おはようございます。しんぺいです。
今回は「極・龍覇ヘルボロフ」について。
昨日と同じく、新型ロマノフサインを作ったのでそれの中身についての解説です。
何年もいじり回してたロマノフサインが最近ようやっと良い感じになってきた
いろんな文明混ぜてみたけど火と闇の2色で組むのが一番使いやすい#デュエルマスターズ#デッキを晒したらRTが来てフォロワーが増えると聞いて pic.twitter.com/Q1YsOrP9sb— しんぺい (@shinpeicardnews) July 14, 2019
上のツイートのロマノフサインではアタッカーは主に3体いて、
- 邪眼皇ロマノフⅠ世
- 邪眼教皇ロマノフⅡ世
- 極・龍覇ヘルボロフ
ですね。
「“轟轟轟”ブランド」と「メガ・マナロック・ドラゴン」は殿堂入りで引けたらいいくらいの感覚で使ってるので割愛。
ロマノフ2体はロマノフサインでは当然のように入っていますが、「極・龍覇ヘルボロフ」が入ってるデッキはあんまり見ませんね。
個人的にはかなり良いなと思ったので、今回はロマノフサインにおける「極・龍覇ヘルボロフ」について解説していきます。
極・龍覇ヘルボロフの効果

登場時の墓地肥やしとドラグハートを出す効果を持っています。
墓地肥やしは地味に助かります。ロマノフサインではあって損のない効果ですね。
2枚と少ないものの、後続が落ちる可能性があるのは素敵です。
で、メインはドラグハートですね。
状況に応じたドラグハートを出せるので、「極・龍覇ヘルボロフ」を入れておくだけで対応力が上がります。
ここでは、ロマノフサインでの「極・龍覇ヘルボロフ」がどんな活躍をするかを説明していきます。
極・龍覇ヘルボロフでよく使う戦法
ウェルカム・ヘルでの展開
やはりヘルボロフと言えば「極魔王殿ウェルカム・ヘル」でしょう。

ウェルカム・ヘルの登場時と、ドラグナーの攻撃時に墓地から闇のコスト5以下を出すことができます。
「煉獄と魔弾の印」で出した「極・龍覇ヘルボロフ」はスピードアタッカーなので、「極魔王殿ウェルカム・ヘル」の効果を2度トリガーさせられるのは本家黒単ヘルボロフにはない強みですね。
こいつがいるだけで展開力が大幅に上がるので、増やしたクリーチャーで攻撃に移るもよし、龍解に使って除去するもよしとかなり使いやすいです。
ちなみにこのデッキで復活させるクリーチャーは
- パワーダウンを放てる「傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界」
- 手札破壊の「爆霊魔タイガニトロ」
- スピードアタッカーの「絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート」
- 除去の「堕魔ドゥポイズ」
辺り。
よく出すのが「傀儡将ボルギーズ」か「爆霊魔タイガニトロ」。場か手札を状況に応じて荒らしていきます。


特に「傀儡将ボルギーズ」は序盤に「ジェニコの知らない世界」の方を使っておくことで、前半では手札破壊で妨害、後半では「極魔王殿ウェルカム・ヘル」の効果で復活という流れができて良い感じです。
アタッカーをロマノフだけに頼り過ぎると相手の妨害が意外としにくいんですよね。
復活呪文は優先して落としますが、除去呪文って案外落とさないので墓地に無かったりします。
ていうか「邪眼皇ロマノフⅠ世」のアタック時効果で唱えるのが除去呪文、っていう状況がかなり微妙です。
打てば終わりだし、クリーチャーにアタックしてたらまだ良いですが、シールドへの攻撃とかだとかなり隙だらけです。
除去呪文唱えてる時点で並べることもできないのでワンショットキルする気無いですし、S・トリガーを踏むリスクを考えるとあまりやりたくありません。下手すれば場が空っぽになります。
その点、「極・龍覇ヘルボロフ」だと横に並べながら妨害ができるのでやり返されにくいんですよね。
「邪眼皇ロマノフⅠ世」と「極・龍覇ヘルボロフ」はどちらかでも生き残れば次のターンも効果を使えるやつらなのも良いところ。(ヘルボロフは正確に言うとウェルカム・ヘルの効果ですが)
妨害しながら横に並べて反撃されにくいようにし、次のターンでより一層攻め立てる。そんなイメージの動きができるようになります。
タイガニトロ in ロマノフサインが思ったより便利な件【デュエルマスターズ】でも書きましたが、ロマノフサインはワンショットキルを目指しに行くよりもコントロール気味に動いた方が戦いやすいことに気付きました。
一気に並べて攻めるだけだと失敗した時が悲惨なので、妨害しながら並べて遅めに攻めていくのもありだなって感じがします。
闇のコスト5以下が「極魔王殿ウェルカム・ヘル」で出せるので、最近はこの範囲のクリーチャーに結構注目しています。
最近入れようか迷っているのが「ウソと盗みのエンターテイナー」。

