大会出て常々思うんですが、やたらペイルムーンと当たるんですね。
ていうかアクセルとよく当たる。
去年の6月くらいはたちかぜとよく当たってたし、7月入ればアクアフォース、8月はペイルムーン。
そして9月以降もなぜかペイルムーンとよく当たります。
プロテクトのデッキしかほとんど使ってないのでマジで勘弁してほしいのですが、アクセルクランと当たって思うのは
やつらは全力で潰しに来る
ってことです。
特にペイルムーンやゴールドパラディンはいけると思ったらアド損してでも突っ込んできますからね。もはや恐怖しかないです。
そんなわけで僕はアクセルクランの新規カードにはいつも戦々恐々としているのですが、この度「最凶!根絶者」のペイルムーンのVR「祝砲竜エンド・オブ・ステージ」の効果が判明しましたのでビビりながら見ていきます。
効果
祝砲竜エンド・オブ・ステージ
グレード3 パワー12000 ギフトアイコン:アクセル
ペイルムーン アビスドラゴン
【自】【V】【ターン1回】:アタックしたバトル終了時、あなたのソウルが0枚なら、コスト【手札2枚とリアガードをすべてソウルに置く】ことで、このユニットをスタンドする。
【自】【V】:グレード3からライドして登場した時、あなたのソウルをすべてソウルブラストし、そのターン中、このユニットのパワー+5000し、このユニットがアタックしたバトルでは、相手は手札から守護者をコールできない。
全力のVスタンド
手札2枚とリアガードを全部ソウルに突っ込むことで、スタンドできます。
捨て身も甚だしいなって感じの効果ですが、単純にヴァンガードがスタンドするのが強いです。
特に
- トリガー引き継げる
- ツインドライブのまま
ってところが強くて、
トリガー2貫ガードとかしようものなら元々フロントトリガーとかあるのも相まってあっという間に貫通される気しかしないので、見た目のパワー以上にガードしづらい部類となっています。
コストが超重いですが、ソウルに入ったら別のユニットをソウルから出せる「パープル・トラピージスト」をソウルに入れられれば攻撃回数をさらに増やすことができますね。なんだこれ。
さらに「祝砲竜エンド・オブ・ステージ」自体は全くカウンターブラストを使わないので、「パープル・トラピージスト」で出すのを「ナイトメアドールありす」とかにすれば、ヴァンガードをスタンドさせながらもリアガードの攻撃回数をさらに増やせます。なんだこれ。
ただスタンド効果を使うにはソウルが0枚でなければなりません。
ペイルムーンでソウル0枚ってもはや事故だと思うし達成するのも難しいと思うのですが、下の効果で普通にソウル0枚にできます。やったね。
逆にソウルブラスト多めの構築にして積極的に初回Vスタンド狙っていくのも面白そうな気はする。やめてほしいけど。
ソウルを投げ捨てた守護者封じ
グレード3からライドした場合ソウルを全て投げ捨てることで、パワー+5000と守護者封じを得られます。
ペイルムーンでソウルと言えば連続攻撃の源なのでそれをすべてドロップするのは相当厳しいですが、得られるリターンはパワー+5000と守護者封じ。
明らかに上の効果と併用する内容で、スタンド効果と合わせれば単騎17000で守護者封じの攻撃を2回行えます。なんだk(ry
ライドフェイズにソウルが0枚になるので、「ナイトメアドールありす」とかと併用しようと思えばメインフェイズにソウルをためてからバトルに入る感じですかね。
「アマランス・ビーストテイマー」みたいにバトル中にリアガードをソウルに入れられるやつもいるので、意外となんとかなるかもしれません。
ただソウルを投げ捨てる分、手札と盤面を最良の状態にしておきたいので今までのペイルムーンとは若干違った動きになりそうですね。
退却の影響を受けやすくなったのは意識したいところです。
ていうかこれからペイルムーンを相手にしたときは盤面を荒らしまくることを固く誓います。
祝砲竜エンド・オブ・ステージの使われ方
僕はペイルムーンを組んでいないので目線がどうしても使われた時基準になるのですが、1つ言えるのはまともに決められるとヤバいってことです。
アクセルサークルがあるので再ライドするタイミングでは元々が5回攻撃なうえに、ペイルムーンのリアガード自体が連続攻撃をしてきて、さらにヴァンガードはスタンドしてきます。
いったい何回攻撃してくるのかって恐怖なのですが、そこまでいかれるにはいくつかハードルがありますね。
まずは盤面を整わせないこと。
「祝砲竜エンド・オブ・ステージ」はソウルを投げ捨ててくるので、必要なカードは手札か盤面に残しておく必要があります。
退却クランを使うなら「パープル・トラピージスト」みたいなユニットはしっかり退却していきたいですね。
あとはダメージトリガーを引くこと。
もはやアドバイスでもなんでもなくてただの神頼みなのですが、ペイルムーンのユニットはそこまで高いパワーを出せないので、1回ダメージトリガーを引ければずいぶん楽になります。「アーティラリーマン」?やめろ。
特に「祝砲竜エンド・オブ・ステージ」は単騎17000なので1回ダメージトリガーを引ければ届かなくなりますね。だからと言ってシールド出さないのはまずいと思いますが。
ただ全体のパワーは確かに低めで、「ゴールデン・ビーストテイマー」が持っていた前列パワー+3000が無いので、思ったより攻められにくい感じはします。
この辺りはフォースのクランを使っている人ならより実感できるのではないでしょうか。
という感じで決められたらヤバい気はするけど弱点もあるので全体でみるとそこそこなのかなって感じはします。
こんなこと言ってると発売後にはペイルムーンと当たって理想的な動きを決められて沈むことになるんですが、まあその時はその時ということで。
とにかく大会で当たらないことを願います。
まとめ
「祝砲竜エンド・オブ・ステージ」についてまとめました。
一見してヤバめの能力ですし、二度見してもヤバいですね。
まともに決められたらガードしきれる気がしません。
ただフィニッシュ向けの効果なので何枚積まれるかも分かりませんし、ペイルムーンはドローが得意なわけでもないので意外と決まらない可能性もあるような気がします。
ソウルを吐き出す都合上攻撃に移る前からデメリットの影響も出てくるのでとてもテクニカルな動きを要求され、ペイルムーンらしい上級者向けのユニットだなあと感じます。
使いこなせればかなりかっこいいので、使ってみてはいかがでしょうか。僕としては使われたくありませんが。
「最凶!根絶者」収録のその他のカードについてはこちら。