おはようございます。しんぺいです。
今回は「爆霊魔タイガニトロ」について。
僕はデュエルマスターズだとロマノフサインを延々といじっていて、このブログでも幾度となく記事にしているくらいです。
で、色んな文明のロマノフサインを試してみた結果、最近はやっぱり火と闇の2色で組むのが良いんじゃないかと思ってきています。原点回帰ですね。
何年もいじり回してたロマノフサインが最近ようやっと良い感じになってきた
いろんな文明混ぜてみたけど火と闇の2色で組むのが一番使いやすい#デュエルマスターズ#デッキを晒したらRTが来てフォロワーが増えると聞いて pic.twitter.com/Q1YsOrP9sb— しんぺい (@shinpeicardnews) July 14, 2019
このツイートに挙げているデッキ、このブログですでに紹介しているものとはちょっと違う形になっているのですが、その中の1つが「爆霊魔タイガニトロ」。
相手への妨害手段として試しに入れてみたところ、非常に良い働きをしてくれているので、今回はロマノフサインにおける「爆霊魔タイガニトロ」について紹介していきます。
爆霊魔タイガニトロの効果
マナ武装5で起動する、手札破壊効果を持っています。
相手の手札枚数次第ですが、
- 単発のハンデスよりもはるかに枚数の多い手札破壊である
- ターン終了時に起動する
この2点が非常に役に立ちます。
ハンデス効果の使い方
コントロール系デッキへの妨害
4マナである「爆霊魔タイガニトロ」ですが、マナ武装が有効となるには闇文明のマナが5マナ必要です。
そのため手札破壊としてはわりと遅めなので、すでに相手の手札が無くなっている可能性もありますが、中には刺さる相手もいますね。
というか速攻系のデッキが相手でもない限り、手札を使い切ってくるようなことはあまり無いので1~2枚捨てさせるくらいならかなりの相手に効きます。
コントロール系相手であればもっと奪い取ることも夢ではありません。
そして肝心のスピードなのですが、ロマノフサインには「リロード・チャージャー」が採用されるので、5マナに辿り着くのがちょっと早かったりします。
3マナ目で「リロード・チャージャー」を唱え、次のターンにマナチャージすれば5マナになります。
最初に紹介したロマノフサインでは黒タッチ赤と言っていいくらい闇文明に寄せていますので、5マナ目で闇マナ武装5を達成することはさほど難しくありません。
これが決まると相手の動きが大幅に鈍くなるので、復活系呪文を唱えるまでの下準備として最適ですね。
ちなみに試してて一番効いたのはヘブンズ・ゲートを使うデッキが相手の時でした。
手札を貯め込んだ後に展開するデッキなので、動き出す前にタイガニトロを出せると非常に楽になります。
大型ブロッカーを並べてくるヘブンズ・ゲートはロマノフサインではまともに戦うとつらいので、こういった手札破壊による妨害手段を入れることは重要ですね。
ヘブンズ・ゲート相手に限らず、手札破壊による妨害は汎用性が高いのでギミックとして入れておくと良い感じです。対応力が上がります。
その際は単発の手札破壊呪文だと効果が薄いので「爆霊魔タイガニトロ」のような大型の手札破壊はかなり便利でした。
保険を掛けながらのアタック
僕はロマノフサインのことを、
- 「煉獄と魔弾の印」と「邪眼皇ロマノフⅠ世」のコンボによるワンショットキルデッキ
だと思っていたのですが、正直ちょっと間違っているような気がしてきました。
というのも、あまりにもワンショットキルに寄せたロマノフサインの構築は準備に時間がかかる上に、S・トリガー等の存在から実際にはそこまでワンショットキル成功しなかったりします。
あんまり成功しないワンショットキルのために必死に準備するくらいなら、少しずつでもアタッカーを用意して攻めた方が良いんじゃないかと思うくらいです。
ワンショットキルに全力を注いでいた時に特に感じたのは、ワンショットキル失敗した時に、シールドを半端に割って増えた手札を利用されてあっさり立て直されるということ。
ワンショットキルできれば勝ち、できなければ負けくらいの極端さでしたし、前述のヘブンズ・ゲートのような、ビートダウンが通用しないデッキにはまるで勝てません。
そして勝てる相手と勝てない相手が明確に分かれているデッキは僕の目指すデッキではないのです。
僕はロマノフサインで色んなデッキに勝ちたいと思っているので、目指すはなるべく色んなデッキにワンチャンあるデッキ。
大会に出るわけでもないですし、身内のどのデッキ相手にも頑張ったら勝てる、というのが僕の理想のデッキです。
で、最初の問題に戻るのですが、ワンショットキルに失敗すると相手の手札は割ったシールドで増えていますし、なんならS・トリガーとか踏んでるので非常に逆転されやすいです。
そこで僕はワンショットキル重視から、ゆっくりコントロール気味に攻めていくことに方針転換しました。
その際に活躍したのが「爆霊魔タイガニトロ」です。
ターン終了時に相手の手札を1枚にしてくれるので、どれだけシールドを割っても相手の手札は増えませんね。
仮にS・トリガーを踏んで「爆霊魔タイガニトロ」が除去されても、それは反対に「邪眼皇ロマノフⅠ世」が生き残っている可能性が高いということなので、次のターンにまた攻めるチャンスがあるかもしれません。
タイガニトロのおかげで、一気に5枚のシールドを割りにいくのではなく、2~3枚のブレイクでいったん終わらせるということができるようになりました。
ブレイク数が減っているので倒すのに時間はかかるものの、S・トリガーを踏むリスクも減っているのでかなり安全です。
肝心の「爆霊魔タイガニトロ」を出す方法ですが、この場合は先ほど言った手札から普通に召喚する方法はしません。
基本的には「邪眼皇ロマノフⅠ世」のアタック時効果で唱えた蘇生呪文で出します。
攻撃する必要が無いので「ルソー・モンテス/法と契約の秤」で充分ですし、「煉獄と魔弾の印」で出せば一応攻撃にも参加できます。
墓地に用意する手段としては「邪眼皇ロマノフⅠ世」の登場時効果で落とすことがほとんどです。
「邪眼皇ロマノフⅠ世」の登場時効果で落としつつ、アタック時効果で唱える呪文で復活させるというのが黄金パターン。実質デッキからの召喚に近くて、かなり強力かつ出しやすいです。
ちなみに「極・龍覇ヘルボロフ」からの「極魔王殿ウェルカム・ヘル」にも対応しています。
ぶっちゃけ最初は「極魔王殿ウェルカム・ヘル」に対応する強いクリーチャーが欲しくてタイガニトロを入れたのですが、「邪眼皇ロマノフⅠ世」から出す方が圧倒的に簡単でした。
今では一応「極魔王殿ウェルカム・ヘル」でも出せるな、程度の認識です。
「邪眼皇ロマノフⅠ世」と「爆霊魔タイガニトロ」の相性は正直そこまで意識していなかったですし、ビートダウンとタイガニトロがここまで相性良いとも思ってなかったです。
偶然見つけたって感じで完全に棚ボタな感じ。よくよく考えるとタイガニトロは赤黒ドルマゲドンでも採用されていますしもっと早く思い付いても良かったはずなんですけどね。
なんか、デッキ作りの楽しさを実感しました。使ってみると意外といける組み合わせを発見した時ってテンション上がりますね。
まとめ
ロマノフサインにおける「爆霊魔タイガニトロ」についてまとめました。
かなり相性が良いので、似たようなデッキを組んでる人はぜひ入れてみることをおすすめします。