今回はヴァンガードのクラン紹介です。
ヴァンガードには色々なクランがありますが、それぞれ違った特徴を持っています。
ここでは、ユナイテッドサンクチュアリに属する6つのクランについて紹介していきます。
デッキを作るにはまずクランを決める必要があります。まずはクランについてざっくりと知るのが良いでしょう。
ユナイテッドサンクチュアリとは?
ヴァンガードのユニットは6つの国家のいずれかに所属しています。
ユナイテッドサンクチュアリは6つの国家のうちの1つであり、神聖国家と呼ばれています。
属するユニットは騎士がメインとなっており、一部のクランでは信仰をテーマに巫女などの和の宗教をモチーフにしたユニットも登場します。
以下では、ユナイテッドサンクチュアリに属するクランについて紹介していきます。
だいたいこんな感じのユニットがいるという設定面の話と、カードゲームではどんなデッキになるのかというゲーム面での話を中心に説明していきます。
ロイヤルパラディン
ロイヤルパラディンは騎士達をメインとしたクランです。
第一正規軍の名に恥じない正統派の騎士たちが集まっています。
騎士と言えばこれみたいなイメージのユニットが多いため、ナイトとかが好きな人にはおすすめです。
デッキとしてのロイヤルパラディンはデッキから仲間を呼ぶのを得意としており、また場のユニットのパワーを上げることも得意です。
ヴァンガードの王道戦術である「展開し、パワーを上げて攻撃する」を地で行うデッキとなります。
その分かりやすさゆえに入門用のデッキとしてもおすすめです。
一方で、ロイヤルパラディン専用能力である「勇敢」は、手札が3枚以下の時のみ使えるやや扱いどころの難しい能力です。
「勇敢」をメインとしたデッキはとても攻撃的なデッキとなっており、扱いづらさに見合った力を持っています。
戦い方自体は王道なクランですが、初心者から上級者まで幅広く楽しめるクランです。
ゴールドパラディン
ゴールドパラディンもロイヤルパラディンと同じく騎士達をモチーフとしたクランです。
こちらは設定上ロイヤルパラディンが封印されていた時期に新設されたという経緯があり、どちらかと言えば後発のクランです。
ロイヤルパラディンと同じ騎士モチーフですが、こちらはゴールドパラディンの名の通り黄金の装飾を身に着けているユニットが多いです。
デッキとしてのゴールドパラディンもロイヤルパラディンと同じく、味方を呼んでパワーを上げるというデッキになっています。
ただし、ロイヤルパラディンはデッキからユニットを選んで場に呼ぶことを得意としているのに対し、ゴールドパラディンはデッキの上からユニットを呼ぶことを得意としています。
呼ぶことのできるユニットがランダムな分、コストが軽かったり、パワーを上げた状態で呼ぶなど、ロイヤルパラディンよりもお得になっています。
また、ゴールドパラディンのテーマとして、仲間と一緒に戦うという部分を強調しているところがあります。
ゴールドパラディン専用能力である「結束」は1ターンに2体以上のユニットを呼ぶことで使える能力です。
複数のユニットを絶えず使って戦っていくデッキであり、ヴァンガードとリアガードで協力して戦うという戦い方のデッキになります。
こちらも戦い方は仲間を呼んでパワーを上げるというものであり、効果も分かりやすいため、初心者におすすめできるクランです。
シャドウパラディン
シャドウパラディンも騎士をモチーフとしたユニットのクランです。
ただ、シャドウパラディンのユニットは表舞台ではなく裏で活動するという設定から、黒をイメージカラーとした騎士が揃っています。
今までの騎士達と違い、どこかダークな雰囲気の漂うユニットが多くいるクランとなっています。
デッキとしてのシャドウパラディンはデッキから味方を呼ぶことを得意としています。
ただし、味方をパワーアップさせて共に戦うというよりは、味方をコストにして強力な効果を使うという戦術を得意としています。
戦い方にもシャドウパラディンのダークなイメージが表れていると言えます。
シャドウパラディン専用能力はドロップゾーンにグレード1のカードがたまると発動する「儀式」です。
シャドウパラディンが得意である味方の退却を利用してユニットをドロップゾーンに送ることで発動させていきます。
