今回はストラクチャーデッキRを3つ使ってできるデッキを紹介します。
構築済みデッキのみのカードでできるため、初心者の方におすすめとなっています。
ストラクチャーデッキRとは?
ストラクチャーデッキRとは、KONAMIから発売されている、遊戯王の構築済みデッキのことです。
構築済みデッキと言えども完成度は高く、手軽に始められるためおすすめのセットとなっています。
詳しくはこちら
→【遊戯王】初心者や復帰勢にストラクチャーデッキRをおすすめする3つの理由
今回は、ストラクチャーデッキR第2弾「巨神竜復活」を使ったデッキを紹介します。
「巨神竜復活」に収録されているカードのみ使ったデッキを紹介するので、手軽に作ることができます。
巨神竜復活とは?
巨神竜復活のコンセプトは、レベル7・8の大型ドラゴン族モンスターを並べて戦うデッキです。
その性質上、大型モンスターを複数場に並べて戦うため、とてもパワフルなデッキとなっています。
切り札は「巨神竜フェルグラント」。攻撃力を上げる効果と、相手モンスターを戦闘破壊した時に墓地からドラゴン族を特殊召喚できる効果を持ち、攻めながら展開することができます。
デッキリスト
まずはデッキリストを紹介します。
全て「巨神竜復活」に収録されているカードです。
モンスター 22
巨竜の聖騎士 ×3
巨竜の守護騎士 ×3
ライトロード・モンクエイリン ×2
輝白竜ワイバースター ×3
暗黒竜コラプサーペント ×3
エクリプス・ワイバーン ×2
フェルグラントドラゴン ×1
アークブレイブドラゴン ×2
巨神竜フェルグラント ×2
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ×1
魔法 15
巨神竜の遺跡 ×3
復活の福音 ×3
竜の渓谷 ×3
テラ・フォーミング ×1
おろかな埋葬 ×1
増援 ×1
光の援軍 ×3
罠 3
リビングデッドの呼び声 ×3
デッキの回し方
基本的な流れは、「巨竜の聖騎士」や「巨竜の守護騎士」と、「巨神竜の遺跡」のコンボで「巨神竜フェルグラント」を特殊召喚し、「巨神竜フェルグラント」の効果で後続のドラゴン族を並べていくという形になります。
各流れを詳しく見ていきます。
①巨神竜フェルグラントの特殊召喚
「巨神竜フェルグラント」はレベル8の大型モンスター。そのまま出そうとすれば2体のリリースが必要になります。
また、「巨神竜フェルグラント」墓地から特殊召喚された場合に発動する効果を持っているので、基本的には墓地から出すことを狙います。
墓地から「巨神竜フェルグラント」を出すのに使うのが、「巨竜の聖騎士」と「巨竜の守護騎士」です。
どちらも場に出した時にドラゴン族を装備する効果と、フィールドのモンスターとともにリリースすることで墓地のドラゴン族を特殊召喚する効果を持っています。
この、墓地からドラゴン族を特殊召喚する効果を使っていきます。
しかし、騎士たちは場に出しただけでは1体のモンスターでしかなく、リリースするにはもう1体のモンスターが必要です。
そこで使うのが、「巨神竜の遺跡」です。
「巨神竜の遺跡」はフィールドのカードを墓地に送ることでトークンを特殊召喚できます。
騎士たちが装備したカードをこの効果で墓地に送り、トークンを特殊召喚することで2体のリリースをまかなっていきます。
結果的に「巨神竜の遺跡」があれば、「巨竜の聖騎士」「巨竜の守護騎士」を出すだけで、墓地からドラゴン族を特殊召喚する準備が整います。
ただ、毎回「巨神竜の遺跡」が来るかと言われれば微妙なところです。
「巨竜の聖騎士」と「巨竜の守護騎士」は合計で6枚ありますし、「増援」で手札に加えることもできます。
しかし、「巨神竜の遺跡」は墓地から自身を回収する効果があるとはいえ、引けない可能性は残ります。
そこで、このデッキでは「輝白竜ワイバースター」と「暗黒竜コラプサーペント」を入れています。
