」で全部使っていきます。ソウルの数だけ防御力を上げていくイメージです。
完全ガード4枚は説明不要ですね。ユニットの完全ガード4枚にしているのはなるべく「影纏い」で回収に繋げたいから。まあでもユニット使い回したいなら1枚落ちれば充分ですし、「四精織り成す清浄の盾」を入れても全然良いと思います。
4枚投入枠はゾルガデッキの根っことも言えるところですね。特に「影纏い」と「彷徨の獄竜」で全てが回ってる気がします。
オーダーについて
オーダーはこんな感じ。

ノーマルオーダー9枚とブリッツオーダー2枚の計11枚。ブリッツオーダー入れてるにしてはやや少なめな感は否めませんが、自由枠に使ってみたいカードが多かったというのが理由です。もう1~2枚増やしてもいいような気はする。
とりあえず各オーダーについて語っていきましょう。
「混濁の瘴気」はできるだけ魔合成に入れていきたいオーダーですね。なので他と違って2枚入れています。
前列+5000で要求値を底上げしつつ、1体コールはトリガーや完全ガードを出して「影纏い」での回収に繋げていきます。攻防一体。
「叫喚は雨音に融けよ」はコスト無しオーダーの中で手軽にアドバンテージを得られるので入れました。このオーダーが特に使いたかったってわけではないですが、魔合成の中にコストを消費しないオーダーを入れられるとコスト管理が結構楽になるので重宝しています。
退却させたリアガードと同じグレードをドロップから出せるので、グレード1を退却してくれれば完全ガードを復活させて「影纏い」に繋げられますね。グレード3を退却されてゾルガ・マスクス出して回収するってのもよくある。
一番困るのがグレード2を退却させられた時ですが、まあインターセプト要員を削れたと思っておきましょう。一応「影纏い」をドロップから復活させられると次のターン以降の回収が捗ります。
「魂魄封ぜし禁忌の形代」はレガリスピース枠ですね。デッキから「彷徨の獄竜」を引っ張ってこられるのが重宝します。獄龍引けてない時はかなり助かる。
また、ゾルガ・マスクスを確定で呼べるオーダーというのも見逃せません。「影纏い」からペルソナライドの回収に持っていきましょう。
あとは「想望の花乙女 フローレンス」も入れているので、純粋にアタッカーを呼ぶのにも使えるオーダーになっています。
全体的に事故ってる時に使えると助かるオーダーです。パーツ全然引けてないわって時には「影纏い」で「魂魄封ぜし禁忌の形代」を落として「彷徨の獄竜」を引っ張り出しつつフローレンスをアタッカーにしていく感じ。
「マスク・オブ・ヒュドラグルム」はマスクスデッキなら必須のオーダーですね。とはいえ、ゾルガ・マスクスではオーダー効果を使うことはほぼ無く、「影纏い」でドロップに落としてペルソナライドの発動だけ狙っていくのが主な使い方です。
「マスク・オブ・ヒュドラグルム」がソウルに入りつつペルソナライドできるため、ソウルが一気に2枚増えます。「影纏い」や「罪過に廃絶の美酒を」を目一杯使っていけるのもマスクギミックのおかげと言えましょう。
「寄る辺亡き魂よ、我が身に集え」はドライブ増加のオーダー。コストは重いですが、攻め込みたい時に役立ちます。
「影纏い」や「魂魄封ぜし禁忌の形代」などデッキからトリガー以外を引っこ抜くカードが多いので、ゲームが進んでいった後に使うとわりとトリガー率の高い山札が出来上がったりします。そんなタイミングで撃っていきたいですね。
アドバンテージ的には損なので、使えば手札は減るということは意識しておきましょう。無理に使いに行くと自分が不利になるカードなことは覚えておきたい。
「涙する悪意」は盤面に残った「彷徨の獄竜」を処理するカードです。コストで「彷徨の獄竜」をドロップに送れるため、コストにした「彷徨の獄竜」が魔合成後すぐに戻ってこられるというのがありがたい。
また、カウンターチャージとソウルに入るのも助かります。大幅にコストを回復できるので、コスト管理がグッと楽になるやつ。相手のデッキ次第なところはありますが、まだゲームを長引かせたい時に1回使っておきたいですね。
「非業の死を乗り越えて」はドロップのオーダー2枚を回収できるオーダー。
ブリッツオーダーも回収できるので、「罪過に廃絶の美酒を」を手札に加えることができます。
攻めと守り両方を確保できるため、使えるとかなり楽になりますね。
「燦めき揺蕩う水想幻獣」はデッキの上7枚見て1体コールできるオーダー。
パーツ探しに使うことが主ですね。「彷徨の獄竜」、ゾルガ・マスクス、完全ガードなど、まだ見えていないやつを探しに行くイメージ。コストが一切無いのも嬉しいところです。
最後に「罪過に廃絶の美酒を」2枚。ドローしつつ相手の攻撃を守れるということで、うまくいけば手札消費無しでガードできます。
「影纏い」の回収と並ぶ、ゾルガの守りの要ですね。
複数回使っていきたいことを思うと2枚の採用に。素引き2で2回と「非業の死を乗り越えて」での回収で1回追加の、計3回使える計算になっています。
このデッキには9種類のオーダーが入っており、オーダーが揃ってくる頃には30000シールドくらい普通に出るようになりますね。そこら辺のトリガーよりガード値高いのにドローまで付いてるのがやばい。
「影纏い」の回収と「罪過に廃絶の美酒を」をしっかり使っていくことで、長期戦にも耐えられるようになっていますね。
自由枠について
自由枠で入れたのがこちらの3枚。

