今回は12/26(火)のヴァンガード情報局で判明したギャロップについてです。
今までよりヴァンガードのパワーがより簡単に、強力に上がるようになっています。
新しいギャロップの強さや使い方を解説していきます。
勝利を呼ぶ英機 グランギャロップ
グレード3 パワー13000 ディメンジョンポリス バトロイド
【永】【手札】:あなたのVかGゾーンに表の「ギャロップ」を含むグレード4のカードがないなら、このユニットはRにノーマルコールできない。
【自】【V】:【ソウルブラスト1】あなたのGユニットが超越した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+12000。
パワー13000
真っ先に目を引く部分。

グレード3としては最高のパワーを誇り、かの「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」をも上回る。
VかGゾーンにグレード4のギャロップがいなければノーマルコールできないが、そもそもギャロップデッキなら気にならない。
万一満たせなくてもグレード3なので、リアガードに出せなければ超越コストにするまでである。
デメリットはほとんどないと言っていいだろう。
パワー13000は単純に強力だ。
クロスライドと同等のパワーであり、防御面で活躍する。

単騎11000での攻撃がヒットしないのは非常に大きい。
パワー16000での攻撃も5000ガードで済むようになる。
なにより、21000ラインを作りやすいデッキが増えた中で、それらの攻撃を10000ガード1枚で防げるようになる。
このおかげで、ギャロップデッキの防御力は大きく上がったと言える。
パワー13000なので、Gユニットに超越すると、パワー28000となる。
ディメンジョンポリスの超爆はヴァンガードのパワーを条件とするため、ヴァンガードのパワーは高ければ高いほどいい。
ディメンジョンポリスのパワーアップは4000が多い。
だいたいは重ね掛けすることで、超爆を満たしていくのだが、従来のパワー26000からパワー28000となったことで、超爆の条件を満たしやすくなっている。
パワー35000を達成するのに、従来は3回のパワーアップが必要だったのが、2回で済むようになっている。
パワーアップを重ね掛けするには、リアガードの力を借りる場面も多い。
スペリオルコール手段を持たないギャロップデッキでは、出したいリアガードが引けないという事故が起こりやすい。
パワーアップ回数が少なく済んでいる分、この事故は軽減されるだろう。
どころか、後述の超越スキルでこの問題はほぼ解決するようになった。
超越スキル:パワー+12000
超越スキルはヴァンガードにパワー+12000と、単純ながら強力なものとなっている。

「駆け抜ける英機 グランギャロップ」の超越スキルが+8000だったことを考えると、大幅な進化である。
また、Gユニットの基礎パワーが28000となったことにより、超越スキルを使うことでパワー40000に達する。
なんのサポートもなしにパワー40000を達成できるのは非常に強力だ。
たいていの超爆条件はこれだけで満たせるようになる。
今までのギャロップはヴァンガードのパワーを上げていくのは結構リアガードに頼っていた。
リアガードに頼っていると、引きたいときに引けないこともあるし、何より相手ターンでリアガードが除去されてしまうことも十分にある。
こういうわけで、ギャロップデッキは安定性に欠けていたのだ。
その欠点がこれで大幅に改善される。
ヴァンガードだけで超爆条件を満たせるので、リアガードにはヴァンガードの条件を満たしにいくユニットよりも、ヴァンガードのパワーが高い時に活躍するユニットを入れることに集中できる。
結果として、デッキに入れるリアガードの質を上げることができる。
パワー40000に達しても条件が達成できない超爆はあまりない。

