おはようございます。しんぺいです。
プレミアムコレクション2019収録の「邪神法王ガスティール・デモナス」が公開されました。ずっと待ってたよ。
【#週ヴァン】#大VGBFWS祭 先行発売、5月17日(金)公認店限定発売の『プレミアムコレクション2019』からは「ガスティール」と《スターゲート》《ダークゾーン》の「原初竜」をご紹介いたしました!
ニコ https://t.co/FtWY2vuLB7
Y https://t.co/3z3JqdDoJI#ヴァンガード pic.twitter.com/WP1D7MSf6Y— カードファイト!! ヴァンガード宣伝 (@cfvanguard_PR) 2019年4月23日
他のカードの効果を得るっていう元祖ガスティールと同じような効果を持ちつつ、さらに使い勝手が良くなりましたね!
考察しがいのあるカードなのでここでは「邪神法王ガスティール・デモナス」の効果を見ていこうと思います。
邪神法王ガスティール・デモナスの効果
邪神法王ガスティール・デモナス
グレード4 パワー15000+ Gユニット
ダークイレギュラーズ デーモン
超越
【自】【V】:あなたのソウルにカードが置かれた時、そのターン中、あなたの前列のユニットすべてのパワー+3000。
【起】【V】【ターン1回】:コスト【カウンターブラスト1、Gゾーンを1枚表にする】ことで、あなたの山札から2枚まで探し、ソウルに置き、山札をシャッフルする。そのターン中、このユニットはこの効果でソウルに置かれたカードが持つ能力を全て得る。
インフレを感じさせる前列パワーアップ
ソウルにカードが置かれる度に前列にパワー+3000されます。
「嘘だろ・・・」
うん、まあ、ドンマイ。
「邪神法王ガスティール・デモナス」の方が
- ソウルチャージ1につきパワーアップ値+3000
- メインフェイズに限らずいつのソウルチャージでも反応する
という部分で優秀ですね。
「大魔神ソウルレス・デマゴーグ」が超越の最初期に登場したことを踏まえるとインフレしたなあって感じですね。
ただ1つだけ擁護するとすれば、「大魔神ソウルレス・デマゴーグ」は永続効果で、「邪神法王ガスティール・デモナス」は自動効果というところ。
ソウルチャージした後からユニットを出した場合に影響してきますね。
「大魔神ソウルレス・デマゴーグ」はソウルチャージの後に出たユニットのパワーも上げてくれますが、「邪神法王ガスティール・デモナス」はソウルチャージの後に出たユニットのパワーを上げることはできませんので注意しましょう。
「邪神法王ガスティール・デモナス」はあくまでソウルチャージした時に前列にいるユニットのパワーを上げるイメージです。
とは言えソウルチャージのタイミングが自由になった方がありがたいですね。
例えばシャルハロート系列の超越時ソウルチャージでも反応してくれるのは大きな違いです。
1枚のソウルチャージにつき+3000と中々大きいですし、初回超越から使える効果なのでこれでガンガン攻めていきましょう。
ガスティールの本領発揮! 効果コピーで何が生まれる?
元祖ガスティールも持っていた効果コピーを持ってきましたね。
あちらはソウルブラストしたカードの効果を得ますが、こちらは山札からソウルに入れたユニットの効果を得ます。
最大2枚得られるので、組み合わせを考えられて夢が広がりますね。
地味にソウルを2枚増やしているのでこれだけで前列が+6000されます。
好きなユニットの効果を組み合わせられるということもあり、考えたいのはどんなユニットの効果を得させるかですね!
全ダークイレギュラーズのカードを得られるも同然なので今後もドンドン面白い使い方が生まれていきそうです。
ただ1つ注意しておきたいのはVで使える効果しか使えないということ。
あくまで「邪神法王ガスティール・デモナス」はVにいるので、R効果は得ることは出来ても使うことができません。
なので、V効果の中から探しましょう。
ここからはパッと思いついた強そうな効果の組み合わせを考えていこうと思います。
二重のガード制限で手札からのガードを完全シャットアウト!
