おはようございます。しんぺいです。
ついに三幻魔のストラクチャーデッキが発売されましたね。
マジで楽しみにしてた……! pic.twitter.com/zEFiuZVBaG
— しんぺい@ブログ書き (@shinpeicardnews) March 20, 2020
さっそく買って遊んでみたんで、大まかな感想を書いた後デッキの方向性を考えていこうかと思います。
感想:三幻魔が活躍する!
一番思ったのが、三幻魔がちゃんと活躍するデッキになったなあ!というところ。
なんか出してすぐに素材になるとかじゃなくて、三幻魔が場に残って活躍するというのにいたく感動したわけです。
しかも三幻魔がめちゃくちゃ出しやすくなってる。召喚条件無視して出すのに賛否はあるかもしれませんが、個人的には召喚条件無視に頼りっきりでも無いからまあ良いかなって感じ。少ないけどちゃんと正規召喚することもあります。ていうかそういう風にデッキを組んでおきたい。
「失楽園」や「覚醒の三幻魔」のおかげで三幻魔をフィールドに残す意味がある。なので三幻魔でしっかり戦ってる感が出て楽しいですね。
せっかく用意してくれたこのコンセプトは大事に残したい。
なので改造する時も、三幻魔を出して活躍させるというのはしっかり意識しておこうかと思います。
三幻魔デッキの方向性
個人的に三幻魔デッキの中心となるカードは「覚醒の三幻魔」だと思っています。
特に三幻魔を2種類揃えたときの効果。これを有効化することを目指していきたいですね。
こちらはステータスがめっちゃ高い三幻魔がいるのに相手だけ効果無効。
昨今ステータスが高いだけではどうにも信用なりませんし、三幻魔を出して「覚醒の三幻魔」を発動させる、これを目指すべき基本布陣としてデッキを組んでいきたいところです。
ちなみに「失楽園」によるサポートも必須だと思っています。
毎ターン追加2ドローと三幻魔への耐性付与。対象にならないと破壊されないはかなり有効です。「覚醒の三幻魔」の効果無効も合わせれば突破をかなり困難なものにできます。
「覚醒の三幻魔」は非常に強力ですが、三幻魔を二種類1ターンで場に揃えるのは結構難しいです。なので、まずは「失楽の霹靂」から入るのも良いかもしれません。
「降雷皇ハモン」を条件とする魔法・罠の無効化もかなり強力です。特に相手の初動が魔法カードで始まる場合は非常に刺さるので場合によっては「覚醒の三幻魔」より軽い手間でそれ以上の効果が期待できます。
「覚醒の三幻魔」と「失楽の霹靂」。これらが相手への妨害をこなしてくれます。
さらには「失楽園」によって強力な耐性を得た三幻魔が戦闘で相手をなぎ倒してくれる。そんなデッキを目指していきます。
基本展開ルート
三幻魔ストラクのカードを使えば、
- 暗黒の招来神 → 三幻魔1体
- 暗黒の招来神+七精の解門 → 三幻魔2体、または降雷皇ハモン+失楽の霹靂
- 暗黒の招来神+七精の解門+暗黒の召喚神または混沌の召喚神 → 三幻魔2体+覚醒の三幻魔
と言った展開が可能になります。これらはよく使うので覚えておきたいですね。
暗黒の招来神 → 三幻魔1体
一番シンプルな三幻魔の出し方。
結論だけ言っておくと、「暗黒の招来神」を引ければ三幻魔が出せます。
あと使うのは「暗黒の召喚神」。これも重要です。
手順としては、
- 「暗黒の招来神」を召喚。①の効果で「暗黒の召喚神」を手札に
- 「暗黒の招来神」②の効果で召喚権を追加し、招来神をリリースして「暗黒の召喚神」をアドバンス召喚
- 「暗黒の召喚神」①の効果で三幻魔を特殊召喚