踏み倒し対策なのですが、
- 極魔王殿ウェルカム・ヘルに対応
- 「邪眼皇ロマノフⅠ世」の登場時効果で墓地に落とせる
この辺りをすごく評価しています。
軽くニンジャ・ストライクなどへの対策にもなっている辺り、踏み倒しメタとして置いておくだけでなく攻めにも使えて良い感じです。
「極魔王殿ウェルカム・ヘル」で色々なクリーチャーを復活させられるので、その範囲で出来ることを増やしていくと「極・龍覇ヘルボロフ」で出来ることが間接的に増えていきますね。
レッドゥルでスピードアタッカー化

「極・龍覇ヘルボロフ」の登場時効果で「龍魂城閣レッドゥル」を出せば、ヘルボロフはスピードアタッカーになります。
スピードアタッカーにできるアタッカーというのは地味に貴重で、「法と契約の秤」を使う時に実感します。

「法と契約の秤」は「煉獄と魔弾の印」と違ってスピードアタッカーを与えないので攻め手が遅れます。
なので攻めたい場合はスピードアタッカー持ちを採用するなどの工夫が必要でした。
しかし、「極・龍覇ヘルボロフ」はレッドゥルによってスピードアタッカーになれるので「法と契約の秤」で出しても即攻撃することができます。
これはかなり便利です。
というのもいつでも墓地に「煉獄と魔弾の印」があるわけではないので、できる限り「法と契約の秤」で出しても攻められるクリーチャーは用意しておきたいのです。
しかし元々スピードアタッカーを持っているようなクリーチャーだと、今度は「煉獄と魔弾の印」で出したときにあんまり旨味がありません。
その点「極・龍覇ヘルボロフ」は「煉獄と魔弾の印」で出しても「法と契約の秤」で出しても充分に効果を使えることができる貴重な存在です。これもドラグハートを利用するからこそできることですね。
その他採用できそうな動き
最初に挙げたデッキレシピの超次元ゾーンには若干の無駄があります。
まずは「龍魂城閣レッドゥル」。黒単ヘルボロフのレシピを見てるとだいたい2枚入ってたので2枚入れてみましたが、2枚も使いません。
「煉獄と魔弾の印」でスピードアタッカーを与えられるからでしょうね。
そして「滅殺刃ゴー・トゥー・ヘル」。マジで使わなかったです。
「極魔王殿ウェルカム・ヘル」から展開力を引いたような効果ですし、このデッキでは本当に出番無かったです。
この2枠は正直入れ替えたいので、他のドラグハートを模索してみましょう。
個人的にかなり気になったのが「煉獄刃ヘルフエズ」。

アタック時にパワーダウン-6000を放てます。
破壊できる範囲が広いですし、超次元ゾーンに用意しておくには充分ありなレベルです。
アタック時効果であるものの、「煉獄と魔弾の印」があれば即座に使えるのがポイントですね。
あとは「魂喰いの魔狼月下城」。

闇文明がスレイヤー化するので戦闘での除去がしやすくなります。
「勝利のガイアール・カイザー」がスレイヤー化するのはかなり評価高いですね。
たぶんそこまで出番があるわけではないでしょうが、余裕があるなら入れておいても良いかもと思わせます。
まとめ
ロマノフサインにおける「極・龍覇ヘルボロフ」でした。
「極魔王殿ウェルカム・ヘル」を通して、ロマノフではあまりできない小型の展開を担ってくれるのが良いですね。
色々なクリーチャーを用意しておくことで間接的に対応力を上げられます。
こいつのおかげでかなり小回りが利いてきた気がしますし、自分のロマノフサインを一段階変えてくれたと言ってもいいクリーチャーです。