おはようございます。しんぺいです。
今回は呪眼デッキ構築記事です。
以前、呪眼デッキとはどういうものかについて記事にまとめたので、ここでは実際にデッキを作っていきます。純構築です。
採用理由とか枚数とかを書きながら説明していきますので、「そんな組み方もあるのか~」と参考にしていただければ幸いです。
呪眼デッキとは
「そもそも呪眼ってどんなデッキ?」っていう人は下記の記事で動きを紹介していますのでこちらをご参照ください。
ざっくり言うと呪眼デッキでやりたい流れは
- 「セレンの呪眼」を装備した「呪眼の死徒サリエル」で相手を妨害
- 機を見て「呪眼の王ザラキエル」をリンク召喚し、高攻撃力の2回攻撃でトドメ
って感じです。
なので今回のデッキ構築では
- 初ターンで「呪眼の死徒サリエル」を召喚
- 「呪眼の王ザラキエル」のリンク召喚及び攻撃を通すこと
に重きを置いて、採用カードを選んでいます。
デッキレシピ
モンスター 9
呪眼の死徒サリエル 3
呪眼の死徒メドゥサ 3
呪眼の眷属バジリウス 2
呪眼の眷属カトブレパス 1
魔法 20
セレンの呪眼 3
呪眼領閾-パレイドリア 3
静冠の呪眼 3
惨禍の呪眼 2
喚起の呪眼 2
ハーピィの羽箒 1
テラ・フォーミング 1
強欲で謙虚な壺 3
命削りの宝札 2
罠 11
妬絶の呪眼 3
断罪の呪眼 2
死配の呪眼 2
虚無空間 1
無限泡影 3
エクストラデッキ 3
呪眼の王ザラキエル 3
基本は「呪眼の死徒サリエル」を中心としたメタビートって感じです。
そのため、モンスターは最低限で、妨害用の魔法・罠に枠を割いています。
以下は、どのようにしてこんな感じになったのかを説明していきます。
呪眼デッキの構築
デッキコンセプトに必要なもの
まずはデッキの核とも言えるカードを入れていきます。
ここでは
- 呪眼の死徒サリエル
- セレンの呪眼
ですね。
そして、「呪眼の死徒サリエル」をサーチできる「呪眼領閾-パレイドリア」も重要となってきます。
それぞれ絶対に引きたいカードなので3枚ずつですね。
次に意識したのは「呪眼の死徒サリエル」を安定して初手に用意できる方法でした。
「呪眼領閾-パレイドリア」はフィールド魔法なので、「テラ・フォーミング」でサーチできます。
そしてこのデッキでは特殊召喚を多用しません。
「呪眼の王ザラキエル」をリンク召喚する時くらいしか特殊召喚はしないので、「強欲で謙虚な壺」を採用しました。
それぞれ入れられる上限枚数入れています。
これでできるだけ初手に「呪眼の死徒サリエル」を手札に引き込んでいきます。
呪眼の死徒サリエルによる戦線維持
次は無事に「セレンの呪眼」を装備した「呪眼の死徒サリエル」を用意できた後のことを考えます。
「呪眼の死徒サリエル」は相手ターンでもモンスターを破壊出来る強力な効果を持っていますが、使用すれば次のスタンバイフェイズに自分のカードを破壊しなければなりません。
となると、破壊する用のカードが必要になってきます。
「静冠の呪眼」は格好の破壊対象ですね。
発動した時にドローでき、破壊されれば除外された呪眼を墓地に戻せるので無駄がありません。
また、「呪眼領閾-パレイドリア」も破壊された時に発動する効果を持っているので、身代わりは主にこの2種で賄うことにしましょう。
ということで「静冠の呪眼」も3枚。
また、「呪眼の死徒サリエル」だけで維持するのも無理があります。
「呪眼の死徒サリエル」でできる妨害は1ターンに1度なので、他の妨害手段を用意しておかなければなりません。
呪眼からは「妬絶の呪眼」と「断罪の呪眼」、「死配の呪眼」が分かりやすい妨害カードですね。
呪眼カードは「呪眼の死徒サリエル」「呪眼の死徒メドゥサ」で手札に加えられるので、呪眼以外のカードより気持ち優先度高めです。
特に「妬絶の呪眼」は扱いやすく強力なので優先的に採用します。
「断罪の呪眼」と「死配の呪眼」は様子見で2枚ずつ。周りの環境によって扱いやすさは変わるのでここは要調整ですね。
ちなみに僕の周りでは攻撃反応罠がめっちゃ流行っているので「断罪の呪眼」はかなり強く見えます。
呪眼の王ザラキエルのリンク召喚
このデッキでは「呪眼の王ザラキエル」をリンク召喚して勝負を決めることを目指しています。
となると他にもモンスターが必要ですね。
「呪眼の王ザラキエル」の召喚条件は「呪眼モンスター2体以上」なので、呪眼モンスターから優先的に採用していきましょう。
結論から言うと、
- 呪眼の死徒メドゥサを3枚
- 呪眼の眷属バジリウスを2枚
- 呪眼の眷属カトブレパスを1枚
投入することにしました。
呪眼デッキでは召喚権を使ってアドバンテージを獲りにいきます。
アドバンテージを獲れるモンスターが召喚時効果の「呪眼の死徒サリエル」と「呪眼の死徒メドゥサ」しかいないからです。
召喚権は無駄にしたくないので、毎ターンどちらかは召喚したいところ。
そのため、「呪眼の死徒メドゥサ」は3枚入れました。
回収効果は使いどころのないタイミングがありますが、このデッキでは呪眼カードを優先的に入れているため墓地に呪眼カードがたまりやすくなっています。
妨害で維持して、呪眼モンスターの頭数を増やしていきたいところです。
「呪眼の眷属バジリウス」と「呪眼の眷属カトブレパス」はそれぞれ自力で特殊召喚できる効果を持っています。
- 呪眼の眷属バジリウスは手札から
- 呪眼の眷属カトブレパスは墓地から
それぞれ特殊召喚できますね。
一気に呪眼モンスターの数を増やせるので、「呪眼の王ザラキエル」のリンク召喚に大きく近づきます。
ただ採用枚数が控えめなのは特殊召喚できる以外の効果が微妙だからですね。
「呪眼の王ザラキエル」をリンク召喚しようとする時以外の出番が無いので少なめにしています。
特に「呪眼の眷属カトブレパス」に至っては引いたら困るレベルなので1枚だけ。
採用枚数が少なくても「喚起の呪眼」でデッキから呼んでこられるので問題ないでしょう。
枠が余った時の考え方
呪眼カードを優先的に入れていった結果、デッキが31枚となりました。余ってしまいましたね。
ここからは汎用カードで埋めていくことになります。
汎用カードで埋めていくときに考えることは、デッキコンセプトを強化できないか?ということですね。
つまりここでは
- 初手「呪眼の死徒サリエル」がもっと安定しないか?