恐らく一番よく使う三幻魔の召喚方法。手札1枚から出せるのは非常にお手軽ですね。
ただ欠点もあって、「暗黒の召喚神」も効果を使うとそのターン攻撃が出来なくなります。先攻1ターン目に使いたい技ですね。
あとはあくまでも出しただけというところ。他に「失楽園」などを引けていなければあっさり除去されます。
ただ、一番お手軽に三幻魔を場に出すことができるので、この出し方があることは押さえておきたいところです。
暗黒の招来神+七精の解門 → 三幻魔2体+失楽園、または降雷皇ハモン+失楽の霹靂
三幻魔関連のサーチカードとして、「暗黒の招来神」はかなり便利です。
ただ、三幻魔にはもう1つ便利なサーチカードがあります。
それが「七精の解門」です。こちらはモンスターだけですが、三幻魔関連のカードをデッキから持ってこれます。
これら2枚を使うことで、布陣を整えることができます。
まずは、「暗黒の招来神」と「七精の解門」から三幻魔を2体出してみましょう。
最初に「暗黒の招来神」を召喚し、効果で「暗黒の召喚神」を手札に加えます。
あとは先ほどと同様に「暗黒の召喚神」をアドバンス召喚し、三幻魔を特殊召喚します。
次に、「七精の解門」を発動します。
サーチ効果で、「混沌の召喚神」を手札に加えます。
次の「七精の解門」②の効果で手札コストに「混沌の召喚神」を捨て、そのまま「混沌の召喚神」を墓地から特殊召喚します。
ここで「暗黒の召喚神」②の効果を使い、自身を除外してデッキから三幻魔を手札に加えます。
そして「混沌の召喚神」①の効果で手札から三幻魔を特殊召喚。これで三幻魔が2体になりました。
「覚醒の三幻魔」を使う場合は事前に引いておく必要がありますが、これでモンスター効果の無効まで適用して発動させることができます。
墓地に行った「混沌の召喚神」の効果で「失楽園」をサーチすればさらに2ドローもできるので、これで引きに行くことも可能ですね。
結果的に手札2枚から、三幻魔2体+「失楽園」を出すことができるので、これも覚えておきたいコンボです。
ちなみに出す三幻魔を1体に絞ることで、「暗黒の招来神」のサーチで別の三幻魔サポートを手札に加えることが出来ます。これで「降雷皇ハモン」+「失楽の霹靂」の布陣を整えることが可能です。
手順としては、
- 「暗黒の招来神」を召喚し、効果で「失楽の霹靂」を手札に
- 「七精の解門」を発動し、「暗黒の召喚神」を手札に
- 「暗黒の招来神」をリリースして「暗黒の召喚神」をアドバンス召喚
- 「暗黒の召喚神」の効果で「降雷皇ハモン」を特殊召喚
- 「失楽の霹靂」を発動
と言った流れです。確実に「失楽の霹靂」の無効効果を使えますが、代わりに「失楽園」が発動できていません。「失楽園」を素引きできている時や、相手の魔法罠を止める優先度が高い場合に選びたいルートですね。
暗黒の招来神+七精の解門+暗黒の召喚神または混沌の召喚神 → 三幻魔2体+覚醒の三幻魔+失楽園
「暗黒の招来神」でサーチする「暗黒の召喚神」や「混沌の召喚神」を素引き出来ていれば、その分妨害用カードのサーチに回すことが出来ます。
手順は上とほとんど同じです。手札に「暗黒の召喚神」「暗黒の招来神」「七精の解門」があるとしましょう。「降雷皇ハモン」と「幻魔皇ラビエル」の特殊召喚しつつ「覚醒の三幻魔」を構えていきます。
- 「暗黒の招来神」を召喚し、効果で「覚醒の三幻魔」を手札に
- 「暗黒の招来神」をリリースして「暗黒の召喚神」をアドバンス召喚
- 「暗黒の召喚神」の効果で「降雷皇ハモン」を特殊召喚
- 「七精の解門」を発動し、「混沌の召喚神」を手札に
