おはようございます。しんぺいです。
今回はレザークラフトでの自作デッキケースの話。
最近わりと自作デッキケースの技術が上がった気がして良い感じです。
まだまだ完璧とは言いにくいですが、一応の区切りとして記事に残します。
今までのデッキケース作り
ちなみに過去何回かデッキケース作りについては記事にしています。
前回のデッキケースの反省点としては、
- フタ部分の改善が必要
- 側面のパーツも大きさ調整
というところです。
前回のデッキケースのツイートがこちら。
革で手縫いデッキケースを作ってみた
細部まだまだ雑いからもうちょっと調整していこ
とりあえず垂直縫いができて側面が良い感じになったから今回は満足 pic.twitter.com/1IexTwjsaX— しんぺい (@shinpeicardnews) 2019年2月13日
色々と雑なところが目立っていました。
ぶっちゃけフタの部分は金具以前に長さが合ってませんし、側面は長さ合わなくて強引に端っこ切り落としたし。
はっきり言って、これにデッキ入れて外に持っていこうかと思うとNoです。
とても人に見せる気にはならないってことですね。ツイッターでは見せるけど。
まずは人前に出せるデッキケースを作る、というのが僕の密かな目標でした。
今回のデッキケースについて
今回作ったデッキケースがこちら。
ツイッターではちょいちょい呟いてました。
デッキケース完成〜
ヴァンガードのスタンのデッキがピッタリ入るサイズ
次はPスタンのデッキが入るくらいの大きさのやつ作ってみよかな pic.twitter.com/tpgp4SAdKe— しんぺい (@shinpeicardnews) 2019年6月16日
革をシンプルなやつにしてるので地味めな感じですが、かなりデッキケースっぽくなりました。
ぶっちゃけ今回一番言いたいことは、外に持っていく気になれるデッキケースができた!ってことです。
見た目はそれなりで、機能的にも問題ない。
今まで失敗続きの僕からしたら奇跡のような出来栄えです。
これまで作ってたやつって、見た目は良い感じに出来てても中身汚かったり、大きさ合ってなくて使いにくかったり散々でしたから。
普通に見た目きれいでデッキ入れられるってだけで合格点をあげられます。長かった・・・。
2年近く失敗繰り返してた気がします。
デッキケースの構造について
ちなみにフタはギボシにしました。突起みたいなやつ。
フタの上下から留めるタイプの金具は長さ合わせがシビア過ぎて諦めました。
ギボシだと片方にしか金具を付けないので多少長さおかしくてもなんとかなります。
見た目的にもワンポイントみたいになってそんなにおかしくないのでセーフ。
側面はL字型に縫い付けてみようとしたんですが、改めてむずくね?と思ったんでコの字型に変更。
横のパーツをコの字で作って、それを前と後ろのパーツに縫い付けてます。
ちなみに側面のパーツは底面パーツとつながっていて、U字型のようにしました。
僕にしては珍しくパーツが複雑ですが、レザークラフトの教本に書いてたやり方真似をしただけです・・・。
「レザークラフト技法辞典 クラフト学園龍の巻」は色んな革の加工の仕方が載っているのでマジでおすすめです。
この本無かったらここまで良い感じに出来なかったと思います。
今回の反省点
良い感じに出来たとはいえ、まだまだ改善点はあります。
一番思ったのは、やっぱり革を垂直に縫い付ける方法を学ぶ必要があるってことです。
今回はコの字型にしてごまかしましたが、これだと側面が1枚なんですよね。
僕は厚さ2ミリくらいの革を使っているのですが、これくらいだと1枚ではかなりふにゃふにゃです。
デッキケースと言えばもっとしっかりとした作りのものが欲しいので、側面は2枚を縫い合わせた方が良いかなと。
そうなると厚くなるのでコの字に作るなんて無理です。縫うとこだけ漉けばなんとかなるでしょうが手間が大きそう・・・。
垂直に縫い合わせられるようになれば、もっと良い感じにできるでしょうね。
ちなみに今回のデッキケース作り、型紙はCADで作りました。簡単に言うとデジタルです。
今まで画用紙に定規で頑張っていましたが、そうなると正確な長さの線を引いて切り出すのが難しく、「こんなんパソコンでやった方が良いな!」となってCADを使うに至った次第。
使ってみると線引くのめっちゃ楽やし修正も簡単で、やっぱデジタル最高って感じですね。
正確な線を引くのも簡単になったので、次はいよいよ垂直縫いをしたデッキケースを作ってみます。
ちゃんとできるかな。着実にレベルアップしてる気がするので何とかなりそうな気がするんですが・・・。
とりあえずやってみます。