「想望の花乙女 フローレンス」は「魂魄封ぜし禁忌の形代」で出すアタッカーにしたくて入れました。
「魂魄封ぜし禁忌の形代」を使う時って「彷徨の獄竜」が全然揃ってない時なので、アタッカー不足です。そこで「想望の花乙女 フローレンス」も入れておくことで、「彷徨の獄竜」を引っ張り出しつつフローレンスでアタッカーも一緒に出せるようにしておきました。
フローレンスのアタック時効果は、デッキの上から2枚落としてソウルチャージ1と自己強化。都合3枚デッキを掘ることができるのでパーツ集めに使えるほか、パワー上昇値が結構馬鹿にならないのでアタッカーとしても優秀ですね。
フローレンスの効果は使えばデッキが3枚減っていくので、1回使えればいいやの気持ちでいきましょう。「彷徨の獄竜」が揃えばアタッカーは「彷徨の獄竜」にチェンジです。
入れておけば下振れ時でも「魂魄封ぜし禁忌の形代」一発で持ち直しやすくなるため、結構気に入っています。
続いての自由枠が「恋縛の乙女 マーガレット」。ライドフェイズに捨てられたらドローできるやつ。
ライドコストで捨てることはほぼなくて、どちらかというとペルソナライド時の効果を目当てに入れています。
ペルソナライドしている状態で登場時カウンターブラスト1することで、前列のリアガードのスタンドとインターセプトを封じます。
ゾルガのデッキは相手の盤面に触れる手段がほとんど無いので、除去代わりに使えたらという気持ちです。
1枚で相手のアタッカー2枚を封殺できるカードってなかなか無いので気に入ってるやつ。
最後に「緑宝獣 エルメイダ」。ライドデッキにカードを戻すことで効果を使えます。
リアガード登場時はソウルチャージ2と1体にパワー+5000。序盤に使えるとパーツ集めになるのでありがたい。ガードに出した場合は20000シールドに。
どちらで使うにせよ、ライドデッキのカードはソウルブラストを通してドロップに行きやすいので、ほぼノーコストみたいな感覚で使えます。
自由枠のカードについては、使えたらラッキーかなって感覚で入れているのですが、山札を毎回ギリギリまで使っていくこのデッキだと意外と絡んでくることが多いですね。
どれも要所要所で使えるカードなので、これらを少量入れられると意外な輝きを見せてくれるのでこれらの自由枠は結構気に入ってる部分です。
正直この枠オーダーに変えた方が安定する気もしますが、今のところはこのままでいこうと思います。
トリガーについて
トリガーについてはまあ普通な感じ。

僕はドローよりフロント派です。シールド値を回収できるこのデッキでは、単体シールド値の高いカードの方がありがたいからですね。
あとクリティカルトリガーは効果付きに変えました。ソウルが大事なデッキなので、ソウルを貯めてくれる手段は用意しておきたい。ぶっちゃけそこまで積極的にクリティカルトリガーの効果を使うことはないですが、入れておけばいざという時の選択肢になるのが大事だと思います。
超トリガーはヴァルナートで。やっぱ「彷徨の獄竜」に2回攻撃させたいんでね!
イドスファロでも良いような気はしなくもありません。ドロップから1枚回収できれば1ターン耐えられる可能性上がるし。そのうちイドスファロも試してみるか。
まとめ
ゾルガ・マスクスのデッキについてでした。
4回攻撃を捨てましたが、意外とそこまで困らなかったり。まあ元々入れててもパーツ揃わないこと多々あったし。
今の構築は守りの硬さに振りつつ、意外なカードも使える形になってて結構気に入っています。しばらくこれで遊んどこう。