おはようございます。しんぺいです。
今回はカードゲームアニメについての話です。
「カードゲームって遊ぶけどアニメはちょっと・・・」って人、
めっちゃもったいないので、アニメ観ましょう。
ぶっちゃけそこら辺の深夜アニメよりはるかに出来が良いやつがいっぱいあります。
ここではおすすめのカードゲームアニメを紹介していくので、良かったら観てみてください。
目次
カードゲームアニメは子供向け?
そもそもの話、
「カードゲームアニメって言うて子供向けでしょ?」
っていう意見があります。
確かに時間帯で言えば夕方とか、朝にやってるものもあります。
遊戯王はだいたい夕方で再放送は朝とかですね。
デュエルマスターズも朝、バトルスピリッツも朝でした。
バディファイトやヴァンガードも朝ですね。ヴァンガードは今では晩にやっていますが、それでも深夜ってほどではありません。
これらの時間帯にやってるって面で言えば、まあ子供向けと言ってもいいでしょう。
ただ言いたいのは、
「別に子供向けでも良くない?」
ってことです。
子供向けアニメだろうが何だうが、面白ければ良いです。
面白ければ観るのであって、それが子供向けだろうが大人向けだろうが大差はありません。
「子供向けやしどうせつまらんでしょ?」って考えの人は、ちょっとその偏見取っ払って観ていただけると幸いです。
カードゲームアニメのおもしろさ
僕はカードゲームアニメのおもしろさは2種類あると思っています。
それは
- カードゲーム的なおもしろさ
- シナリオ的おもしろさ
です。
カードゲーム的おもしろさ
カードゲーム的おもしろさって言うのは「カード効果の応酬によるアツい攻防」みたいな感じです。
これはたぶん、カードゲームやってるほど「すげえ!」ってなるかと思います。
例を出してみると、僕が印象に残っているのが
- 遊戯王GX:十代VSミスターT(第160話)
です。
「未来融合-フューチャー・フュージョン」と「龍の鏡」のコンボで初ターンから「F・G・D」が出てきた衝撃は忘れられません。
そんな「F・G・D」にあろうことか「N・グラン・モール」を出して問答無用で手札に戻しに行く主人公が面白すぎるし、その攻撃を「スキルドレイン」で効果無効にされるのも衝撃的。
「これってアニメだよな?」って思わず確認したくなるくらいリアリストなプレイング満載だったのが印象的です。
あくまでカード効果を使った場面に面白さを感じる時がありますね。
それはたぶん、観てるアニメのカードゲームをやっているほど分かることでしょう。
アニメはあくまでアニメなのですが、ふとしたところに登場するリアリスト感のあるプレイングが魅力的です。
シナリオ的おもしろさ
一方で、カードゲームアニメにもアツい展開は欠かせません。
こちらはカードゲーム的というよりもシナリオ的な良さですね。
良いプレイングをした、というよりも少年漫画的なアツい展開に心躍る瞬間も少なくありません。
そして話の良さというのは、カードゲームやってなくても楽しめるもの。
これこそが僕がカードゲームアニメをおすすめする理由です。
カードゲームアニメってアツい展開をしているものが多いので、そのアニメのカードゲームをやっていようがなかろうが楽しめます。
こちらも例に出してみると、印象的なのが
- バトルスピリッツブレイヴ:ダンVSバローネ(第49~50話)
です。
バトルスピリッツのアニメの最終決戦はアツいものが多く、個人的にかなり好きです。
物語のカギになっていた12宮Xレアが一堂に会する最終決戦は見逃せません。
毎ターンダンとバローネの12宮Xレアが激突するシーンも迫力満点。バトスピのアニメはCGが物凄く良くて、戦闘シーンも観ていて楽しいです。
主人公であるダンの結末も含めて、今でも好きな作品ですね。
バトルスピリッツは昔ちょっとやってたくらいでルールはあんまり覚えていませんが、それでも充分楽しめます。
とりあえず面白さを分類してみましたが、片方を立てればもう片方が立たず、というわけでもありません。
カードゲーム的に面白い話がシナリオ的に面白くないか、と言えばそんなことはありませんし、シナリオ的が良い話ではカードゲーム的なプレイングは微妙か、と言うとそんなこと言うつもりもありません。程度の問題ですね。
ただ言いたいのは、カードゲームアニメはカードゲームやっててもやってなくても楽しめるよ!ってことです。
カードゲームやってれば分かる面白さ確かにありますが、カードゲームやってなくても分かる面白さはあるので、ぜひとも観てもらいたいところです。