これらは手札から特殊召喚できるため、「巨竜の聖騎士」「巨竜の守護騎士」と共に場に出すことで、2体のリリースを確保できます。
メインデッキに光属性が多いため、墓地の闇属性を除外して特殊召喚する必要のある「輝白竜ワイバースター」は使いにくいので、「暗黒竜コラプサーペント」から特殊召喚して墓地に闇属性を用意しておくようにしましょう。
巨竜の騎士を使うことのメリットは、墓地から特殊召喚したいモンスターを墓地に用意しておく必要がないということです。
なぜなら、「巨神竜の遺跡」でトークンを特殊召喚する際に、巨竜の騎士が装備しているドラゴン族を墓地に送るからです。
巨竜の騎士が装備するドラゴン族は手札から装備できますし、「巨竜の聖騎士」ならデッキから装備することができます。
それをそのまま墓地に送るので、あらかじめドラゴン族を墓地に送る必要がないのです。
なので、巨竜の騎士を使う出し方は、序盤に使っていくことになります。
中盤以降、墓地にドラゴン族がたまってからは「復活の福音」や「アークブレイブドラゴン」を使って直接「巨神竜フェルグラント」を出すのが良いでしょう。
②並べたモンスターで戦う
相手モンスターへの対処は基本的に「巨神竜フェルグラント」が担います。
「巨神竜フェルグラント」は墓地からの特殊召喚時に相手モンスターを除外できます。
破壊耐性を持つモンスターでも除去できるため、除去性能は高めです。
「リビングデッドの呼び声」を使って相手ターンに出すことで、相手ターン中にも除去を行うことができるのは覚えておきましょう。
除外したモンスターのレベルかランク分×100攻撃力も上がるため、戦闘でも比較的強いです。
攻撃力3000はほぼ超えるので、戦闘で負けることはあまりありません。
しかしそれでも、攻撃力で押し負けそうなときはあります。
そういう時は「フェルグラントドラゴン」を使いましょう。
一旦フィールドから墓地へ行かないと特殊召喚できないため、巨竜の騎士のサポートは必須ですが、攻撃力の上昇値が2倍になります。
対象にするのは自分の墓地のモンスターです。このデッキならほぼレベル8を選ぶことになると思うので、攻撃力は4400まで上がります。
レベル10の「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」を選ぶことができれば、攻撃力4800となります。
戦闘ではたいていの相手に勝てるようになるので、攻撃力で押し負けている時は「フェルグラントドラゴン」を使いましょう。
最近は魔法・罠への対処も欠かせません。
特に厄介な効果を持つ永続魔法・罠やフィールド魔法が増えたため、これらは一刻も早く除去しなければなりません。
そういう時に役立つのが「アークブレイブドラゴン」です。
墓地から特殊召喚に成功した時に相手の表側の魔法・罠を全て除外します。
最近の表側の魔法・罠は破壊された時に発動する効果や墓地で発動する効果を持つものが多いですが、それらを完全に封じることができます。
特にペンデュラムモンスターには強く、除外するためにエクストラデッキへ行くことを防げます。
こちらも「リビングデッドの呼び声」を使うことで相手ターンに除去を行えます。
相手がペンデュラムスケールを揃えた時なんかが狙い目です。
まとめ
色々なコンボはありますが、基本的には大型モンスターを並べて攻撃するというコンセプトです。
除去を行えるモンスターが多く、攻撃力も高いので、攻めでは中々の力を発揮します。
改良したい場合は、ドラゴン族の種類を増やすところから始めてみるとデッキが崩れにくく済みます。
慣れた頃にはもっと良いドラゴン族の出し方がないかを模索すると良いですね。
かっこいいドラゴン族を操るストラクチャーデッキR第2弾。手軽にデッキは作れますので、気になった方はぜひ作ってみて下さい。