今回は重ねスリーブについてです。
スリーブはサイズも種類も多くて初めは結構どれを選べばいいか分からなくなりがちです。
そこで、重ねスリーブの始め方をわかりやすく解説していきます。
重ねスリーブとは?
重ねスリーブとは、スリーブの上にスリーブを重ねてつけることです。
スリーブの上にスリーブをつける都合上、外側のスリーブは内側のスリーブより、横幅が2mm程度大きいものを選びます。
スリーブのサイズは幅が広く、スリーブをいくつ重ねるかの選択肢はとても多いです。
重ねスリーブは最低限の2重から、バナナまで切れる7~8重、それ以上まで色々あります。
今回紹介するのは、必要最低限の2重から3重スリーブに留めます。
重ねスリーブの良さ
スリーブを重ねるメリットはいくつかあります。
詳しくはこちらの記事にまとめました。
一番大きな理由はスリーブの保護です。
基本的に絵柄付きのスリーブは再販されることがありません。売り切れてしまえばそれで終わりです。
販売終了したスリーブがネットショップで売っていることがありますが、ほとんどの場合高騰しています。
スリーブを保護せずにそのままの状態で使っていれば、段々と傷ついていき、いずれ替えなければならなくなります。
その時には同じスリーブが売っていることがほぼないので、気に入ったスリーブを使い続けたければ、重ねスリーブをしてスリーブを保護することをおすすめします。
カードの大きさ
具体的にどんなスリーブを使うのかを説明する前に、カードの大きさについて説明しておきます。
カードの大きさには大きく分けて2種類あります。
自分の使っているカードがこのどちらなのかによって、必要となるスリーブが変わってきます。
代表的なカードの大きさには、ミニサイズとスタンダードサイズがあります。
それぞれについて説明していきます。
ミニサイズ
ミニサイズのカードゲームには、遊戯王、ヴァンガード、バトルスピリッツなどがあります。
スリーブの商品パッケージにミニサイズと書かれているものをつければ、ちょうどいい感じになります。
ミニサイズのスリーブの中には絵柄付きのものが多くあります。
特に遊戯王やヴァンガード、バトルスピリッツは公式から数多くスリーブが出ています。
これらも基本的に再販されないので、気に入ったものを使っていこうと思えば、ミニサイズスリーブを保護する用のスリーブプロテクターを使うことをおすすめします。
スタンダードサイズ
スタンダードサイズのカードゲームには、デュエルマスターズ、ヴァイスシュヴァルツなどがあります。
スリーブの商品パッケージにスタンダードサイズまたはレギュラーサイズ用と書かれているものを選べば大丈夫です。
スタンダードサイズスリーブの特徴としては、絵柄付きスリーブの多さにあります。
いわゆるキャラスリと呼ばれる、アニメキャラのスリーブはほぼこのサイズです。
他にも絶景スリーブや動物のスリーブなど、様々なスリーブが用意されています。
種類の多さゆえに、お気に入りのスリーブを見つけやすいと言えます。
スタンダードサイズスリーブ用と書かれているスリーブプロテクターを使い、スリーブを保護しましょう。
重ねスリーブの選び方
続いて、重ねスリーブの選び方を紹介していきます。
ミニサイズのカードとスタンダードサイズのカードで選び方が異なってきます。
しかし、基本的には、「どのサイズのスリーブを保護するか?」で決まってきます。
ミニサイズカード
ミニサイズのカードを使っている場合、重ねスリーブの選択肢には次の2つあります。
- ミニサイズスリーブを保護する
- スタンダードサイズスリーブを保護する
まず、ミニサイズのスリーブを保護する場合について説明します。
ミニサイズのスリーブを保護する場合、使うスリーブは全部で2つです。
それは、保護したいスリーブと、スリーブプロテクターです。
一重目のスリーブに使いたいものを使用し、その上にスリーブプロテクターをつけます。
2つのスリーブは同じ方向から入れるのではなく、互い違いになるように入れると、ほこりが入りにくくなります。
上の写真で使っているスリーブプロテクターはこちらです。
硬くはありませんが裂けにくく、とても頑丈です。
スリーブプロテクターを探す時は、ミニサイズスリーブ用と書かれているものを探しましょう。
ミニサイズのカードを使っているが、スタンダードサイズのスリーブを使いたい場合があります。
この時、ミニサイズのカードをそのままスタンダードサイズのスリーブに入れてもいいですが、ぶかぶかなためスリーブ内でカードが動いてしまいます。
見た目にもあまり良くありません。
こういう時は、ミニサイズ用のスリーブをつけてから、スタンダードサイズスリーブの中に入れることをおすすめします。
一重目にミニサイズスリーブをつけ、スタンダードサイズスリーブを2重目とします。
さらにその上からスリーブプロテクターをつけ、3重スリーブにします。
こうすることで、ミニサイズのカードを使いながらも、スタンダードサイズのスリーブを使うことができます。
スタンダードサイズカード
スタンダードサイズのカードの場合は、スタンダードサイズスリーブにスリーブプロテクターをつける形になります。
ミニサイズカードの時と違い、これ以上大きいスリーブに入れることがないので、パターンとしてはこれだけです。
スリーブプロテクターには数多く種類があります。
どれを選べばいいか迷う人に向けて、個人的なおすすめを紹介しておきます。
やのまんのオーバーガードZはかなりの硬さを誇っており、おすすめです。
硬いスリーブプロテクターを使うことで、レアカードの反りを軽減できます。
また、かなり裂けにくいため、スリーブプロテクターでありながら長く使うことができます。
1個50枚入りとあまりコストパフォーマンスが良くありませんが、それに見合う品質を持っています。
感想記事はこちら
→自信をもって人におすすめできる二重スリーブはオーバーガードZという話
まとめ
重ねスリーブについてまとめました。
気に入ったスリーブを保護するために、重ねスリーブはぜひともやっておきたいところです。
管理人は重ねスリーブを始めてかなり経ちますが、始めて以降、スリーブをだめにしなくなりました。
かなり昔のスリーブでも未だに使えるため、時間が経てば経つほどやっててよかったなと思えます。
重ねスリーブをやったことのない人は、ぜひやってみることをおすすめします。