おはようございます。しんぺいです。
週ヴァンでクランセレクションプラスのメガコロニーが公開されました。
【#週ヴァン】
2021年1月29日(金)発売スペシャルシリーズ第9弾『クランセレクションプラス Vol.1』収録の「蟲毒怪人 ヴェノムスティンガー」をご紹介!https://t.co/oz4RaURf8U#ヴァンガード pic.twitter.com/NWBuQoVX6P— カードファイト!! ヴァンガード公式 (@cfvanguard_PR) December 22, 2020
「蟲毒怪人 ヴェノムスティンガー」。待ちに待ったメインカードですね。
なんか相手のトリガーを奪い去るとかいう面白い効果をしている。これは新たなメガコロニーデッキの登場か。
それでは効果を見ていきましょう。
蟲毒怪人 ヴェノムスティンガーの効果
蟲毒怪人 ヴェノムスティンガー
グレード3 パワー12000 ギフトアイコン:プロテクト
メガコロニー インセクト
【自】【V】:あなたのターンに相手のダメージゾーンにカードが置かれた時、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
【自】【V】:アタックした時、コスト【カウンターブラスト1、リアガードをソウルに置く】ことで、そのバトル中、相手のダメージチェックでトリガーユニットが出ても、そのトリガー効果は発動せず、あなたはそのカードのトリガー効果と同じトリガー効果を行う。さらに、コスト【グレード3をソウルブラスト1】することで、相手のダメージゾーンから2枚選び、ドロップゾーンに置き、置いた枚数1枚につき、相手のヴァンガードに1ダメージ。
ダメージ感知パワーアップ
相手のダメージゾーンにカードが置かれるたびににパワーアップします。
パワーアップ量は+10000となかなか大きく、相手にダメージトリガーを引かれても止まりにくくすることができますね。
以前紹介された「挟撃怪人 イントルードシザー」を使うとすればリアガードから攻撃していくことになるかと思いますが、そこを実質ガード強制みたいな感じにもできます。
挟撃怪人 イントルードシザー
グレード3 パワー12000 ギフトアイコン:プロテクト
メガコロニー インセクト
【自】【ドロップゾーン】:グレード3以上のあなたのヴァンガードがアタックしたバトル終了時、そのターンに相手のダメージゾーンに新たなカードが置かれているなら、コスト【カウンターブラスト1】することで、このカードをRにコールする。
【自】【R】:登場時、コスト【ソウルブラスト1】することで、あなたのリアガードを1枚選び、スタンドさせ、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
通して来たら来たで+10000もらえるし良いかって感じ。どっちに転んでもおいしいのがメガコロニー流の2択です。
地味に回数制限が無いのが良いですね。リアガードでの攻撃を通しづらくさせると同時に、まだ自身の効果でもパワーを上げる余地があります。
全体的にいやらしくも使いやすそうな効果。基本的に2つ目の効果に感知するパワーアップっぽいですが、状況によっちゃさらに上がりそうってところ。単騎42000とかいけそうなのわりと夢がありますね。
お前のダメトリ俺のもの
アタック時にはリアガードをソウルに入れることで、相手のダメージトリガーを無効にし、さらにダメージトリガーが出るなら代わりに自分が使うことができます。
実質相手のダメージチェックをこっちのドライブチェックに変えてるようなもの。手札は増えませんが。
ダメトリを奪い取る範囲がヴェノムスティンガーのバトル中だけなのでガードされると意味ないですが、そこは追加効果でなんとかしろってところでしょう。
追加でグレード3をソウルブラストすれば、相手のダメージを2枚入れかえます。
ダメージを墓地に送り、補充させる際はダメージチェックを行うので、ここでトリガー出ればこっちが使える。これでトリガーを引いていけって感じですね。
追加効果を使うことでダメージゾーンに確定でカードが置かれる。というわけで+20000が約束されます。実質単騎32000出せ、4ドライブみたいなバケモンが生まれました。
これをあっさりやってのけますが、色々と問題点もあったりします。
1つは相手のダメージゾーンの表のカードを増やしてるということ。元々相手が2つ以上残してるなら大した問題ではないですが、表のカードは1枚以下ということも珍しくないので相手にカウンターチャージをさせる結果になるでしょう。
1ターンに使えるカウンターブラストが決まってるようなデッキならまだ良いですが、カウンターブラスト使えば使うだけ強く動けるデッキは珍しくないのでかなりデメリット感あります。
もう1つはリアガードを1枚失ってるというところ。
相手にダメージトリガーを引かせるのを期待できるとは言え、前払いで1枚失うんで意外とこっちのカードが減りやすくなってます。ヴェノムスティンガーの効果にこっちのカードを増やす効果はありませんしね。
相手のダメージチェックでドロートリガーとかヒールトリガーとか引けるとおいしいですが、まあ期待し過ぎるもんでもなし。こっちのカードが薄くなることは頭に置いておきたい。
まあリアガードを消すって一応さっきの「挟撃怪人 イントルードシザー」を登場させるサークルを開けることにも繋がりますし、悪いことばかりではないんですけどね。
ソウルのグレード3を補給することにも繋がりますし、出来るだけメリットになるように動いていきたいところです。
しかしまあ、相手に得をさせるうえにこっちのカードを減らして発動するだけあってかなり攻撃的な効果。
Vは単騎32000出せるしトリガーチェックは4回ある。さらに相手はダメトリ使えないと来たもんだからかなり押せ押せな効果ですね。
「挟撃怪人 イントルードシザー」で攻撃回数はさらに伸ばせるから攻撃回数も充分。RRVRRの5回攻撃か。
前半のRRの攻撃は通せばヴェノムスティンガーのパワーが上がりますし、結構ウザそう。
反面、確定で獲れるアドバンテージが無いのでかなり不安定さはありそうですが。確定で出来ることと言えば相手のダメトリの無効化。有効に働くかどうかは未知数ですが、相手の可能性は狭められます。
なんというか、相手を最低値まで下げたうえでこっちは上がるところまで上がる(かもしれない)っていうのなんか悪役っぽいな・・・。
割と今までにない効果ですが、意外とメガコロニーっぽいと思わされる不思議な効果をしています。
まとめ
「蟲毒怪人 ヴェノムスティンガー」についてでした。
かなり攻撃的に見えて意外に繊細な効果、なのかもしれません。悪そうなイメージしてますし結構おもしろそうですね。
今ぼくのメガコロニーデッキってグレドーラデッキなんですが、鞍替えしようか迷う。グレドーラもイントルードシザー入れたら面白くなりそうだしデッキの選択肢が広がってきて悩ましい限りです。
クランセレクションプラスのカードって面白い効果してるの多いですね。なんかスタンダード初期の気持ちを思い出す新しさがあって今後のカードも楽しみです。