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遊戯王 ヴェンデットの紹介 相性の良いカードとは?

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今回紹介するテーマは海外で先行収録された「ヴェンデット」です。

儀式召喚をメインとするアンデット族テーマという今までにない特徴を持っています。

豊富なアンデット族サポートを活かし、メインとなる儀式モンスター「リヴェンデット・スレイヤー」で戦っていくデッキとなります。

今回は「ヴェンデット」カードの紹介とデッキの組み方、「ヴェンデット」デッキを組むうえで相性の良いカードを紹介していきます。

 

 

ヴェンデットとは?

カードイラストからの感想ですが、ヴェンデットは「ゾンビもの映画のヒーロー」といった雰囲気を持っています。

ゾンビとなってしまった「ヴェンデット」モンスターを取り込んで自らの力とする「リヴェンデット・スレイヤー」で戦う、というコンセプトが表現されています。

カードゲーム的に言います。

ゾンビ型モンスターである「ヴェンデット」モンスターは、フィールドで「ヴェンデット」儀式モンスターの儀式召喚の素材に使用されると、儀式召喚したモンスターに効果を与えます。

強力な効果を得た「リヴェンデット」で戦うというのがヴェンデットデッキの戦法となります。

続いてヴェンデットカードの紹介をしていきます。

 

 

ヴェンデットカードの紹介

まずは儀式召喚の素材となる「ヴェンデット」モンスターから。

《ヴェンデット・レヴナント/Vendread Revenants》

効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」儀式モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。 

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

「ヴェンデット・レヴナント」はフィールドで儀式モンスターの素材に使用されると、「特殊召喚した相手モンスターを除外する効果」を与えます。

相手ターンでも使える効果であることが非常に強力です。

対象を取る効果ではありますが、破壊を介さない除去であり、相手ターンでも使えることから相手の動きをかなり制限できます。

また、「ヴェンデット・レヴナント」は相手によって破壊されたときに復活する効果もあります。

期待し過ぎるのは危険ですが、場持ちが良いためフィールドに残りやすく、素材にしやすくなります。

 

続いて「ヴェンデット・ヘルハウンド」です。

《ヴェンデット・ヘルハウンド/Vendread Houndhorde》

効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻   0/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、手札から「ヴェンデット」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):フィールドのこのカードを使用して儀式召喚した「ヴェンデット」儀式モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

「ヴェンデット・ヘルハウンド」はフィールドで儀式モンスターの素材にされると、「フィールドの魔法・罠1枚を除外する効果」を与えます。

魔法・罠の中には墓地に送られたり、墓地で効果を発動するものが多くあります。

この効果で除去できれば、それらの効果を使わせることなく安全に相手の魔法・罠を除去することができます。

また、相手ターンに使える効果なので、相手の永続魔法・罠やフィールド魔法にチェーンして発動して効果の発動を妨害することができます。

相手エンドフェイズにも発動でき、相手が伏せたカードをそのターン中に狙うことで、チェーンを許さずに除外することもできます。

カード効果の対象にならない魔法・罠というのはモンスターに比べてはるかに少ないので、活躍の機会は多いでしょう。

また、「ヴェンデット・ヘルハウンド」は手札の「ヴェンデット」カードを捨てることで墓地から復活することができます。

フィールドに出すことが簡単であり、儀式召喚の素材にしやすい効果です。

 

続いてヴェンデットのエースモンスターである「リヴェンデット・スレイヤー」です。

《リヴェンデット・スレイヤー/Revendread Slayer》

儀式・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2400/守   0
「ヴェンデット」儀式魔法により降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、
自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力は300アップする。
(2):儀式召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加え、
デッキから「ヴェンデット」モンスター1体を墓地へ送る。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

墓地のアンデット族モンスターを除外することで、攻撃力が300アップします。なので、実質攻撃力2700として扱えます。

儀式召喚したターンでの戦闘で攻撃力2700となることで、相手ターンには攻撃力3000まで上げることができます。

攻撃力の上昇はターン終了時までではないので、場に残れば残るほど攻撃力を上げていけます。

「ヴェンデット・レヴナント」の効果でモンスターを除去できるので、ある程度モンスター効果には強く、場に残って攻撃力を上げていければ、無類の強さを発揮するでしょう。

墓地に送られれば、儀式魔法のサーチと、ヴェンデットモンスターの墓地送りが同時に行えます。

次の儀式召喚の準備が即座に整えられるため、除去されても攻め手途切れさせることなく戦うことができます。

 