おすすめのカードゲームアニメ
遊戯王
まず最初におすすめするのが初代遊戯王。
初代遊戯王は元が漫画というのもあるせいか、カードゲーム的面白さよりも、話自体が面白いです。
特に最終決戦の遊戯VSアテム(第221~224話)はカードゲーム的な面白さにシナリオ的面白さも相まって個人的に最高に好きな話です。
神の召喚に始まって「ブラック・マジシャン」の登場、最後のシーンまで完璧な流れで、もう圧倒的レジェンドです。
遊戯王GXも結構好きな話が多いですね。
先ほどの十代VSミスターTみたいにちょいちょいリアリストなデュエルがあるのも良いですが、シナリオ的に好きな話も多い。
- 十代VSカイザー亮の卒業デュエル(第51~52話)
- ヘルカイザー亮の誕生(第65話)
- ヘルカイザーVSヨハン(ユベル)(第147~148話)
辺りが特に好きです。ヘルカイザー多いな・・・。
カードゲームと言えば遊戯王みたいなところはありますが、アニメも変わらず面白いです。
だいたい3年続けるので全体的に話数多いのが特徴で、その分登場人物をじっくり掘り下げてくれます。
この辺遊戯王GXがかなり良くて、主人公である十代の心情の変化をじっくり描いてくれています。
最初期の子供っぽさが残る十代が中盤のシリアスを経て精神的に大人になりながらも、最後の最後にデュエルの楽しさを再確認してくれる流れが良いなって思いますね。
なんだかんだ言って5D’s以降も面白いです。
GXより後は新しい召喚法の導入とともに始まるので、遊戯王カードゲーム続けてない人ほど入りにくいイメージですが、話の展開は相変わらず。
結局はシナリオが良い感じにアツいので、カードゲームよく知らなくても楽しめたりします。
僕も5D’s辺りはそんなに遊戯王やってなくてアニメだけ観てた、っていう時期がありました。
バトルスピリッツ
バトルスピリッツはカードゲームアニメとしてめちゃくちゃ丁寧です。
物語の最初は特にカードゲームの基本的な遊び方から解説しつつ話を進めてくれるので、バトルスピリッツやったことない人でも入り込めます。
キーワード能力とか使いながらも説明をしっかりしてくれるので、バトルの流れが分からなくて取り残されるっていうことがありません。
肝心の話は当たりハズレがありますが、個人的にはバトルスピリッツブレイヴが一番好きです。
これホントに朝にやってたのかな?っていうくらい話の展開が重いので、「言うて子供向けでしょ?」って人ほど観て欲しい気持ちはあります。
でも重いだけじゃなくてちゃんと面白いです。
未だにブレイヴは
- ダンVS魔ゐ(第48話)
- ダンVSバローネ(第49~50話)
をよく観返します。
バトスピのアニメはだいたい1シリーズ50話前後。
遊戯王はだいたい200話近くやるので控えめに見えますが、深夜アニメとかと比べるとめちゃくちゃ多いですね。
1話で1バトルしてくれる割に話をしっかり進めるバランス配分がバトスピは神レベルだと思います。
カードゲームとシナリオをバランス良く楽しみたい人向け。
ヴァンガード
ヴァンガードのアニメはリメイク版がおすすめ。
原作漫画に合わせた展開になっています。ファイト描写はぶっちゃけ微妙、というかそんなにアツくないのですが話の流れはアツいです。
石田ナオキの入部希望シーンとか好き。
ヴァンガードは話の面白さに結構差があると思っていて、個人的なおすすめ順は
- リメイク版無印ヴァンガード
- ヴァンガードG NEXT
- リメイク前無印ヴァンガード リンクジョーカー編
かなあと思っています。
特にリメイク版無印ヴァンガードはYouTubeの公式チャンネルで全部観られるのでおすすめです。
ほとんどの話が2クール24話くらいでひと段落していくので、他のカードゲームアニメと比べると話のボリュームは控えめなので、比較的観やすいと思います。
ヴァンガードはルール自体が分かりやすいのでファイト描写についていけないことはあんまりないですが、なにぶん効果の説明がめっちゃ雑な時があるので、遊戯王とか見慣れていると「飛ばしすぎでしょ・・・」って思うかもしれません。
良くも悪くもキャラの魅力で成り立っていると思っています。
まとめ
カードゲームアニメについて紹介しました。
カードゲームやっていようが無かろうが、アニメは楽しめるっていうのが多くて良いですね。
昔の作品ばっかりですが、今は動画配信サービスもあるので全然追いかけられます。
この辺はよく使っています。便利な時代になったもんだ。
面白い作品多いんで、ぜひカードゲームアニメを観てみてください。