カードゲームをやっていると何かを数えることって意外と多いです。
カードゲームには特定の行為が一定の回数を超えると発動する効果とかありますし、ターン中に何回やったか残しておきたい機会は多くあります。
頭で覚えていてもいいですが忘れてしまう可能性も高いので、道具を使ってカウントするのが望ましいです。
カウントというと大抵はサイコロを使えばなんとかなりますが、サイコロは6面より多い面のものを使うと目的の面を探すのに時間がかかってしまうデメリットがあります。
そこでシンプルに数をカウントできる道具を探していたのですが、MTGレリックトークンなるものがを良さげだったので紹介していきます。
MTGレリックトークンとは
MTGレリックトークンとはウルトラプロが発売しているトークンアイテム。
元々はマジック・ザ・ギャザリングのトークンに使用するために発売されているものです。
レリックトークンはこんな感じ。
ちょっとでかいメダルくらいの大きさです。
下の方にダイヤルが2つ付いていて、ここを回すと真ん中下の数字が切り替わります。
マジック・ザ・ギャザリングのトークン用なので基本はトークンの体力と攻撃力を表すために使うみたいです。
ただ2桁の数字を数えられるのでライフカウンターとしての使用も推奨されているようですね。
ダイヤルを切り替えて1と2にしてみました。。
これを1/2と見るか数字の12と見るか。使い方は様々です。
僕はマジック・ザ・ギャザリングをやっていないので本家での使用感はさっぱりですが、自分のやっているカードゲームにも使えそうだなーと思ったりしています。
そこでここからはマジック・ザ・ギャザリング以外のカードゲームでの使い道を考えていこうと思います。
カウンターとしての使い道
遊戯王
遊戯王でカウンターと言えば魔力カウンターです。
ただこのレリックトークンは魔力カウンターのようなものには不向きですね。
なぜなら魔力カウンターなどのカウンターはカード1枚1枚に置かれるものなので、いちいちこんなトークン使ってられないです。
レリックトークン1つではがんばっても2つの事しか同時にカウントできません。
魔力カウンターに使えるものと言えば、バトルスピリッツのコアのようなやつを使うのが一番良さそうです。
色々なカードのカウンターを管理したいなら、こうしたおはじきタイプが使い勝手良いですね。
ならばレリックトークンは遊戯王で出番がないかと言えばそうとも言い切れません。
要は1つの事についてカウントを続けるようなデッキだと出番があるということです。
つまり「終焉のカウントダウン」ですね。
20ターンも数えなければならないとなると何も使わなければ間違いなく忘れてしまいます。
そこで発動と同時にこのレリックトークンを使用。
毎ターンカウントを進めていけば今何ターン目だったか忘れることはありません。
「終焉のカウントダウン」自体が使われているかどうかは置いておいて、遊戯王ではレリックトークンが使えそうな場面は一応ありますね。
デュエルマスターズ
デュエルマスターズでカウントが必要な機会はあまりありません。
よくデュエルマスターズでは数える行為自体はありますが、それはバトルゾーンのクリーチャーの数を数えたり、マナゾーンのカードの数を数えたり、目に見えるものを数えることが多いです。
なのでわざわざレリックトークンを使うまでもないカウントが多いのですね。
ただ、そんな中でもレリックトークンが使えそうな場面はあります。
「絶海の虎将ティガウォック」はドローした数だけ自身のコストが減るので、ドローした枚数を数えておかなければなりません。
クリーチャーの数なんかと違って目に見えないものの数を数えておかなければならないので、道具を使って目に見える形に残しておくと良いですね。
他にも水文明には呪文を唱えた回数を参照したり、カウンターを使いたい場面が多いです。
ただこれらの数はあまり多くはならないので、サイコロで充分かもしれません。
サイコロが使いにくい人はレリックトークンを使ってみてはいかがでしょうか。
ヴァンガード
ヴァンガードはパワー計算がメインなので、レリックトークンを使いたい場面はそう多くありません。パワー計算はレリックトークンで扱える範囲を超えていますし。
ただ、ダークイレギュラーズデッキを使う人はぜひともレリックトークンを使ってみることをおすすめしたいです。
ダークイレギュラーズはソウルの数をためるデッキなので、ソウルの数を参照した効果もよく使います。
ソウルは別に目に見えない数字でもないので数を知りたいときはソウルを数えれば済みます。
しかし、ダークイレギュラーズデッキはソウルの数を把握しておきたいことが多く、できれば常に分かるようにしておきたいです。
ソウルは10枚超えることもざらですし、20枚超えるときもあります。なのでサイコロでは数えにくいです。
そこでレリックトークンの出番です。
レリックトークンは20を超える数もスムーズにカウントできるので、ソウルの枚数を数えておくのにピッタリのアイテムとなっています。
ソウルの数は数えるのが多いほど勝負のテンポが悪くなりますし、カウントするアイテムはぜひ使ってみることをおすすめします。
まとめ
MTGのレリックトークンについてまとめました。
マジック・ザ・ギャザリング用のアイテムですが、カウントするのは他のカードゲームでもよくあるので、意外と使える幅が広いです。
カウントできるアイテムにはいろいろありますが、レリックトークンはなかなか便利ですのでぜひ使ってみてください。