次に紹介するのは、ヴェンデットの儀式魔法です。

《リヴェンデット・ボーン/Revendread Origin》

儀式魔法
「ヴェンデット」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、またはリリースの代わりに自分の墓地のアンデット族モンスターを除外し、
自分の手札・墓地から「ヴェンデット」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分フィールドの「リヴェンデット・スレイヤー」が戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

儀式召喚の素材に、墓地のアンデット族モンスターを除外して使用できます。

あって損はない効果ですが、ヴェンデットモンスターはフィールドで素材にされたときに効果を与えられるので、墓地から除外して儀式召喚に使用しても効果を与えることはできません。

また、墓地から除外することで、「リヴェンデット・スレイヤー」の破壊を防ぐことができます。

効果を与えた「リヴェンデット・スレイヤー」はできるだけ長く場に留めたいです。

この身代わり効果で「リヴェンデット・スレイヤー」を場に残すことができれば、与えた除外効果でどんどん相手のカードを削ってくれます。

 

ヴェンデットには罠カードも存在します。

《ヴェンデット・リボーン/Vendread Reorigin》

通常罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、その元々のレベルと同じレベルを持つ
「ヴェンデットトークン」(アンデット族・闇・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したトークンがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「ヴェンデット」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

相手モンスターをリリースし、そのモンスターと同じレベルのトークンを自分フィールドに特殊召喚できます。

リリースによる除去という一見すると強力な除去ですが、対象を取る効果であることには注意が必要です。

それでも高レベルモンスターをリリースできれば、相手モンスターの除去と儀式素材の確保が同時に行うことができます。

リリースしたモンスターのレベルを参照するため、エクシーズモンスターやリンクモンスターを対象にできません。

 

 

ヴェンデットと相性の良いカード

ヴェンデットは儀式モンスターをメインとするため、儀式サポートとの相性が良いです。

「儀式の準備」は「リヴェンデット・スレイヤー」のサーチと儀式魔法の回収が同時に行え便利です。

儀式(ぎしき)準備(じゅんび)/Preparation of Rites》

通常魔法(準制限カード)
(1):デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

 

儀式モンスターに効果を与えられる儀式魔人も相性が良いです。

儀式魔人(ぎしきまじん)リリーサー/Djinn Releaser of Rituals》

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1200/守2000
(1):儀式召喚を行う場合、その儀式召喚に必要なレベル分のモンスター1体として、
墓地のこのカードを除外できる。
(2):このカードを使用して儀式召喚したプレイヤーから見て相手は、
儀式召喚したそのモンスターがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
モンスターを特殊召喚できない。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

「儀式魔人リリーサー」を儀式召喚の素材にすることで相手の特殊召喚を封じることができます。

「ヴェンデット・レヴナント」で特殊召喚された後のモンスターを、「儀式魔人リリーサー」で特殊召喚する前の対策ができるため、相手のモンスターに対して非常に強くなります。

 

ヴェンデットモンスターはアンデット族なので、アンデット族の蘇生サポートを使うことができます。

馬頭鬼(めずき)/Mezuki》

効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

 

生者(せいじゃ)(しょ)禁断(きんだん)呪術(じゅじゅつ)-/Book of Life》

通常魔法
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚し、
相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。

※カードテキストは遊戯王Wikiより引用。

ただ、ヴェンデットデッキは「リヴェンデット・スレイヤー」に効果を与えて戦っていくので、復活させるのは「リヴェンデット・スレイヤー」よりも、儀式召喚素材となる「ヴェンデット・レヴナント」や「ヴェンデット・ヘルハウンド」の方が良いでしょう。

フィールドにヴェンデットモンスターを用意するカードとして見る方が良いです。

 

 

まとめ

ヴェンデットについて紹介しました。

「リヴェンデット・スレイヤー」を中心として戦うデッキです。

除去性能は高いですが、対象を取るものばかりなので、対象に取られないカードを出されると厳しいです。

幸いデッキスペースに空きはあるはずなので、対象を取らない除去を意識して入れると良いでしょう。

テーマとして見ると、ゾンビの力を取り込むというのが上手く表現されていて好きです。

10期以降のテーマはテーマとカードの動きが関連しているものが多くて良いですね。

テーマのイメージとカードの動きが合っているとデッキを使っていてとても楽しいです。

今後もこういったテーマが増えていってほしいですね。

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