おはようございます。しんぺいです。
カードゲームやってる人のTwitterを観てて思うのですが、たまに「?」となる表現があります。
いわゆる俗語ってやつですね。何となく意味は伝わるし別に知らなくても問題ないんですが、なんか気になったのでよく見る言葉と大まかな意味をまとめてみました。
丸い
「丸い」はなんかプレイング解説してるnoteとかでよく出てくるイメージ。
「丸い」の意味合いとしては、いくつかの選択肢の中で最も無難なもの、という感じです。
単に「丸い=無難」と読み替えると分かりやすいかもしれません。
「○○の場合は△△するのが丸い」みたいな感じでよく出てくる。
例
「新弾出たら過去弾の相性良いカードの値段が上がるから今のうちに買っとくのが丸い」
板
「板」も「丸い」にわりと近い。
ただ、丸いよりもさらに強い肯定が入っているニュアンスを感じます。が、正確な定義があるわけでもなし、ここは個人の感じ方次第か。
丸い≒板、のイメージ。一応僕は、無難よりもさらに手堅い印象を受けます。
「今期の環境的に今は○○使うのが板!」ってな感じでよく見かける。
例
「あのカードは次のパックで再録されるから安くなってから買うのが板」
山
「山」という表現がたま~に出てくるのですが、ニュアンス的にデッキのことでしょう。
なぜデッキのことを「山」というのかはよく分かりませんが、よく分からなくても意味は分かるのが俗語のスゴイところです。
「最強の山ができた!」っていうとなんか良い感じのデッキができたことを言います。
握る
「握る」というと、デッキを使うことを言います。
前述の「山」とよくセットで使われるイメージ。
「おれ次の大会でこの山握るわ!」みたいな。要するに大会で使うデッキが決まったことを言います。
なんでこんな言い方をするのかは分かりませんが、分からなくても言いたいことはなんとなく分かります。日本語ってスゴイ。
剥く
「剥く」。パックを開ける時に使います。
なぜ「開ける」と言わないのか分かりませんが、ネットの俗語ってそもそもなんでそういう言い方してるのか謎なやつばっかりなので突っ込むだけ野暮なものです。通じるとちょっと楽しくなるのは俗語の良いところ。
本当に細かくてどうでも良いところですが、「剥く=パックを開ける」という使い方よりも、「パックを開ける」→「パックを剥く」という言い換えをするために使っているのをよく見かけます。
アド
「アド」。アドバンテージの略です。何か得をした時に使います。
カードゲーム用語でいうところのアドバンテージは、例えば手札を1枚使って2枚ドローするだったり、場に出した時に相手のカードを除去できるカードだったり、自分のカード枚数が増えるか、相手のカード枚数を減らすような時に使うことが多いです。
ちなみに損してる時に使う言葉として「アド損」があります。
元々カードゲームの中で使われる用語ですが、そこから飛び出してカードゲーマーはカードゲーム関係なく何か得したりした時に「アド」って言ったりするようになりました。
「1パック買ったら買取1000円のカード当たったからアド」
ちなみにめちゃくちゃ得した時は「爆アド」って言ったりします。
まとめ
別に覚えなくてもいいカードゲーム用語でした。覚えてたらTwitterがちょっと見やすくなるかもしれません。
とりあえず以下の会話の意味が分かったら合格です。
A「次のパック剥くか迷うわ~」
B「今まで高かったやつ再録されるし特殊レア当たったら爆アドだから買うのが板」
A「でもあんまり欲しいの無いからシングル買いの方が丸いかもしれん。なんか新しい山組むの?」
C「ちくわ大明神」
B「次の弾で組めるデッキ面白そうだし、新しい山握って大会出てみるのも良いかな」
A「誰だ今の」
板
慣用表現 鉄板(手堅いもの)からか?
山
山札(デッキ)から。語源は花札。
握る
デッキに限らず持っておくことの意味もある。
遊戯王における手札に妨害札握ってないほうが悪い。など
剥く
一部で流行っている切れ目を使わずパックの後ろの溶着部分から開ける様が剥いているように見えたからか?
中のカードを傷めにくい開け方らしい。
ちくわ大明神
話の中で突如として現れる神。
今の若い世代に言ってもそっけなくあしらわれて時代の流れを感じる。
コメントありがとうございます。語源博士。
ちくわ大明神に反応してくれた時点で同世代だと信じています。
剥くって西の方が使っているイメージ。関東人は言わないように思いますw
コメントありがとうございます。
地域差ってあるんですね。
僕はこれらの俗語をリアルで使ってる人を見たことがないので全部インターネット専用語だと思っていました笑