6月に鬼神降臨が発売されたことで、シャルハロートデッキが大幅に強化されました。
直接的なサポートはまだ少ないですが、メインのグレード3となる「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の登場が大きいといえます。
今回は「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の強さについて紹介したいと思います。
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の3つの強さ
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の強さは大きく分けて次の3つにあります。
- 深闇持ちであること
- ノーコストの超越ボーナス
- Rで高火力のガード制限を行えるGB2
それぞれについて説明していきます。
深闇を持っている
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」は深闇スキルを持っています。
深闇デッキでは、深闇を持っていること自体がメリットとなるカードが多くあります。
「デモンテッド・エクセキューショナー」でソウルに入れられたり、「悲哀の斬撃 ルジェイラス」のグレード3回収効果を発動できます。
また、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」自身も超越ボーナスの追加効果にソウルの深闇持ちを要求します。
シャルハロートデッキはほぼ深闇デッキの形を取っていましたが、シャルハロート自身が深闇持ちとなったのは大きな強化と言えます。
ノーコストの超越ボーナス
「シャルハロート・ヴァンピーア」は超越ボーナスのコストにカウンターブラスト1が必要でした。
これが無くなったのは非常に大きいです。
なぜなら、カウンターブラストを使うユニットが増えたからです。
最初期は「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」がノーコストだったこともあり、「シャルハロート・ヴァンピーア」でカウンターブラストを使っていくことは十分可能でした。
しかし、「ヴェアティーゲル・イェーガー」や「グレンツェント・ヴァンピーア」など、カウンターブラストを必要とするユニットが登場するたびにコスト管理はきつくなっていきました。
「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の超越ボーナスがノーコストとなったことで、これらのユニットに存分にコストを回すことができます。
超越ボーナスがノーコストになっても、効果の質はあまり落ちていません。
ソウルチャージの量は2枚と元と変わらず、退却効果はタイミングの違い、要求するソウルの違いでほぼ相互互換と言えます。
効果の質をほとんど落とさずにコスト面が改善されることとなりました。
ガード制限のGB2
最後はGB2についてです。
これは単体の効果というより、組み合わせで強さを発揮する効果です。
なぜなら、深闇デッキではグレード3をRに出しやすく、活躍させやすいからです。
通常、ライドした後に引くグレード3というのは、ほぼ超越コストとなるだけです。
ゆえに、あまりRに出せないのですが、ダークイレギュラーズでは少し違ってきます。
ダークイレギュラーズでは「悲哀の斬撃 ルジェイラス」のグレード3回収効果や「ヴェアティーゲル・イェーガー」の効果により、超越コストが確保しやすくなっています。
これによって、手札のグレード3をRに出す余裕ができやすいのです。
そして今回、Rの「罪を灌ぐ者 シャルハロート」と相性の良いGユニットが登場しました。
それが「常闇を裂く者 ブレダマオス」です。
その効果により、山札のトリガー率を高めながら、4回のドライブチェックが行えます。
これにより、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」のパワーを大幅に上げることができます。
「常闇を裂く者 ブレダマオス」の2回の攻撃と「罪を灌ぐ者 シャルハロート」のガード制限攻撃。
これらを防ぐにはどれもGガーディアンか完全ガード級のガードが必要となります。
これにより、シャルハロートデッキでは、終盤の攻撃力が大幅に増すこととなりました。
以上、「罪を灌ぐ者 シャルハロート」の強さを説明しました。
ダークイレギュラーズといえば、デマゴアサシンばかりが大会で結果を残していたのですが、鬼神降臨でそれも変わってきました。
特にシャルハロートデッキは高いフィニッシュ力を手に入れたので、気になった人は使ってみてください。