「罪を灌ぐ者シャルハロート」と「エコー・オブ・ネメシス」、どちらもガード制限効果を持っていますね。
- 「罪を灌ぐ者シャルハロート」・・・グレード0
- 「エコー・オブ・ネメシス」・・・グレード1以上
それぞれ対象グレードを手札からガーディアンサークルにコールするのを封じます。
両方の効果を得ることで、相手はどのグレードのカードも手札からガーディアンサークルに出せなくなります。
条件はソウル10枚に加えてGB2とリミットブレイク4を満たす必要がありますね。
GB2は「邪神法王ガスティール・デモナス」で満たせるのであってないようなもの。
問題はリミットブレイク4ですね。どうしても初回超越から決めていくようなコンボではありません。
まあでも特にこの組み合わせだとクリティカルとか上がらないので初回から決める意味は薄く、どちらかというとフィニッシュ用です。
その頃には自分のダメージは4になっていることでしょう。
ガード制限と言ってもGガーディアンは出されるので、パワーはできる限り上げておきたいところ。
一応「罪を灌ぐ者シャルハロート」の効果で+5000、「エコー・オブ・ネメシス」の効果で+10000が得られます。
さらに「邪神法王ガスティール・デモナス」の効果でソウルチャージごとに3000上がっていくので、少なくとも+6000はされています。
「エコー・オブ・ネメシス」は起動効果でソウルチャージ2できるので、特にハーツまで考慮しなくとも、少なくともトータルでパワー+27000。
ここからさらにソウルチャージするごとにパワー+3000できますしブーストも付けられるので、パワー面の心配はなさそうです。
ヴァンガードでの攻撃なので、「炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン」や「時空竜ヘテロラウンド・ドラゴン」の効果を受けないのも心強いですね。
なかなかのフィニッシュ力だと思います。
問題はフィニッシュ寄りの割に山札からパーツを探してくるところ。
グレード3のためメインVにしないのであれば、両方とも4枚ガン積みするようなユニットではなく、かといって枚数少ないとソウル落ちする可能性があります。
終盤までのソウルチャージ量を控えめにするか、いっそこの2枚4枚ずつ入れてメインVにするかですね。
どちらも一応V用のユニットなのでできなくはありません。
完全に「邪神法王ガスティール・デモナス」専用構築になりますが、そういうのも面白いでしょう。
無難にソウルチャージしていこう
ソウルチャージするごとに前列のパワーが+3000されるので、ソウルチャージできるユニットのパワーを得るだけでも結構強いです。
扱いやすそうなのは「ヴェアヴォルフ・ズィーガー」ですね。
V効果でアタック時ソウルチャージ2なので、「邪神法王ガスティール・デモナス」の効果で前列のパワー+6000できます。
ついでに先ほど紹介した「エコー・オブ・ネメシス」は起動効果でソウルチャージ2できるので、一緒にソウルに入れればさらにパワーは上がります。
そして「邪神法王ガスティール・デモナス」の効果でソウルに入れる時にさらにソウルは2枚増えているので、合計ソウルチャージ6。
前列のパワーが18000上がるという恐ろしい効果になりますね。
パワー上げてるだけなので特に初回超越から気にせず使っていけるのは良いところ。
ダークイレギュラーズにはR限定効果が多いので、「邪神法王ガスティール・デモナス」を使っていこうと思えば、少し意識的にグレード2以下もVで使える効果を持つユニットを入れる必要があります。
「ヴェアヴォルフ・ズィーガー」は数少ない「Vで効果が使えるグレード2」なので、「邪神法王ガスティール・デモナス」をメインにしたデッキを組むときは覚えておきたいですね。
ちなみにソウルチャージがしたいなら「風塵の異能者リギル」もおすすめ。
起動効果で驚異のソウルチャージ5ができますね!
