今回の話題は大会でのマナーについてです。
最近大会でのマナー的なやつが問題になっているので取り上げてみたいと思います。
せっかくの大会を楽しむためにはどうすればいいのかを考えていきます。
大会ってどんなところ?
まず大会とはどういう場なのかについてざっくりと説明したいと思います。
大会と言っても色々ありますが、この記事で扱うのはショップ大会とします。
ショップ大会とはカードショップが開いている大会のことです。
これも色々ありますね。カードショップだけで完結しているものもあれば、公認大会なんてものもあったり。
参加費も無料だったり有料だったり様々です。
優勝すると賞品がもらえるものが多いです。
新弾のカードが出た直後なんかはボックス争奪戦とか言って、最新弾のボックスが優勝賞品になったりなんてのはよくあります。
多くの人はこれ目当てに参加することになるでしょう。もちろん大会に出てみたいって感じで賞品なんかは二の次でとりあえず出てみても大丈夫です。
色々な人が集まる
カードショップの大会なんてものは色々な人が集まります。
それは良くも悪くも敷居が低いからです。出ようと思えば出れますから。
例えば全国大会みたいなでかい大会になってくると、出る人っていうのはある程度似通ってくるかと思います。
本気で勝ちに来て勝ち抜いてきたような人達ですね。
それと比べると、ショップ大会には色々な人が集まります。
優勝狙いで来た人、とりあえず大会ってものに出てみたかった人、知らない人と勝負したい、などなど・・・
誰でも出られるので、色々な考えの人が来ます。
そして考えの合わない人が集まると、嫌なことが起こったりします。
以下はそんな事例です。
ノーチェンジジャッジキル
【ノーチェンジャッジキル事件】①
大宮の公認大会決勝戦で起こったとのことネオネクプレイヤーがノーチェンジ宣言をしたところ対戦相手にジャッジを呼ばれ、スリーブチェック後問題が無かったにも関わらずジャッジキルをされる(ネオネクプレイヤー談)
— 火炎放射器を使用している男性(なお) (@nlvs_nk) 2017年12月3日
ヴァンガードの大会でのことです。
何が起こったかというと、
- ネオネクタール使ってたプレイヤーが最初の手札交換時に手札を確認せずにノーチェンジ宣言
- 対戦相手が不審に思ってジャッジを呼ぶ
- ジャッジによるスリーブチェック
- 問題はなかったものの、ジャッジキルでネオネクタールのプレイヤーは敗北
ツイート見る限りこんな流れです。
この事件から思うところを書いていきます。
なぜこうなった?
上の件のあとジャッジキルかました側が相手を煽りまくったのがさらされたりしてるんでジャッジキルした側が悪いみたいな印象を受けます。
ただ、なんでこういうことが起こったかに目を向けると、片方が100%悪いとは言えなくなるんじゃないかと思いました。
そもそもジャッジ呼ばれたのは手札の確認もせずにノーチェンジ宣言したからです。
こんなん相手からすれば怪しさ満点ですね。なんだこいつってなるわけです。そりゃジャッジ呼ばれたりします。
ちなみにネオネクタール側はアニメに登場するキャラをリスペクトしていることから確認なしノーチェンジをしているみたいです。
僕としてはヴァンガードのアニメを見ているのでその言い分は分からなくもありませんが、場所を間違えている感があります。
この問題ってジャッジがスリーブチェックして問題がなかったのにもかかわらずジャッジキルされている辺りが最高に話をややこしくしているんだけれど、今回そこは無視してあくまでこの二人の行動に照準を当てようと思っています。
大会には色んな人が出る
前にも言った通り、大会には色んな人がでます。
それこそ勝ちに行くことにこだわったガチ思考の人もいますし、アニメのように楽しむことを優先するファンデッキ的な思考の人もいます。
そういう人達が一緒くたになる可能性が大いにあるのがショップ大会だと思います。
ここで大事なのは、みんなが自分と同じ考えとは限らないってことです。
当然目の前で座っている人が自分と全く違う価値観を持っていることは当然のようにあるわけです。
そんな中で一部にしか伝わらない行動をしてしまえば、相手によっては不快感を与えることになりかねません。
ジャッジキルしたうえに煽り倒しているやつに正義はありませんが、ネオネクタール側も相手に付け入る隙を与えてしまったと言えるかもしれません。
どうすればいい?
こういう事例を見て大会って怖いんだなって言うのは簡単ですが、それで終わらせるのはあまりにさびしいです。
大会だって悪いことばかりではありません。
知らない人と勝負できるというのは、怖いこともありますが、楽しいことも多いです。
たまたま勝負した人と意気投合して、その後フリーでまたやるみたいなこともあったりします。
ということは、大会出る側としてはできるだけ面倒を起こさないよう気を付けていけばいいということになります。
面倒を起こさないコツはスルースキルを上げることです。
それは、大会で出会う人には自分と違う考えを持っていて当たり前だと考えることです。
そうすれば、少なくとも内輪にしか通じないネタを出してしまうことは避けられますし、相手と考えが合わなくても、こいつはそういうやつなんだと冷静に構えることができます。
あとは当然ですが、相手に不快な思いをさせないことですね。
せっかくのショップ大会ですし、できるだけ嫌な思い出にはしたくないところです。
まとめ
ショップ大会のマナーについてまとめました。
気軽に参加できる大会というだけあり、色々な考えの人が集まりやすいです。
それゆえ問題も起こりやすいので、自衛の意味も込めて、できるだけマナーには気を付けていきたいところです。