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「その後」のルールが変わって最強リンネビーナスが消滅してた件【デュエルマスターズ】

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おはようございます。しんぺいです。

デュエルマスターズ公式サイトでこんなものが。

効果テキストに「その後」を含むカードについての裁定が変わりました。

いやこれ変わったっていうニュースですけど、特に変わってないと言っても良いと思います。

なんというか、「普通に読んだらこうだろ」っていうルールが実は正しくなかったというもので、でも正しいルールがあまりにも理解しにくいから読み取りやすい方に合わせてルールが変わったという感じ。

 

今回はこの「その後」のルールについて扱っていこうかと思います。まあ初めに言っておくとあんまり大きく変わることはありません。

 

「その後」の扱い

「Mの悪魔龍 リンネビーナス」というカードがあります。

効果にあるマナ武装4に注目してもらうと、墓地からクリーチャーを出し、場のクリーチャーにスピードアタッカーを与える効果がありますね。

 

ササっと書くと、「墓地からクリーチャーを出してもよい。その後、自分クリーチャーにスピードアタッカーを与える効果」です。

このクリーチャーを出す効果、当然ながら多色マナ武装4の条件を満たしていなければなりません。なので続くスピードアタッカーを与える効果もマナ武装を満たしていなければ使えないと思っていました。

 

しかし実際は「その後」に続く効果というのは、前の効果の条件を満たしてなくても効果が発揮されるルールだったというから驚きです。

要するにマナ武装4の条件を満たしていなくても、「その後」以降にあるスピードアタッカーを与える効果は適用されていたらしい。知らなかった。というかそんなの読み取れません・・・。

 

新カードに同じく「その後」で続く効果を持つカードがあり、そこのQ&Aから発覚された今回の件。

マナ武装を満たさなくても場のクリーチャーをスピードアタッカーにできる最強リンネビーナスが登場してしまいました。というかずっとそうだったんですが誰もそういう風にルールを解釈していなかった、というのが正しいのかもしれません。

 

今回、この「その後」に関してのルールが変更され、「その後」に続く効果も前の効果の条件を満たしていなければならなくなりました。

「Mの悪魔龍 リンネビーナス」で言うと、多色マナ武装4を満たさなければ「その後」以降のスピードアタッカーを与える効果も適用されなくなった、というわけです。

 

つまりは今まで通りというわけですね。ルール変更が発表されましたが、おそらくほとんどの人は今までと変わらないでしょう。前から正確に読み取って最強リンネビーナスを活用していた人にとっては残念ですが、そういう人がいるかは分かりません。

 

「その後」の変更に伴うカードテキストの変更

「その後」の扱いが変わったことで、「その後」の後に続く効果は「その後」の前の文にある条件を満たす必要があるようになりました。

 

ここを明確に意識するようになったことで、カードテキストが今までとそぐわなくなるカードも出てきています。こうしたカードに対してはカードテキストの変更が告知されていますね。

例えば「天使と悪魔の墳墓」。

これはバトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上ある場合、それらをすべて破壊、その後、マナゾーンから同じ名前のカードを墓地に送る効果です。

「その後」の前の文には「バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上ある場合」という条件が設定されていますね。

 

これを今回の変更に正しく従うと、バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体いなければ、続くマナゾーンの破壊もできないということになってしまいます。

今まで「その後」に続く効果は前の文の条件に左右されないというルールにより、「天使と悪魔の墳墓」は、バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体いなくてもマナゾーンの破壊を行っていましたが、これでは弱体化です。

 

リンネビーナスを合うようにしてしまうと、今度は「天使と悪魔の墳墓」が合わなくなってしまった。

というわけでこちらはカードテキストの変更が。

・バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。

・マナゾーンに同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

バトルゾーンの破壊とマナゾーンの破壊。単純に2つの効果になりました。こっちの方が分かりやすい。

結局こっちも元鞘に収まってる感じなので、今回の変更で特に何か使い勝手が変わるカードはないでしょう。

 

つまり今回の変更って、遊んでる側からするとあんまり意味のない変更なのですが、カードテキストを読み取りやすく、厳密にするというのも重要なのでこうして発表されてるというわけですね。

まあ前の裁定って効果テキスト読んでも違和感バリバリだったのでこうして改善されたのは良いことだと思います。

 

デュエルマスターズもかなり歴史が長くなってきてますし、色々と過去カードとの折り合いがつかなくなる場面も出てきていますが、今回のように対応してもらえると安心ですね。

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