「イニグマン・カーム」の45000があるが、あと5000なら効果でサポートするまでもなくブーストで事足りる。

「宇宙勇機 グランビート」でもパワー45000に達するので、気になることはほとんどないだろう。
「駆け抜ける英機 グランギャロップ」のGB3であるパワー60000の達成はさすがに難しい。
+4000のパワーアップ5回分なので、さすがにこれを満たそうと思うとがんばらなければならない。
ただグレード3である「駆け抜ける英機 グランギャロップ」をリアガードに出すことはあまりないし、そこまで積極的にならなくても良いだろう。
超越スキル込みでパワー40000になった新たなギャロップ。
今までリアガードで達成させにいっていた超爆がヴァンガードのみでほぼ満たせるようになったのは大きい。
デッキに入れるリアガードの選択肢が大きく変わるだろう。
ヴァンガードのパワーを上げるだけのユニットよりは、ヴァンガードのパワーに応じて自身が強くなるリアガードを入れやすくなった。
その分、デッキのリアガードが強力になるので、今までよりも使いやすくなるだろう。
宇宙勇機 グランホーガン
グレード2 パワー9000 ディメンジョンポリス バトロイド
超爆ー【自】GB1:【カウンターブラスト1】このユニットがRに登場した時、あなたの「ギャロップ」を含むヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、1枚引き、あなたのヴァンガードのパワーが40000以上なら、カウンタチャージ1し、そのターン中、このユニットのパワー+4000。
「勝利を呼ぶ英機 グランギャロップ」と一緒に紹介されたグレード2。スパイクブラザーズかなって思った。
ヴァンガードのパワーが40000以上なら、登場時に実質ノーコストで1枚ドローと自身のパワー+4000する。
「勝利を呼ぶ英機 グランギャロップ」の超越スキルでパワー40000になるため、実質条件はほぼないと言っていい。
手札を減らさずリアガードを展開でき、自身のパワーも13000と申し分ない。
強いて言うなら、回復するとはいえコストは払わなければならないので、カウンターブラストを使い切ると効果が使えない点には注意。
しかし、「勝利を呼ぶ英機 グランギャロップ」の超越スキルのコストがソウルブラストなこともあり、カウンターブラストを使い切ることはあまりないだろう。
とりあえず出すユニットとしてはかなり優秀。
ギャロップデッキには単体でパワー13000になるユニットが結構入るので、グレード1にはパワー8000の効果なしを入れる選択肢もありかもしれない。
宇宙勇機 グランバルゲル
グレード2 パワー9000 ディメンジョンポリス バトロイド
【永】【V/R/G】:抵抗
【自】【R】GB1:このユニットがアタックした時、あなたのヴァンガードのパワーが40000以上なら、そのバトル中、このユニットのパワー+8000。
新しく登場した抵抗アタッカー。
ヴァンガードのパワー40000以上ならという条件は、「勝利を呼ぶ英機 グランギャロップ」のおかげでほぼ無視できる。
ノーコストでパワー17000でアタックできるのは強力だ。
パワー4000の「宇宙勇機 グランビート」のブーストでもパワー21000でアタックできる。

「コマンダーローレル」のブーストでもパワー21000でアタックできるため、「コマンダーローレル」を入れても低パワーが気にならなくなった。
前述の「宇宙勇機 グランホーガン」は手札を補充しながらリアガードに出せるということもあり、「コマンダーローレル」を入れる環境は整ってきている。
「宇宙勇機 グランボルバー」に続く抵抗アタッカーでもある。

併せて採用することで前衛を抵抗持ちで埋めやすくなる。
「宇宙勇機 グランボルバー」の効果を使うことで「宇宙勇機 グランバルゲル」のパワーが21000になるため、相性も良い。

ギャロップにはリアガードを大幅に強化できる「超宇宙勇機 エクスギャロップ」がいる。
これらと自身の効果も併せて高パワーでのアタックをしても、「炎翼剛獣 ディナイアル・グリフォン」などであっさり止められることはなくなる。
単純にリアガードも残りやすくなるため、除去系のデッキ相手に強くなった。
まとめ
新しく登場したギャロップ達について紹介した。
何よりも大きいのはヴァンガードだけで超爆を満たせるようになったこと。
コンボデッキ寄りだった超爆だが、ここにきて安定性が増した。
新たなリアガードの登場で攻撃力も増したし、素のパワー13000の防御力も大きい。
攻守ともにパワフルなデッキに仕上がるだろう。