おはようございます。しんぺいです。
「蝶魔月影」で強化されたコキュートス軸グランブルーデッキを使ってるんですが、これ楽しいですね。
新規カードの便利さを実感してるんですが、同時に「これ初見やと微妙と思ってたけどめっちゃ強かったわ」みたいなカードがあって、そこが個人的には複雑な気持ちです。
今回のグランブルーで言うと「粉骨の呪術師 ネグロボーン」。正直微妙だと思ってました。でも実際使ってみるとだいぶ便利だったので自戒の意味も込めて今回は「粉骨の呪術師 ネグロボーン」の強さを紹介していこうと思います。
粉骨の呪術師 ネグロボーンの効果
「粉骨の呪術師 ネグロボーン」はドロップゾーンで起動できる効果を持っています。
自身をデッキの下に戻し、手札を捨てることでグレード1のユニットを復活。ドロップゾーンが10枚以上ならグレード1以外のユニットも復活できるように。
初見だと僕は「手札捨てるのか・・・アド獲れないのはちょっとなあ」とか思って個人的評価低かったんですが、使ってみると普通に使いやすい。反省。
使ってみて良いなあって思ったのは
- 手札のカードをドロップゾーンに送ることができる
- 「氷獄の死霊術師 コキュートス」に頼らず復活効果を使うことができる
この辺りですね。この辺について語っていこうと思います。
捨てるんじゃなくて捨てさせていただく
手札を捨てるコストが微妙と思ってたんですが、裏を返せば手札のカードをドロップゾーンに送ることができるということ。
カード効果に頼らず手札のカードをドロップゾーンに送るには、ガードに使うか上書きするしかありません。
ガードは相手ターンにしかできませんし、上書きはシンプルにもったいない。なので自分のターンで好きに手札のカードを捨てる手段っていうのは案外貴重だったりします。
グランブルーのソウルブラストはソウルをドロップゾーンに送ることができるということなので強い、っていうのはグランブルー使い的にはよくあることでしたが、手札捨てについても同様です。
捨てるんじゃなくて捨てさせていただく。手札のカードをドロップゾーンに送って、そこから各種効果に繋げられれば良い感じ。ありがたく捨てさせてもらいましょう。
使ってみると、序盤に「粉骨の呪術師 ネグロボーン」をガードに切ってドロップゾーンに落としておくことで、次のターンに手札にある「細波のバンシー」を捨てて効果を起動させることが多いです。
以前はドロップゾーンに送る優先度的に「細波のバンシー」の方をガードに使っていましたが、それを復活できるのは「氷獄の死霊術師 コキュートス」が来てからの方が多く、捨てたところで活躍させられるのは案外遅かったりしました。
今だとグレード2がヴァンガードの時でも「粉骨の呪術師 ネグロボーン」を使うことで「細波のバンシー」を復活させられるので、かなり使いやすくなってますね。グレード1はドロップゾーンの枚数に関わらず「粉骨の呪術師 ネグロボーン」で呼べるのが非常に都合が良い。
カウンターブラストも使わないので「海賊剣士 コロンバール」の方に回すこともでき、他のカードを邪魔しません。
このように、手札を捨てるコストの代わりにカウンターブラストもソウルブラストも使わないことが色んな方面で役に立ってます。
もしこれが手札捨ての代わりにカウンターブラストやソウルブラストコストだった場合、ここまで使いやすくはなかっただろうなと思うんで、今だとこのコスト設定に感謝しかありません。
コキュートス以外の展開手段を得たことの重要性
「粉骨の呪術師 ネグロボーン」はヴァンガードである「氷獄の死霊術師 コキュートス」以外の復活効果っていうところが地味に重要。
何が良いかってコキュートスに頼らなくても展開できる。
これ重要になってくるのは「夜霧の吸血姫 ナイトローゼ」を採用した場合になりそうですね。
コキュートスデッキにナイトローゼを採用する場合、序盤はコキュートスでアドバンテージを稼いで点を詰め、最後にナイトローゼにライドして4~5回攻撃でフィニッシュって感じになります。
そのフィニッシュの際に盤面を整えてくれるのは「粉骨の呪術師 ネグロボーン」。
ドロップゾーンにあれば効果を起動できるので、ナイトローゼの攻めに必要なユニットを供給してくれます。ナイトローゼはメインフェイズでの展開効果を持たないのでこれはありがたい。
ドロップゾーンにネグロボーンを2枚くらいためといて、ナイトローゼにライドしたターンに「不死竜 スカルドラゴン」を2枚復活させられればトドメの準備は万端と言ったところでしょう。
僕は今コキュートスデッキにナイトローゼを入れていませんが、その場合でも終盤にネグロボーンは役立ちます。
デッキの残りが少な過ぎてコキュートスの効果が使えない場合があるんですよね。コキュートスって復活効果を使うにはデッキを4枚削る必要がありますから。そういう時に役立ちます。
デッキを削らない展開効果はかなり貴重。おまけのネグロボーンはデッキに帰ってくれるので延命になる事も。
もちろん長続きはしませんが、終盤に1ターン余分に生き残ることができるというのはコキュートスデッキではかなりありがたい。その1ターンで決めてしまいましょう。
コキュートスデッキってデッキの残りが少な過ぎてコキュートスの効果が使えないと一気に弱くなりますから、そこを補ってくれるネグロボーンはとてもありがたかったです。
デッキは残っててもカウンターブラストが無い場合とかも同じですね。とりあえずドロップゾーンに置いておけば展開してくれるので、コストが手札を捨てるだけってのは本当に便利。アドバンテージは得てないけどそれで弱いってことも無いんだなって思いました。
ネグロボーン、かなり使えますよ。
まとめ
「粉骨の呪術師 ネグロボーン」についてでした。
手札を捨てるって微妙かなって思ってたんですが、ドロップ増やせるし他のコスト使わないのはかなり便利でしたね。ドロップゾーンに送ることには最大限の感謝をささげないといけないグランブルー使いの矜持を忘れてましたわ・・・。
今回マジでグランブルーのリアガードは優秀ですね。