ソウルブラスト指定は「Vと同名カード」と厳しめですが、「邪神法王ガスティール・デモナス」でデッキからVと同名のカードをソウルに突っ込めるので条件はあってないようなもの。
前列はパワー+15000されますし、「ドリーン・ザ・スラスター」も5回分パワー上がるので全体的にかなりパワーが高くなります。
難点はソウルチャージ以外の効果が微妙なところでしょうか。
双闘はメイトがちょっと微妙なのでドロップ戻しだけ空撃ちする感じでなんとかしていきましょう。
怒涛のV3回攻撃! デスアンカー&レジー
だいぶコンボ寄りですが、「ノーライフキング デスアンカー」と「ブレイドウイング・レジー」「再来の翼ブレイドウイング・レジー」を使ったV攻撃に特化したパターン。
まずは「邪神法王ガスティール・デモナス」で「ノーライフキング デスアンカー」の効果を得ます。
「ノーライフキング デスアンカー」はアタック終了時にソウル13枚あれば、手札1枚とリアガード3枚をソウルに置くことで、ソウルから1枚選んでスタンドでライドし、クリティカルを1上げます。
ここでライドするのが「ブレイドウイング・レジー」。
「ノーライフキング デスアンカー」の効果を使った時点でソウルは15枚超えているはずなので、クリティカル+2です。
デスアンカーの効果でもクリティカルが上がっているので、クリティカル4で攻撃できるのは結構インパクトありますね。
ただしパワーアップ効果が全く無いので、ここはブーストしておきたいところ。
「ドリーン・ザ・スラスター」を配置できていると非常に素晴らしいことになります。
そして「ブレイドウイング・レジー」がアタックしたのでソウルにある「再来の翼ブレイドウイング・レジー」の効果が発動。
「再来の翼ブレイドウイング・レジー」がソウルからライドし、再び攻撃することができます。
この時ソウルは15枚以上なので、ソウルブラスト15することで、パワー+15000、クリティカル+2が得られますね。
というわけで合計3回のVアタックです。
特に2回目と3回目のアタックはクリティカル4、クリティカル3と非常に攻撃的。
数あるVスタンドの中でもだいぶインパクトのある感じに仕上がっていますね。
コスト的には「邪神法王ガスティール・デモナス」と「ノーライフキング デスアンカー」、「再来の翼ブレイドウイング・レジー」で合計カウンターブラスト3。
スタンドするたびに手札が要求されますが、どのVスタンドもドライブ減らないので手札の心配は必要ありません。
ソウルには「ブレイドウイング・レジー」と「再来の翼ブレイドウイング・レジー」が要求されますが、ソウル13枚までに入っているでしょうし、足りないパーツは「邪神法王ガスティール・デモナス」で突っ込めるので問題ありません。
この時「ブレイドウイング・レジー」を突っ込めば1回目の攻撃もクリティカル3になるため、攻撃力がさらに上がります。(ソウル15枚以上必要になってきますが)
もしそれでもパーツが足りなくても、リアガードか手札にあれば「ノーライフキング デスアンカー」のコストでソウルに入れられるので、ソウルに揃わない可能性は非常に低いです。
怒涛の3回V攻撃で相手を圧倒するという構築もありですね!
2枚と言わず3枚分効果が欲しい 双闘を取り込もう
双闘効果を持つユニットの効果を得ることで双闘ができます。
「アモンの主謀者アスタロト」の効果を得れば、双闘でVに「魔界侯爵アモン」を呼べるので、実質2体の効果を得られることになります。
アスタロトとアモンの効果を合わせるだけで
- ソウル1枚につきパワー+1000
- ソウル10枚につきクリティカル+1
- リアガードをソウルに置くことによる除去
- 除去に反応するソウルチャージ
が得られますね!
特に除去からのソウルチャージでソウルが4枚増えるので、「邪神法王ガスティール・デモナス」の効果で前列のパワーが+12000されます。
もう1枠得られる効果が空いているので、ガード制限効果でも合わせておきたいところです。
「罪を灌ぐ者シャルハロート」ならグレード0のガード制限ができ、トリガー守護者を封じられるので良い感じ。
グレード3ばかり必要なのが気になりますが、今更でしょう。
双闘軸の場合はいったい何体分の効果を得るんだってところがおもしろいですね。
まとめ
「邪神法王ガスティール・デモナス」についてまとめました。
効果コピーが面白くて、これから色んな使い方が生まれそうですね。
強い組み合わせを探すか、デッキから好きなカードをソウルに置けることを狙うか。
ソウルチャージすれば前列のパワーが上がるので、あまりコンボを狙いすぎずとも普通に強いのも良いところ。
Pスタンダードのダークイレギュラーズが面白くなりそうです。