- 「七精の解門」②の効果で「混沌の召喚神」を捨て、そのまま「混沌の召喚神」を特殊召喚
- 墓地にある「暗黒の召喚神」を除外し、「幻魔皇ラビエル」を手札に
- 「混沌の召喚神」の効果で「幻魔皇ラビエル」を特殊召喚
- 墓地の「混沌の召喚神」を除外し「失楽園」を手札に
- 「失楽園」の発動および「覚醒の三幻魔」をセット
こんな感じですね。展開用にサーチするカードを引けていれば、その分妨害用カードのサーチに回せるという寸法です。
展開用のカード、妨害用のカードどちらも「暗黒の招来神」のサーチ範囲なので、素引きしたカードによって調整して展開していくことができます。
ただし、「七精の解門」はモンスターしかサーチできないことは覚えておきましょう。「七精の解門」で「覚醒の三幻魔」や「失楽の霹靂」は手札に加えられません。
アクセスしたいカードとは
三幻魔の基本展開を抑えたところで、もう一度この三幻魔デッキでやりたいことをおさらいしておきましょう。
やりたい事と言えば、三幻魔を場に出して、それをサポートカードで守りと妨害をしながら攻めていくことです。
つまりデッキに必要なカードとは、
- 三幻魔を場に出すためのカード
- 相手の妨害を行うカード
ということになります。前者は「暗黒の召喚神」や「混沌の召喚神」、後者は「覚醒の三幻魔」や「失楽の霹靂」ですね。
そしてこれらを引っ張ってくるためのカードが「暗黒の招来神」や「七精の解門」ということです。
妨害系のカードは種類も多いんで「失楽園」で引いてくるとして、問題は「暗黒の召喚神」や「混沌の召喚神」を持ってくるカード。
この2枚は「失楽園」で引くよりもなんかサポート入れて直接デッキから引っ張ってこれるようにしたいところです。
「混沌の召喚神」はレベル1なので「ワン・フォー・ワン」対応なのが良いところ。
難点は手札コストがモンスターに限られているというところですが、「混沌の召喚神」を直接デッキから持ってこられるのは大きなメリットです。
「暗黒の召喚神」はどうしようか。レベル5ですしなかなか・・・。
サーチだったら「クリッター」に対応してるんですが、「クリッター」のサーチってちょっと遅い気もしてしまうんですよね。
デッキからの特殊召喚で便利なのは「トランスターン」でしょうか。
闇属性悪魔族ばっかりなんで入れやすくはあります。レベル4悪魔を入れる必要がありますが。
「ヘルウェイ・パトロール」とか良さげかもしれません。墓地効果で直接手札から「暗黒の召喚神」出せたりするし、「ワン・フォー・ワン」で捨てるのにもちょうどいい。
ただ、「トランスターン」は使える場面が限定され過ぎてて微妙か。事故率下げたいのに事故率上がりそう。
墓地送りだとどうでしょうか。
墓地に送りさえすれば「七精の解門」で復活させることができます。
呼び出す必要が無くても、墓地除外効果につなげることも出来ますし、便利そうな感じはします。「暗黒の召喚神」の三幻魔サーチは手札から三幻魔を出す「混沌の召喚神」と相性良いですしね。
三幻魔ストラクは改造なしだといらないカードだいぶ入ってるんで、ここらをうまく必要なカードにアクセスできるやつに差し替えたいですね。
まとめ
三幻魔ストラクについてでした。
サポートが優秀で、デッキの方向性が見えてきたかと思います。
正直三幻魔はどれかに特化した方が良さそうな感じはしますが、僕は三幻魔全部入れたデッキにしたい。それもアーミタイル軸じゃなく。
次回は改造後のデッキについて紹介したいと思います。
第2回はこちら。ストラク収録のカードだけでとりあえずデッキの形にしてみました。