おはようございます。しんぺいです。
TOYGERのDeckSlimerを手に入れました。
前々から気になってたんですが、値段が高くて手を出せずにいたもの。誕プレにいただきました。やはり持つべきものはカードゲーマーの友達。めちゃめちゃ嬉しかったです。
というわけで今回はTOYGERのDeckSlimerについてレビューしていこうと思います。
どうやってカード入れてるの?とか、どれくらいカード入るの?について色々試したんで紹介していきます。
カードの入れ方
TOYGERデッキケースの入れ方ですが、まあ最終的にこうなるわけです。
で、まずはこのカード入ってる部分、ここがガバッと動くようになってるんですね。
こうやってまっすぐにしておいてカードを詰め、斜めにサッと動かして完成、というわけです。
これスゴイですね。こういう入れ方するデッキケースは見たことない。
ただまあ、スゴイのと実際のところ便利かどうかは別の話。いったんスライドさせるのも面倒ですし、斜めにする際、カード入れ過ぎてると動かなくて閉じられないってこともあります。
見た目ほどたくさんのカードは入りませんしね。
これちょっと隙間が空いていますが、実はスライドさせるとこれでギリギリ。長方形の隙間通りに入れればいいわけではないので、どれくらいの量のカードが入るのか一目では分かりにくくなっています。
ちなみにカードを入れる時の注意点なんですが、机の上などの平らなところにデッキケースを置いてスライドさせるようにしましょう。
カードを入れてる部分って、下のパーツとどうやってくっつけてるかというと磁石になっています。
なのでわりと簡単に外れるんですよね。ちなみに完全に外れるわけではなくて、一番手前の辺は下のパーツと繋がってるんで奥側だけ浮く、みたいな感じになります。
こういう仕様になっているので、空中で手に持ったままスライドさせると入ってるカードを隙間から落としかねません。スライドさせる時は机の上に置いておきましょう。
ちょこちょこ面倒なところはありますが、薄型デッキケースのわりにはいっぺんにカードを入れられるのが良いところです。
なんか薄型横長のデッキケースで似たようなオシャレなやつはあるけれど、ああいうのって変形しないから1つのデッキをいくつかの束に分けて入れる、みたいな仕様になってしまう。
それと比べるとTOYGERのは便利ですね。1つの束を変形させるので、入れるカードさえ決まってしまえば他の薄型デッキケースより使いやすくなっています。
どれくらいのカードが入る?
TOYGERデッキケースで気になるのが、入るカードの量。僕も自分で買うに至らなかったのは、どれくらいカードが入るかイマイチ分からなかったから。何個デッキ入るのか分からないんですよね。
というわけで今回せっかく手に入れたので、自分で色々試してみました。デュエルマスターズ、ヴァンガード、マジック・ザ・ギャザリングで試してみたので参考になれば幸いです。
デュエルマスターズでの使い方
二重スリーブを使ってるデュエルマスターズだと、デッキ2個入れるのが良い感じの使い方ですね。
二重スリーブにして、40枚のデッキが2つと8枚の超次元ゾーンを入れています。ちなみに使ってるスリーブはGRATS!スリーブとブロッコリーのスリーブプロテクター エンボス&クリア。超次元ゾーンのスリーブは公式から出てる透明のやつです。スリーブプロテクターは一緒。
合計88枚で結構ギリギリだった。公式サイトには二重スリーブで約120枚収納可能とあるんだけどマジか。
押し込んだらいけるのかな。でもスライドさせる都合上、詰め込むってことをしにくいからこれで限界だと思ってるけど。
まあ使ってるスリーブでも前後するんで何とも言えない。GRATS!スリーブってスリーブの中ではわりとぶ厚いし、それが原因で入る枚数が減ってる説はあります。スリーブプロテクターも薄型のやつにすればまだ入るだろうし。
ていうか二重スリーブってインナースリーブ+レギュラーサイズのスリーブっていう可能性もあるのか。インナースリーブ使うなら二重でもかなり薄いしね。
120枚入れば40枚のデッキ3つ分だから収納の面でもかなり良いなあと思ったんですが、思ったより条件は限定されそうです。誰か120枚入る二重スリーブの組み合わせを教えて欲しい。
二重スリーブにしてるデュエマの40枚デッキってウルプロのデッキケースに収まるサイズだから、コンパクトさを求めるだけならそっちでも良いんですよね。
ほとんど変わらん。というかコンパクトさならウルプロのデッキケース2個使ってる方が勝ってます。だからデッキ3個入るとかなり評価変わるんだけどなあ。
一重スリーブなら140枚入るらしいので、それならデッキ3個入るか。3個も入ってこの薄さならかなり満足度高いですよ。
マジック・ザ・ギャザリングでの使い方
最終的にマジック・ザ・ギャザリングは統率者デッキを入れるのに良いかなって思いました。
100枚のデッキ。インナースリーブとレギュラーサイズの無地スリーブで二重です。
100枚デッキって薄型のデッキケースには入らないんで、これを薄く収納できるのはかなりありがたいところ。個人的には一番気に入ってる使い方です。
まだちょっと余裕があるので、10枚くらいは調整用カードも入れられそうかな。やっぱりTOYGER公式の言う二重スリーブってインナースリーブ使ってる説ありますね。