ドロップゾーンにグレード1が増えるほど強力な「儀式」能力が使えるようになるので、後半戦に強いです。
今までの騎士達とは打って変わってダークな雰囲気を持つクランです。
闇属性が好きな人におすすめです。
オラクルシンクタンク
オラクルシンクタンクは占術などを利用した情報産業を行う企業という設定から、巫女や魔女などをモチーフとしたユニットが集まっているクランです。
また、修道女をモチーフとした「バトルシスター」の存在もあり、全体的に宗教的イメージの強いクランです。
デッキとしてのオラクルシンクタンクは情報を扱うという設定通り、ドローを得意としています。
豊富なドローからユニットの展開やガードに必要な手札を集めることができ、堅実な戦い方ができます。
攻撃にもガードにも手札を使うため、ヴァンガードでは手札はとても重要な要素です。
そのため、ドローの得意なクランはシンプルながらも強いと言えます。
オラクルシンクタンク専用能力は手札が5枚以上で発動する「神託」です。
手札を減らすことで達成できる「勇敢」と違い、手札を増やすのは簡単ではないため、扱うのが難しい能力です。
しかしその分相手のガードを制限するといった強力な効果を持っているものもあり、条件に見合う能力となっています。
ジェネシス
ジェネシスもオラクルシンクタンクと同じく、巫女や魔女をモチーフとしたクランとなっています。
オラクルシンクタンクと違う点として、こちらは情報を扱うという部分に置いては予知等を行う方面へ進んでいます。
その性質はデッキにも表れており、ジェネシスはソウルをコストとして様々な効果を扱うほか、デッキの上を確認したり並び替えることを得意としています。
トリガーを引くということが重要なヴァンガードにおいて、デッキの上をコントロールできることの強力さは計り知れません。
トリッキーな性質を持つ分、扱うのはやや難しいですが、使いこなせば強力なクランです。
ジェネシス専用能力は「天啓」。ジェネシスの得意とするソウルチャージとデッキの上の操作を行えます。
登場時にデッキの上を確認し、デッキの上かソウルへ置けます。
コストとなるソウルを確保できるほか、トリガーであればデッキの上へ戻すことで確実にトリガーを引くことができます。
「天啓」を利用してトリガーを引きに行きましょう。
エンジェルフェザー
医療部隊エンジェルフェザーはその名の通り、医療をテーマとしています。
ドクターやナースをモチーフとしたユニットが多く存在するクランとなっています。
そのクラン設定の通り、デッキとしてのエンジェルフェザーはダメージゾーンの操作を得意としています。
ダメージゾーンのカードを手札に加えたり、場に出したりすることができます。
ダメージゾーンのカードを操作できる唯一のクランであり、ヴァンガードで唯一ダメージの回復が行えるクランです。
回復を持っているということもあり、かなり防御力の高いデッキとなっています。
エンジェルフェザー専用能力は「救援」。ダメージを回復し、再びダメージを受けます。
一見意味がないように見えますが、ダメージゾーンの操作が得意なエンジェルフェザーでは「救援」を行うことの意味は大きいです。
受けたダメージは表で置かれるため、ダメージゾーンの裏のカードを回復させることでダメージゾーンの表のカードを増やすことができます。
また、ダメージチェックを行うため、トリガーを引く可能性が出てきます。
ジェネシスはデッキ操作によってトリガーを引こうとしていますが、こちらはトリガーチェック自体を増やしてトリガーを引きに行くイメージです。
処理が複雑なことが多く、慣れるのに時間のかかりますが、高い防御力と攻撃力を併せ持つ強力なクランです。
まとめ
ユナイテッドサンクチュアリのクランについて紹介しました。
組むデッキが決まっていない場合、まずはどんなクランがあるのかを調べてみるのが良いでしょう。
それぞれクランには特徴があるので、気に入るクランがきっと見つかるはずです。
イラストや雰囲気が良い、デッキの戦い方が面白そう。何でも構いません。何か引っかかる者が出てくれば幸いです。
ここでは一通りざっくりとしか紹介していませんが、気になったクランがあればさらに調べてみて下さい。
あなたにお気に入りのクランが見つかるきっかけとなることを願っています。