- 妨害をもっと充実させられないか?
- 「呪眼の王ザラキエル」をもっと活躍しやすくさせられないか?
ということです。
個人的には上から順に優先度が高いと思っており、それぞれ伸ばしていきたいところですね。
というわけで最終的にはこうなりました。
追加部分をまとめると、
- ドロー手段として「命削りの宝札」の投入
- 妨害に「虚無空間」「無限泡影」の投入
- 伏せ除去に「ハーピィの羽箒」「惨禍の呪眼」の投入
といったところです。
まず考えたのは「もっとドローを入れられないか?」ということでした。
「呪眼の死徒サリエル」は絶対に初ターンに召喚したいからです。
そこで選択肢に浮かんだのが
- エクストラデッキを除外して2枚ドローする「強欲で金満な壺」
- エンドフェイズに手札を全て捨てる代わりに3枚になるようにドローする「命削りの宝札」
でした。
この呪眼デッキではエクストラデッキをそこまで使いませんし、魔法・罠が多いのでどちらも候補に挙がります。
結果選んだのは「命削りの宝札」。
理由は簡単で安いからですね。というか「強欲で金満な壺」が高すぎ。
あと手元にあったのが「命削りの宝札」だったからというのもあります。
じゃあ両方持ってたら「強欲で金満な壺」を選んでたのかというと、そうとも言い切れません。
と言うのも最悪「呪眼の王ザラキエル」が全部除外されてる可能性があるからですね。
エクストラデッキ15枚のうち、3枚を「呪眼の王ザラキエル」にしていても下手すると1回の発動で全部除外される可能性もあるわけですよ。
1回目は無くとも、2回は発動できないでしょう。
デッキの切り札が勝手に除外されてるっていうのもつらいので、このデッキでは「呪眼の王ザラキエル」を活躍させることを優先して、安全な「命削りの宝札」を選んでいます。
次は妨害手段ですね。
あまり特殊召喚を行わないので、「虚無空間」を採用してみました。
相手の動きをかなり封じられますし、「呪眼の死徒サリエル」のデメリットで破壊もできますので相性良い気がします。
「無限泡影」は伏せにも使える手札誘発ということで、「命削りの宝札」と相性が良い妨害手段です。
というのも「命削りの宝札」を入れることを考えると手札誘発モンスターを入れにくいのですね。手札捨てないといけませんし。
なので、最初は手札誘発に使えて、後からは伏せカードとしても使える「無限泡影」は都合が良かったりします。
こちらも高いですが、1デッキ分は持ってたので採用。持ってなかったら別の妨害カードを入れていたことでしょう。
ちなみに妨害カードと言えば「神の宣告」などの神シリーズですが、ライフコストを払うのがきついので採用していません。
「セレンの呪眼」の効果でガンガンライフが減っていくので、神シリーズを採用する余裕が無いですね。
最後に伏せ除去。「呪眼の王ザラキエル」の攻撃を安全に通すために採用しました。
まずは定番の「ハーピィの羽箒」。伏せ除去の範囲としては最高峰ですね。
そして「惨禍の呪眼」。
呪眼カードでありながら、妨害カードというほどでもなくデッキの動きにあまり関係なかったのでスルーしていましたが、伏せ除去が欲しいと思うと採用。
「セレンの呪眼」が場にあれば、破壊した魔法・罠を除外できるので墓地効果も発動させません。
性能としては結構優秀なのでギリギリで採用となりました。
まとめ
これで40枚決まりましたね。呪眼デッキの構築について説明しました。
デッキ作りは毎回こうして行っています。
重要なのは
- やりたいデッキの動きを決める
- デッキの動きに必要なカードを採用
と言う手順ですね。
今回だとやりたい事として
- 「呪眼の死徒サリエル」で耐え、「呪眼の王ザラキエル」でトドメ
というものがあったので、そのために必要なカードを入れていっています。
呪眼デッキ、かっこよくて面白いデッキなのでぜひ組んでみてください。
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