ちなみに統率者以外のレギュレーションだと絶妙に足りない感じでした。
これがメインデッキ60枚にサイドデッキ15枚、計75枚を2つ入れたもの。一重スリーブにしていて、使ってるスリーブはドラゴンシールドです。
なんとか入ったし斜めにもできましたが、形が歪んでるのでおすすめしません。
入りはしたけどきつそう・・・。カードにも優しくないしこの入れ方はやめといた方がいいと思います。
ちなみにサイドデッキを1つ抜いて、135枚なら良い感じに入りました。
マジック・ザ・ギャザリングでサイドデッキを抜く意味は薄いんでアレなんですが、135枚入るというのはデュエマ的にちょうど良さそう。やっぱりデュエマは一重スリーブなら3デッキ120枚入りそうですね。1つくらいは超次元ゾーンとかGRを入れる余裕もあるか。
一重スリーブ前提で話しますが、マジック・ザ・ギャザリング的なTOYGERデッキケースの良さは他のデッキケースに入れるとかなりぶ厚くなってしまうサイズのデッキを収められるところですね。
100枚の統率者デッキとか、他のデッキケースならかなりぶ厚くなってしまいます。
今ぼくが使ってる統率者デッキのデッキケースとかこんな感じ。
TOYGERにすればだいぶ薄くできます。
ウルプロのミニサイズデッキケースと変わらない薄さで収納できるところがめっちゃ良いですね。
ヴァンガードでの使い方
二重スリーブだとヴァンガードもデッキ2個入れる使い方になるかな。
カードがぶ厚いんで同じ二重と言えどもデュエマよりキツイ。使ってるスリーブは公式スリーブにブロッコリースリーブプロテクター エンボス&クリアです。
これで、50枚のデッキ2つとギフト4枚入れた104枚。わりとギリギリ。
二重スリーブだと入る量がかなり微妙ですね。
二重スリーブで2デッキ入れるなら、Dスタンダードの50枚デッキ2つがちょうど良い感じか。あれは外部カードをほぼ使わないんで100枚で収まるはず。トークン使うデッキはちょっと頑張らないといけないけど。
一重スリーブならどうだろう。それでも3デッキは無理ですね。マジック・ザ・ギャザリング135枚でちょうど良いくらいだから、ヴァンガードの3デッキ150枚が入るはずもない。カードもぶ厚いし。
二重スリーブ前提だと、Pスタンダードのデッキを1つ入れるのにちょうど良さそうです。あれはメインデッキ50枚+Gゾーン16枚+ギフト+トークンなのでそもそもデッキがぶ厚い。これを薄く収納できるのはかなりありがたいですね。
他はどうだろう。一重スリーブなら、Vスタンダードのデッキ2つはいけそうか。
あれはメインデッキ50枚のほかにギフトとトークン使うんで、微妙に枚数が多くなる。それを2つ入れつつ薄く収められるのは良さそうです。たぶんトータル120枚くらいに収めれば一重でもいけるんじゃないのかな。試してないけど。
二重スリーブだと絶妙に使いづらい。Dスタンダードのデッキ2個入りますが、デュエマの時も言ったように2個ならウルプロの使えばいいかなって思わされます。
それでも見た目がカッコいいから使うのも全然ありなんですけどね。
TOYGERデッキケースの感想
色々試してみて思ったのは、量入るっちゃ入るけど制約多いって感じですね。良い感じの枚数を入れたいと思ったら一重スリーブ前提になってくるのが何とも言えないところ。
入るギリギリの枚数を狙っていきたいですね。一重スリーブのデュエマデッキ3個はかなり良い感じの使い方だと思います。僕はデュエマを二重スリーブで使ってるからこの使い方できないけど。
個人的に一番しっくり来たのは統率者デッキ。100枚デッキってデッキケースがでかくなってちょっと嫌だったんですが、TOYGERデッキケースなら薄く収められてちょうどいい。
収納性、どうなんだろうね。ハマる人にはハマるって感じか。使ってるスリーブに左右されるところが多いので、使いやすいって人とそうじゃない人の差が激しいと思います。
たぶんTOYGERデッキケースに合うスリーブ構成にすればかなり満足度高く使っていけるはず。そこまでする必要があるかどうかは置いておいて。
見た目はかなりカッコいいので、合わせにいきたい気持ちもあります。
高級感ある見た目が好き。高いだけのことはありますね。
とりあえず僕は統率者デッキ用に使おうかな。手持ちのデッキでちょうど良くハマるのがこれだったので。ぶ厚いデッキケースを使ってた不満が無くなってわりと満足しています。
まとめ
TOYGERデッキケースについてでした。
構造が新しいデッキケース。一番良いと思ったのは、ぶ厚くなりがちなデッキを薄く収納できるところですね。元々のデッキ枚数が多いものを1つ入れるのに良い感じ。
収納性を期待していっぱいデッキを入れようとすると、スリーブの制約がキツイかと思います。やるなら一重スリーブにして限界まで入れたいところ。
僕は手持ちのデッキにハマるものがあったし、見た目カッコいいのでわりと満足しています。最近は店頭でも通販でも売ってる店が増えてきて買いやすくなったので、買ってみてはいかがでしょうか。
誕プレにちょうど良いですね。僕ももらって嬉しかったし、こういう気軽に買えない値段だけど気になるようなものはピッタリだと思います。